チュッ・・・・・・・・・・・・・・。
とてもちいさな音とともに場の空気が溶けることのない氷につつまれた
とてもちいさな音とともに場の空気が溶けることのない氷につつまれた
上条さんの唇は・・御坂さんの頬に・・・・・・・。
白井「お、お、お、ああああぁぁぁぁぁぁぁ・・・・」かすれていく声
青ピ「そんなぁぁぁ」崩れ落ちる体
土御門「これまでか・・・」さらば・・友よ・・長い間楽しかったよ
御坂(え、え、この頬に当たっているいるのは何!?いやそれ以前になんでこんなことになった!?それになんで黒子がいたの?いやそれ以前にこの頬に当たっているのは・・・アイツのくちびる・・・。)
結果。
御坂「ふっにゃあああああああああああんんんんんん!!!!!」
上条「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」
御坂「ふっにゃあああああああああああんんんんんん!!!!!」
上条「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」
キャンプファイヤー5分前に雷と断末魔が響きわたった。
その後持ち前のタフさですぐに目を覚まし、土白青にボコボコにされながらも、
なんとかキャンプファイヤーの開会の話が終わるころに目を覚ますことができた上条さん
キャンプファイヤーという不幸イベントは始まる。
なんとかキャンプファイヤーの開会の話が終わるころに目を覚ますことができた上条さん
キャンプファイヤーという不幸イベントは始まる。
禁書「その頭蓋骨をかみ砕く!!!」
上条「まだ終わってなかったぁぁぁ!!!!」
そんなこんなでボロボロになった上条さん。
御坂「・・いつもこんななの、アンタ?・・よく身が持つわねえ。」
上条「慣れってやつだよ。あんまりうれしくない慣れだけどな。」
上条「まだ終わってなかったぁぁぁ!!!!」
そんなこんなでボロボロになった上条さん。
御坂「・・いつもこんななの、アンタ?・・よく身が持つわねえ。」
上条「慣れってやつだよ。あんまりうれしくない慣れだけどな。」
いつのまにか並んで座っている二人。上条さんにその自覚はない、疲れて座ったところに美琴が隣に座ってきたというのが真相である。こういうところなんだかんだ言ってデレデレな美琴さんなのである。
しかし周りからみると・・・・。
しかし周りからみると・・・・。
土御門(にゃー。もううちらにはどうにもならんぜいあの二人、がっちりぴったりだにゃー。)
青ピ(土御門はん、わてもそう思うわ。・・・・ところで白井はんは?)
土御門(さっきのほっぺた騒動の後ぶっ倒れて救護の先生のとこに運び込まれたにゃー。)
青ピ(それにしてもどないします?このままだと旗どころか通天閣が建ってまうで。)
青ピ(土御門はん、わてもそう思うわ。・・・・ところで白井はんは?)
土御門(さっきのほっぺた騒動の後ぶっ倒れて救護の先生のとこに運び込まれたにゃー。)
青ピ(それにしてもどないします?このままだと旗どころか通天閣が建ってまうで。)
白雪「ある意味良いことかもしれないよ。」
土御門「っ!!いつのまに!」
白雪「ずーっといたよー。気が付かないなんてひどいなぁー。」
青ピ「どないことやねん?『良いこと』って?」
白雪「上条君の問題って見境なしに無自覚に女の子と仲良くなることでしょ。」
土御門・青ピ「「せやせや」」
白雪「つまり本命がいないから、女の子みーんな『私が本命かも!』って思っちゃうのが問題なんだよ。本命が決まっちゃえば・・・・こっちもガード堅くすることできるし。」
少し悲しげな元『私が本命かも!』とときめいた少女白雪。
土御門「でもにゃー。カミやん、本命がおっても浮気しそうだぜい。」
青ピ「せやせや。結局意味ないやん」
白雪「常盤台のレベル5だよ?浮気しようもんなら即・・・」
土・青・白「「「To the Heaven!!!」」」
白雪「でしょ。まぁ確実にそうとは言い切れないから、今晩は様子見ってことであのままにしとこうよ。・・・・・・・・・・・結構いい感じになっちゃってるし。」
最後のあたりかなり憎々しげに付け足した白雪。
土御門「っ!!いつのまに!」
白雪「ずーっといたよー。気が付かないなんてひどいなぁー。」
青ピ「どないことやねん?『良いこと』って?」
白雪「上条君の問題って見境なしに無自覚に女の子と仲良くなることでしょ。」
土御門・青ピ「「せやせや」」
白雪「つまり本命がいないから、女の子みーんな『私が本命かも!』って思っちゃうのが問題なんだよ。本命が決まっちゃえば・・・・こっちもガード堅くすることできるし。」
少し悲しげな元『私が本命かも!』とときめいた少女白雪。
土御門「でもにゃー。カミやん、本命がおっても浮気しそうだぜい。」
青ピ「せやせや。結局意味ないやん」
白雪「常盤台のレベル5だよ?浮気しようもんなら即・・・」
土・青・白「「「To the Heaven!!!」」」
白雪「でしょ。まぁ確実にそうとは言い切れないから、今晩は様子見ってことであのままにしとこうよ。・・・・・・・・・・・結構いい感じになっちゃってるし。」
最後のあたりかなり憎々しげに付け足した白雪。
そうとは知らぬ桃色空間の住人の御二人は・・・。
上条「そういえば、常盤台ってペルシャ絨毯直したりするって本当か?にわかには信じがたいが。」
御坂「うん、ホントよ。私結構うまいんだから。」
上条「本当か?・・・お前の場合、ミシンを電撃でショートさせてそうだが。」
御坂「っ!!・・・いや、あの一度くらいはしたけどさ。(つい最近だけど)」
上条「・・・やっぱりな。」
御坂「やっぱりって何よやっぱりって!」
上条「そういえば、常盤台ってペルシャ絨毯直したりするって本当か?にわかには信じがたいが。」
御坂「うん、ホントよ。私結構うまいんだから。」
上条「本当か?・・・お前の場合、ミシンを電撃でショートさせてそうだが。」
御坂「っ!!・・・いや、あの一度くらいはしたけどさ。(つい最近だけど)」
上条「・・・やっぱりな。」
御坂「やっぱりって何よやっぱりって!」
ぎゃぎゃあ騒ぐ二人、会話はまだまだ続くのであった。
「それじゃあみなさーん、キャンプファイヤーを始めるのですよー。」
小萌先生の号令とともにキャンプファイヤーが始まった。
災誤先生が考えていたのは、何のことはない、獅子舞であった。彼の故郷でやってるものらしいが・・・・・・・・・・
中で獅子を動かしているのはあわれ彼の教え子である。
災誤先生らしく、プロ志向の強い獅子を動かしているのはおよそ1カ月間もの間夜を日に継ぐ勢いで「誰にも言うなよ。これはあくまでスペシャルイベントなんだ!」と言ってすけすけ見る見る顔負けの特訓を強いられた災誤先生選りすぐりの「勇者」たちである。
彼らは災誤先生の目もあるので非常にまじめに舞った。
すさまじい練習も相まって
実際へたな地域おこしの祭りよりもうまかった。の、だが・・・・見てない奴もいるわけで・・。
「にゃー!!舞夏が作ったサンドウィッチは最高だにゃー!!!!!!」
「ほんまや!」
「・・・・・救護所抜け出してカミやんを追っかけたりー、あげくレベル5にふっ飛ばされたって聞いたから作ってきたんだがー。・・・・・こりゃいらなかったかなー?」
滅相もございませんにゃー。という感じで舞夏の作ったのを食べるバカ二人。彼女の一言「あまり大声出して食べるなよー。ばれるぞー。」を聞いてなかったせいで…
小萌先生の号令とともにキャンプファイヤーが始まった。
災誤先生が考えていたのは、何のことはない、獅子舞であった。彼の故郷でやってるものらしいが・・・・・・・・・・
中で獅子を動かしているのはあわれ彼の教え子である。
災誤先生らしく、プロ志向の強い獅子を動かしているのはおよそ1カ月間もの間夜を日に継ぐ勢いで「誰にも言うなよ。これはあくまでスペシャルイベントなんだ!」と言ってすけすけ見る見る顔負けの特訓を強いられた災誤先生選りすぐりの「勇者」たちである。
彼らは災誤先生の目もあるので非常にまじめに舞った。
すさまじい練習も相まって
実際へたな地域おこしの祭りよりもうまかった。の、だが・・・・見てない奴もいるわけで・・。
「にゃー!!舞夏が作ったサンドウィッチは最高だにゃー!!!!!!」
「ほんまや!」
「・・・・・救護所抜け出してカミやんを追っかけたりー、あげくレベル5にふっ飛ばされたって聞いたから作ってきたんだがー。・・・・・こりゃいらなかったかなー?」
滅相もございませんにゃー。という感じで舞夏の作ったのを食べるバカ二人。彼女の一言「あまり大声出して食べるなよー。ばれるぞー。」を聞いてなかったせいで…
「・・・なあ、土御門はん?」「なんだにゃー?」
「生命の危機を感じるのは気のせいやろか?」「・・・・にゃー。背後から殺気が!」
ボッコーン!!!
バカ二人は宙を舞う。そして落下地点をみると…
「にゃー!!!!!なんであのゴリラ、人を投げ飛ばしたうえ落下地点に先回りしてんだにゃー!!!!!!!」「もうだめやー!!!」
バカ二人の(誇張ではなく)破壊される音を聞きながら上条さんは。
「?、なんかあの二人、またなんかやってんなー。」
「下手するとあんたより厄介事に巻き込まれてない?」
しかしこの二人にも厄介事が降りかかりつつあった。元凶はツインテールのジャッジメント!
常盤台生に「わが校の誇るレベル5が今にもケダモノの餌食になりそうだ。」と吹聴し、合図とともにそのケダモノを吹っ飛ばして燃え盛る火にぶち込む算段まで付けていた。
そうとは知らない二人。
小萌先生の気遣い(?)でダンスをしようということになると・・・・・
「アンタ、どうせ相手いないでしょうから・・・・相手になってあげるわよ。」
沸点直前、ゆでダコ、蛸入道、赤鬼、どれをとっても彼女にはかなわない!というくらいの真っ赤な顔で言うが・・
「良いぞ、ほかに相手探すのも面倒だし。」
全く気が付かない、女心に疎い上条さん。それでも一緒に踊れて内心結構喜んでたりする美琴さん。
二人が踊れば黒子の炎は燃え盛る。
(おのれぇぇぇぇぇぇ!あの類人猿がぁぁ!!お姉さまもなんで、楽しそうですのぉぉぉ!!!!!)
そして彼女は「プラン」を実行に移す。
【プラン概要】
①ケダモノをキャンプファイヤーの火に突っ込む
②お姉さまを黒子が抱きついて保護(無論テレポートで)
③お姉さまもろともテレポートで安全地帯(ホテル)まで移動
④お姉さまと一夜を・・・・
「生命の危機を感じるのは気のせいやろか?」「・・・・にゃー。背後から殺気が!」
ボッコーン!!!
バカ二人は宙を舞う。そして落下地点をみると…
「にゃー!!!!!なんであのゴリラ、人を投げ飛ばしたうえ落下地点に先回りしてんだにゃー!!!!!!!」「もうだめやー!!!」
バカ二人の(誇張ではなく)破壊される音を聞きながら上条さんは。
「?、なんかあの二人、またなんかやってんなー。」
「下手するとあんたより厄介事に巻き込まれてない?」
しかしこの二人にも厄介事が降りかかりつつあった。元凶はツインテールのジャッジメント!
常盤台生に「わが校の誇るレベル5が今にもケダモノの餌食になりそうだ。」と吹聴し、合図とともにそのケダモノを吹っ飛ばして燃え盛る火にぶち込む算段まで付けていた。
そうとは知らない二人。
小萌先生の気遣い(?)でダンスをしようということになると・・・・・
「アンタ、どうせ相手いないでしょうから・・・・相手になってあげるわよ。」
沸点直前、ゆでダコ、蛸入道、赤鬼、どれをとっても彼女にはかなわない!というくらいの真っ赤な顔で言うが・・
「良いぞ、ほかに相手探すのも面倒だし。」
全く気が付かない、女心に疎い上条さん。それでも一緒に踊れて内心結構喜んでたりする美琴さん。
二人が踊れば黒子の炎は燃え盛る。
(おのれぇぇぇぇぇぇ!あの類人猿がぁぁ!!お姉さまもなんで、楽しそうですのぉぉぉ!!!!!)
そして彼女は「プラン」を実行に移す。
【プラン概要】
①ケダモノをキャンプファイヤーの火に突っ込む
②お姉さまを黒子が抱きついて保護(無論テレポートで)
③お姉さまもろともテレポートで安全地帯(ホテル)まで移動
④お姉さまと一夜を・・・・
当然だが、③以降のプランは誰にも言っていない。黒子の独断、個人プレイである
ドゴーン!!!!!!!!
全員がレベル3以上の常盤台の攻撃が上条さんに集中する!
得意の右手もさすがにここまで数が多いと処理不能、吹っ飛ばされる。いつもならばここで「不幸だぁー!!!」イベントが発生するのだが・・・・・「あぶない!」美琴がさけぶ。
とっさに彼女はキャンプファイヤーをレールガンで撃つ。
あっさりとキャンプファイヤーが崩れ落ち、人が逃げまどい火が烈風で吹き消され、あたりは闇に包まれる。テレポートしようとしていた黒子も対応できない。
その闇の中上条さんと美琴がやぶの中へと逃走したのに気が付いたものはいなかった。
全員がレベル3以上の常盤台の攻撃が上条さんに集中する!
得意の右手もさすがにここまで数が多いと処理不能、吹っ飛ばされる。いつもならばここで「不幸だぁー!!!」イベントが発生するのだが・・・・・「あぶない!」美琴がさけぶ。
とっさに彼女はキャンプファイヤーをレールガンで撃つ。
あっさりとキャンプファイヤーが崩れ落ち、人が逃げまどい火が烈風で吹き消され、あたりは闇に包まれる。テレポートしようとしていた黒子も対応できない。
その闇の中上条さんと美琴がやぶの中へと逃走したのに気が付いたものはいなかった。
15分後、投光器が点灯し暗闇が塗り消されたとき二人がいないことにみな気がついたが、もうすでに遅かった。
「お姉さまぁぁああ!!」黒子の声は闇夜に消えた。
「お姉さまぁぁああ!!」黒子の声は闇夜に消えた。
時間は15分前、つまり二人だけの桃色空間へとさかのぼる。
「ハァ、ハァ、ハァ。おまっ、あの白井って、やつ、やばくね?」
「ハァ、ハァ、まぁ、たしかに、ね。」
お互い息も切れ切れである。
闇に慣れていないふたり、不幸体質の上条さんが木に躓きもう一人へダイブ。
ただ、今回は不幸体質が「不幸」でなかった。
「ハァ、ハァ、ハァ。おまっ、あの白井って、やつ、やばくね?」
「ハァ、ハァ、まぁ、たしかに、ね。」
お互い息も切れ切れである。
闇に慣れていないふたり、不幸体質の上条さんが木に躓きもう一人へダイブ。
ただ、今回は不幸体質が「不幸」でなかった。