チュッ
上条
(またキスしてしまいました・・・
しかも今度は唇と唇で・・・・・・・・・
また電撃が来るぅぅぅぅうううううううう!!!!!!)
上条
(またキスしてしまいました・・・
しかも今度は唇と唇で・・・・・・・・・
また電撃が来るぅぅぅぅうううううううう!!!!!!)
と思っていたが・・・
上条(あれ?いつまでたってもこないぞ?)
「お、おい美琴。大丈夫なのか?」
美琴「だ・・大丈夫でしゅにゃ」
といっている美琴さん、もはや体中真っ赤っ赤っ赤。体温も5度ぐらい上がっているんじゃないか?と思う上条さん
「お、おい美琴。大丈夫なのか?」
美琴「だ・・大丈夫でしゅにゃ」
といっている美琴さん、もはや体中真っ赤っ赤っ赤。体温も5度ぐらい上がっているんじゃないか?と思う上条さん
美琴「・・・もういいわよね」
上条「ん?あ、いや。ホントにこれは事故で決してわざとではn・・・」
美琴「ちがう!!そんなことじゃないわよ!!」
突然大声を出されてびっくりした上条さん。幸い黒子は駆けつけないみたいだが。
美琴「そういうことじゃないわよ・・・」
上条「どうしたんだ?美琴・・・・・?」
美琴「・・・・・・好きなのよ」小鳥のような小さな声
上条「え・・・・・」
上条「ん?あ、いや。ホントにこれは事故で決してわざとではn・・・」
美琴「ちがう!!そんなことじゃないわよ!!」
突然大声を出されてびっくりした上条さん。幸い黒子は駆けつけないみたいだが。
美琴「そういうことじゃないわよ・・・」
上条「どうしたんだ?美琴・・・・・?」
美琴「・・・・・・好きなのよ」小鳥のような小さな声
上条「え・・・・・」
美琴「好きなのよ!アンタの事が!!」静寂の森の中、その声は響いた。上条の耳にもはっきりと聞こえただろう。
「・・・アンタは、・・私のこと、嫌い?」
いわれて考える上条さん。はっきり言ってそういう目で美琴を見たことがなかった。
0.5秒ほど考える上条。
「・・・アンタは、・・私のこと、嫌い?」
いわれて考える上条さん。はっきり言ってそういう目で美琴を見たことがなかった。
0.5秒ほど考える上条。
◆上条さんの脳内状況◆・・・・・・
(にゃ、にゃぜに御坂からの逆告白??待てこれはエイプリルフールかいやそれはない。どう見てもマジだし、えーっと・・・・・そういやこいつって結構美人だったりするかも・・こいつのこと好きか嫌いかと言われれば・・・・良い奴だし・・)
(にゃ、にゃぜに御坂からの逆告白??待てこれはエイプリルフールかいやそれはない。どう見てもマジだし、えーっと・・・・・そういやこいつって結構美人だったりするかも・・こいつのこと好きか嫌いかと言われれば・・・・良い奴だし・・)
「・・・いや。・・・好き、かな。」
「かな?」
「好きだ。」
「かな?」
「好きだ。」
美琴さん意識ぶっ飛びー。・・・・・・・・・・
「御坂さ・・・・美琴?おーい、戻ってこーい。」
「・・っっ!ごめん!気絶してたかも・・・」
「俺の、聞いてた?」
「き、聞いてたわよ。ちゃんと。」
(あやしいな。もう一回言うか?・・・だめだ!恥ずかしすぎる!2回は言えねー!!!)
ふと上条さんは気が付く。
お互いに手を首にまわしていることに。いつの間にこうなったのかはわからない。
が、ここは口で言うよりも、そっちのほうが気持ちも伝わるし、口で言うより恥ずかしくない!
いや、そっちのほうが恥ずかしいような気もするのだが、美琴に負けず劣らず思考回路がショートしている上条さんは・・・・・・・・・・・・・キスした。
「御坂さ・・・・美琴?おーい、戻ってこーい。」
「・・っっ!ごめん!気絶してたかも・・・」
「俺の、聞いてた?」
「き、聞いてたわよ。ちゃんと。」
(あやしいな。もう一回言うか?・・・だめだ!恥ずかしすぎる!2回は言えねー!!!)
ふと上条さんは気が付く。
お互いに手を首にまわしていることに。いつの間にこうなったのかはわからない。
が、ここは口で言うよりも、そっちのほうが気持ちも伝わるし、口で言うより恥ずかしくない!
いや、そっちのほうが恥ずかしいような気もするのだが、美琴に負けず劣らず思考回路がショートしている上条さんは・・・・・・・・・・・・・キスした。
短い時間だったが、長く感じられる時間だった。
二人の唇が離れると周りの音が戻ってきた。
なにやら騒がしいことになっているようだ。
さいわいまだ二人がいないのはばれていないらしい。
なにやら騒がしいことになっているようだ。
さいわいまだ二人がいないのはばれていないらしい。
「(もう少しこうしてたいけど・)・・・戻ったほうがよくない?」
「・だな。ばれたら・・・・やばいな俺たち。」
「・・・・・そう、よね。(まぁ、良いか☆キスできたし、告白できたし。)」
「・だな。ばれたら・・・・やばいな俺たち。」
「・・・・・そう、よね。(まぁ、良いか☆キスできたし、告白できたし。)」
暗闇の中、キャンプファイヤーへと戻る二人。どちらともなくしっかり手をつないでいた。
◆そのころレールガンでめちゃくちゃになった会場では◆・・・・
「にゃー!!真っ暗だぜい!俺の下にいるのは誰だ、すまないにゃー。」
「・・・・わたしだけど。」
「っ!?しっ、白雪?すまん!すぐはなれるって・・誰だおれの上にいるのはー!!」
「このバカ者が!!!!」
ボコッ!!
「ぐはー!!!吹寄!!これは事故だ!!」
「じゃあ事故でどうしてそこまで絡み合ってんのよ!!??」
「俺の上に乗ってた野郎に言われたくはグルゴギュ!」
「つ、土御門君?だいじょーぶー?」
「・・・・わたしだけど。」
「っ!?しっ、白雪?すまん!すぐはなれるって・・誰だおれの上にいるのはー!!」
「このバカ者が!!!!」
ボコッ!!
「ぐはー!!!吹寄!!これは事故だ!!」
「じゃあ事故でどうしてそこまで絡み合ってんのよ!!??」
「俺の上に乗ってた野郎に言われたくはグルゴギュ!」
「つ、土御門君?だいじょーぶー?」
新規カミやん病感染者;土御門元春
相手;白雪月夜
相手;白雪月夜
この二人がこれ以降よく話し、一緒に登下校するようになったというのは情報屋からの確かな情報である。
◆約15分後◆
投光機により光が戻り、再開に向けた準備が始まろうとしていた会場。
「お姉さまー!!グゲゴッ!!」
「そんな大声で人を呼ばない! 恥ずかしいじゃないの。」
「ああ、お姉さま よくご無事で。・・・あの野蛮人は?」
「あああのと、馬鹿?あっちで青髪の奴と話しているわよ。」
「そうなのですか、それにしても何もなくて・・・・・ハッ!!」
「どど、どうしたの黒子?」
いやーな予感がしてじりじりと引いていく美琴。
そしてその予感は的中した。
「いま一瞬『と』っておっしゃいましたわね。」
「な、何のことでしょうか、黒子サン??」
「おとぼけになられても無駄です!!今あの野蛮人のファーストネームを御呼びなさろうとしていましたでしょう!!!」
「なっ、何いってんのよ!付き合ってるわけでもないのに!!!!」
「なっっっ!!!!いつの間にそこまで深い仲にぃぃぃぃ!!おのれぇぇ!!!!!」
言いながら黒子は美琴の服を見る。所々枯れ葉が付いている、特に背中に。
黒子はこう判断した。「あの類人猿はお姉さまを押し倒した!」と。
大正解!
しかし、先に告白したのが美琴であるとまでは思ってもおらず、当然上条を攻撃しようとして振り返った!
結果、次に黒子が気が付いたのは本日何度目になるかわからないベッドの上だった。
言うまでもなく、美琴の電撃(かなりの高出力)である。
「お姉さまー!!グゲゴッ!!」
「そんな大声で人を呼ばない! 恥ずかしいじゃないの。」
「ああ、お姉さま よくご無事で。・・・あの野蛮人は?」
「あああのと、馬鹿?あっちで青髪の奴と話しているわよ。」
「そうなのですか、それにしても何もなくて・・・・・ハッ!!」
「どど、どうしたの黒子?」
いやーな予感がしてじりじりと引いていく美琴。
そしてその予感は的中した。
「いま一瞬『と』っておっしゃいましたわね。」
「な、何のことでしょうか、黒子サン??」
「おとぼけになられても無駄です!!今あの野蛮人のファーストネームを御呼びなさろうとしていましたでしょう!!!」
「なっ、何いってんのよ!付き合ってるわけでもないのに!!!!」
「なっっっ!!!!いつの間にそこまで深い仲にぃぃぃぃ!!おのれぇぇ!!!!!」
言いながら黒子は美琴の服を見る。所々枯れ葉が付いている、特に背中に。
黒子はこう判断した。「あの類人猿はお姉さまを押し倒した!」と。
大正解!
しかし、先に告白したのが美琴であるとまでは思ってもおらず、当然上条を攻撃しようとして振り返った!
結果、次に黒子が気が付いたのは本日何度目になるかわからないベッドの上だった。
言うまでもなく、美琴の電撃(かなりの高出力)である。
「・・・おい、大丈夫なのか?」
「多分ね。黒子のことだから。」
「多分ね。黒子のことだから。」
なんだかんだで一緒にいる二人。
見ていたバカ二人は・・・・・・・
「にゃー!!もう我慢ならんぜい!行くぜ青ピ!!様子見はやめにゃー!!!」
「あいな!いくで、土御門はん!!」
「だーかーらー。相手はレベル5だよー・・・って!!!」
ビリビリバッチーン!!!!!!!
「早!!ものの3秒で二人とも黒こげだー!!!」
「にゃー。」「だめやー。」
見ていたバカ二人は・・・・・・・
「にゃー!!もう我慢ならんぜい!行くぜ青ピ!!様子見はやめにゃー!!!」
「あいな!いくで、土御門はん!!」
「だーかーらー。相手はレベル5だよー・・・って!!!」
ビリビリバッチーン!!!!!!!
「早!!ものの3秒で二人とも黒こげだー!!!」
「にゃー。」「だめやー。」
「・・・美琴?・・・さっきから強すぎじゃね?」
「良いのよ!(邪魔する奴はみんな撃つ!!)」
「まぁ、ほどほどにな。美琴の方が先にばてるかもしれんから。」
「良いのよ!(邪魔する奴はみんな撃つ!!)」
「まぁ、ほどほどにな。美琴の方が先にばてるかもしれんから。」
レベル5が彼女だと、向かうところ敵なしである。
そんなこんなでキャンプファイヤーも終わる。
「明日が最終日よねー。えーっと・・・・昼食はバーベキューでそのあと帰るみたい。アンタのとこは?」「同じだな。」
ちょうどそこへやや憔悴しきった顔のステイルが通りかかった。
「?どうした、ステイル?」「ん?いや、インデックスがね僕の分の夕食まで食べてしまったんだよ。」「そりゃ、災難だな。」「それだけじゃない。他の人の分まで食べてまた叱られた。僕がね。」
どうも今夜の上条さんは不幸を人に押し付けているようである。
そんなこんなでキャンプファイヤーも終わる。
「明日が最終日よねー。えーっと・・・・昼食はバーベキューでそのあと帰るみたい。アンタのとこは?」「同じだな。」
ちょうどそこへやや憔悴しきった顔のステイルが通りかかった。
「?どうした、ステイル?」「ん?いや、インデックスがね僕の分の夕食まで食べてしまったんだよ。」「そりゃ、災難だな。」「それだけじゃない。他の人の分まで食べてまた叱られた。僕がね。」
どうも今夜の上条さんは不幸を人に押し付けているようである。
上条と美琴が告白しているのは白井たちは知らない。しかしその桃色空間を後ろで見ていたものがいた。
10032号「あの人のことが心配になり、急いで来てみたのはいいですが・・・・・とミサカは衝撃的なシーンを見せ付けられています」
妹達「「「「ギャーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!」」」」
そう、シスターズは見てしまった、あの二人のキスを。世界各地の妹達は同時に悲鳴を上げた。
12887号「も、もはや我らの存在意義がなくなってしまいます。とミサカは落胆の色を隠しきれません」
18568号「オリジナルに先を越されるとは・・・・とミサカはあの二人の大胆さに驚いてみます。」
10032号「いくらオリジナルといえどこれは許されません。とミサカは自分の恋心をさらに燃やしてみます」
打ち止め「うっわ~、パパとママがそんなにラブラブだったとは。ってミサカはミサカは案外それもいいかもと思ってみたり」
17526号「あなたの場合、一方通行がいるからのんびりしていられるんです。とミサカは上位固体に怒りを向けてみます」
13267号「それよりもこれを見せ付けられてこのあとの私達はどうすればいいかという点で話し合いをしなければ。とミサカは比較的冷静な判断をしてみます」
10032号「ミサカはオリジナルを殺し、あの人を奪いたい。とミサカは残虐的な発言をしてみます」
19090号「と、とりあえず落ち着きましょう。とミサカはあまりの変化にたじろいでみます」
10032号「一人でダイエット(抜け駆け)をしたあなたに言われたくはありません。とミサカは毒づいてみます」
打ち止め「もめないでー!ってミサカはミサカは白い人に疑いの目をかけられてたり」
13267号「だからこれからどうするか話し合いましょう、特に19090号に罵倒を浴びせている10032号!とミサカは少し切れ気味に言ってみます!!」
10032号「ふーーー。わかりました。とミサカはやっと落ち着きを取り戻してみます」
18568号「ではなにをすればいいか誰か意見はありますか?とミサカは疑問をぶつけてみます」
妹達「「「「うーーーーーーーーん・・・・」」」」
10032号「・・ところであとのミサカはどうしたのですか?とミサカはあまりに少ない評議会参加者数について疑問を呈します。」
18568号「隣に一人いたのですが、とミサカは同じミサカが隣で気絶していることを告げます。」
妹達「「「なっ、なんですと!?」」」
打ち止め「そうそう、実は今気を失わずに立っていられるのは100人ぐらいだよってミサカはミサカは新情報を伝えたり。」
10032号「まあ、それだけの衝撃でしたからね、とミサカはかろうじて立っている現状を伝えます。」
13267号「こちらもです、とミサカはつげます。ところでほんとにどうしましょう?とミサカは脱線した話の修正を試みます。」
19090号「現在、彼に一番近いミサカは10032号ですね?とミサカは確認をとります。」
10032号「はい、ただしもう二人はキャンプファイヤーに戻ってしまいました、とミサカは付け足します。」
打ち止め「もうあの二人くっ付けちゃっていいんじゃないのー、ってミサカはミサカは爆弾を落としてみたり。」
妹達「「「「子供は黙ってなさい!!!!!」」」」
打ち止め「ひー!!ってミサカはミサカはネットワークから撤退してみたり!」
と、打ち止めはネットワークから出て行った。
10032号「・・ところであとのミサカはどうしたのですか?とミサカはあまりに少ない評議会参加者数について疑問を呈します。」
18568号「隣に一人いたのですが、とミサカは同じミサカが隣で気絶していることを告げます。」
妹達「「「なっ、なんですと!?」」」
打ち止め「そうそう、実は今気を失わずに立っていられるのは100人ぐらいだよってミサカはミサカは新情報を伝えたり。」
10032号「まあ、それだけの衝撃でしたからね、とミサカはかろうじて立っている現状を伝えます。」
13267号「こちらもです、とミサカはつげます。ところでほんとにどうしましょう?とミサカは脱線した話の修正を試みます。」
19090号「現在、彼に一番近いミサカは10032号ですね?とミサカは確認をとります。」
10032号「はい、ただしもう二人はキャンプファイヤーに戻ってしまいました、とミサカは付け足します。」
打ち止め「もうあの二人くっ付けちゃっていいんじゃないのー、ってミサカはミサカは爆弾を落としてみたり。」
妹達「「「「子供は黙ってなさい!!!!!」」」」
打ち止め「ひー!!ってミサカはミサカはネットワークから撤退してみたり!」
と、打ち止めはネットワークから出て行った。
一方「テメエ、さっきから何コソコソしてンだよ?」
打ち止め「何でもない何でもない、ってミサカはミサカは平静を装ってみたりってゴギュ!」
一方「てめえがそうやってるってぇのはなンかあるンだな?」
打ち止め「ムグググ、ミサカはミサカは評議会の内容は絶対漏らさないって、ミサカはミサカは墓の中まで守り通すって誓ってみたり!!!・・・ハッ!!」
一方「ほう、評議会ねぇ。・・・・・正直に言ってみろってンだよ!」
打ち止め「わかったわかった話すから!ってミサカはミサカは他のミサカに誤ってみる!」
◆状況説明(ただし評議会が始まってることのみ)◆
一方「・・ンで、なンでそいつは始まったンだ?ラストオーダー?」
一方「・・ンで、なンでそいつは始まったンだ?ラストオーダー?」
◆状況説明Part2(オリジナルと上条さんについてだという説明)◆
一方「・ンで、二人のどこが問題なンだよ!?」
はぐらかす打ち止めに、こめかみがヒクヒクしている一方通行
一方「・ンで、二人のどこが問題なンだよ!?」
はぐらかす打ち止めに、こめかみがヒクヒクしている一方通行
打ち止め「ううう、これ以上は・ゴギュ!!!」
一方「言え。」
一方「言え。」
打ち止め「言います言いますってミサカはミサカは口が引き裂かれそうなのをガマンして言ってみる!!」
◆状況説明Part3(すべてを暴露!)◆
一方「なンだ、そンなことかよ?くっだらねエ。」
一方「なンだ、そンなことかよ?くっだらねエ。」
打ち止め「っ!!これは大問題だよってミサカはミサカはあなたの神経を疑ってみる!!」
一方「結構前からあいつらデレデレだったじゃねエか。」
打ち止め「た、確かに。でもこれは他のミサカにとっては存在意義にかかわる大問題なの!!ってミサカはミサカはことの重大性を伝えてみる!!」
一方「そンなのが存在意義なのかよ?ン?他のってどういう意味なンだ?」
打ち止めに「私にはあなゴギュ!!!!!」
一方「・・・・だまれ・・・」
打ち止め「あー、赤くなってるってブハッ!!!!」
一方「それ以上言ったら承知しねエぞ!」
こっちもこっちで史上最強のツンデレ(?)アクセラレータは・・・赤い。再点火したキャンプファイヤーの火に照らされているからかもしれないが。
◆臨時全ミサカ評議会◆
10032号「ガキはいなくなりましたし、本題に戻りましょう。とミサカは気を取り直して言ってみます。」
こっちもこっちで史上最強のツンデレ(?)アクセラレータは・・・赤い。再点火したキャンプファイヤーの火に照らされているからかもしれないが。
◆臨時全ミサカ評議会◆
10032号「ガキはいなくなりましたし、本題に戻りましょう。とミサカは気を取り直して言ってみます。」
18265号「しかし、キスまで行かれたのでは私たちにできることはありません、とミサカは悲観的になっています。」
1
9090号「何しろ私たちにはオリジナルへのアドバンテージが全くありません、とミサカは自分のウエストあたりを見ながら言ってみます。」
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9090号「何しろ私たちにはオリジナルへのアドバンテージが全くありません、とミサカは自分のウエストあたりを見ながら言ってみます。」
17265号「・・そこだけは勝っているぞと言いたいんですねこの野郎、とミサカは19090号への攻撃に最適な武器の選定を開始します。」
10032号「落ち着きなさい17265号、とミサカは本題へ戻れと言います・・ハッ!!」
妹達「「「「どうしたのですか?」」」」
10032号「我々には一つアドバンテージがあるではありませんか、それもとっておきの!とミサカは伝えます。」
18265号「!!あの方のご自宅の場所ですね!とミサカは狂喜します。」
19090号「なるべくはやくそこへ行って積極的行動を開始するべきです、なぜならオリジナルも早晩その情報を知るでしょうから、とミサカは10032号をせかします。」
10032号「わかりました・・ムグッ!!!!!」
18265号「どど、どうしたのですか10032号?とミサカは心配します。」
10032号「遅かったようです。とミサカは敗北を宣言します。」
妹達「「「「ま、まさか!!」」」」
10032号「そのまさかです!今オリジナルが上条さんの住所を聞き出すのに成功したとミサカはオリジナルに投げて貼り付けた小型盗聴器からの衝撃的情報をつ、た・・・・・・」
10032号からの通信が途絶えた。彼女もついに気絶したからである。
しかし他の妹達は10032号の気絶に対して何の信号も打たなかった。なんとなれば他の妹達も気絶するかネットワークを切断して絶望に打ちひしがれていたからだ。
◆数日後、冥土返しの病院◆・・・・・・
看護師A「先生!彼女たちの様子が変です!」
看護師A「先生!彼女たちの様子が変です!」
冥土返し「?どういうことだね?」
看護師A「いつもなら毎週月曜は占い雑誌を読んで喧嘩しているのに今日はあんな調子です!!!!」
冥土返し「どれどれ?」
そこで彼が見たのは雑誌を読んでは盛大なため息をつき、隣のミサカへ(丁寧に)雑誌を回して読んでいる妹達であった。
冥土返し「不思議だねえ?」
看護師A「処置しなくていいんですか?」
冥土返し「前にも言ったはずだね?彼女たちは一つの脳の命令に従っていくつもの行動をしている。どれか一つに絞らずとも全部できるんだから。」
看護師A「ええ、ですからみんなあんな調子なのは変です。」
冥土返し「だからそのままにしている方がいいんだよ。」
看護師A「はい?」
冥土返し「つまりだね?そのとてつもない大きさの脳全てを埋め尽くすほどの悲しみが彼女たちを襲っているというわけだよ。たぶん世界中の彼女たちが全部あんな感じだろうね?この場合我々にできるのはなんだい?」
看護師A「・・・・そっと見守る、ですか・・・。」
冥土返し「その通り。まあ原因は思い当たるけどね?」
看護師A「えっ!そうなんですか?で、理由は何ですか?教えてくださいよ。」
冥土返し「ダメダメ。・・君も野暮な人間だねえ?さっさと行くよ?たくさんの患者さんたちが僕たちを待っているんだからね?」
看護師A「へ?・・は、はあ・・」
ポカンとしている看護師Aを尻目に冥土返しは笑う。
(彼女たちがああいう悩みを持つというのは人間的に成長してるってわけだね?なら、素晴らしいことじゃないか。それに・・)冥土返しは振り返る。そこにはめいめい違う雑誌を読みだした妹達の姿があった。
(彼女たちがああいう悩みを持つというのは人間的に成長してるってわけだね?なら、素晴らしいことじゃないか。それに・・)冥土返しは振り返る。そこにはめいめい違う雑誌を読みだした妹達の姿があった。
(一人の人間に執着することで縛られていた脳が解放されて・・・・『自我』の芽生えに繋がるかもしれない。良いことじゃないか。)