小ネタ His uneasiness
いつからだろう 君のことをこんなにも好きになってしまった。
どんな手を使ってでも離れないようにしたいと思うまでに。
「なぁ美琴?もし俺がお前を俺の元から逃げられないように縄をつけるって言ったらどうする?」
「う~ん、正直悪い気はしないけどちょっと引くわね」
知ってたか?
俺が呼んでも美琴、不安な顔して気づかないことがたまにあるんだぞ?
そんな時俺かなり歯痒さに押しつぶされそうになる
俺じゃ力になれないのかなってな・・・
あぁ君の何もかもが愛しい。
しゃがみこんで犬を抱く後ろ姿も
「見て見て当麻ーこの子可愛いよ 私に懐くなんて!」
雲一つない5月の空にも負けないくらいきれいな水色のスカートも
「美琴それかなり似合ってるな」
「そう?ありがと!これね新調したお気に入りなの~♪」
俺たちはまだまだ学生で未熟なところだらけだけど
この愛を二人で育んでいこうな 俺はそうしたい
「俺たちこれからももっと仲良くやれるかな?」
「いきなりどうしたのよ?そんなの決まってるじゃない!」
俺はお前のこと守ってやれてるか?
お前とその周りの世界を守る約束ちゃんと守ってやれてるか?
もしそうでなくても・・・少なくとも誰よりも美琴を愛してるからな・・・
あぁこの想いちゃんと届いてるか?
「美琴好きだぞ」
「あ、あああああんた急にそういうことを/////知ってるわよ、バカ・・・」
そう信じてるとは言ってくれるけど
ホント?