とある魔術の禁書目録 自作ss保管庫

27-022

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匿名ユーザー

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小ネタ 箱の中身は何だろな~?パート2




御坂妹「もしもし、そこのアナタ、とミサカはアナタを呼び止めます」

上条「ん?俺?」

御坂妹「そうです」

上条「上条さんにいったい何のご用ですか?」

御坂妹「アナタにやってほしいゲームがあるのです」

御坂妹の前にはテーブルが置いてあり、その上には小さな箱が乗っている。

上条「またこれですか・・・・・」

上条は溜め息を吐いた。

御坂妹「?」

上条「で、箱の中身を手探りで当てろって言うんだろ」

御坂妹「そうです、とミサカは珍しく呑み込みの早いアナタに驚きます」

上条「当てたら賞品とか出るのか?」

御坂妹「ミサカを差し上げます」

上条「えぇ!?」

御坂妹「冗談です」

上条「ほっ・・・」

御坂妹「チッ・・・・箱の中身を差し上げます」

上条「まあそれなら」

今回は美琴が入れるようなスペースも無い。安心して箱に手を入れる上条。
早速手に何かが触れる。

上条「う~~~~ん」

布の感触、それだけだ。

上条「ヒントとかくれないか?」

御坂妹「ヒントですか、そうですね・・・・・お姉様です」

上条「美琴?」

謎の物体を手探りで調べる。少しずつ形も解ってきた。
どうやら衣服のようだ。そしてこの形で美琴と言えば・・・・

上条「短パン!」

御坂妹「正解です」

御坂妹は箱を開ける。そこには短パンが入っていた。

御坂妹「では賞品をお受け取り下さい」

上条の左手にしっかりと短パンを握らせる。

上条「正直、賞品としてはちょっと微妙だな」

御坂妹「何を言っているのですか?この短パンはお姉様がさっきまではいていた物ですよ」

上条「え?」

御坂妹「お姉様からこれを剥ぎ取るのにどれだけ苦労したか・・・・」

上条「おい・・・」

???「見つけたわよ・・・・」

後ろから聞こえた声に振り向く上条。そこにいたのは・・・・・

上条「美琴!?」

顔を真っ赤に染めた御坂美琴だった。

御坂妹「こんなに早く見つかるとは・・・・とミサカは想定外の事態に焦ります」

美琴「さっさと私の短パン返しなさい!」

御坂妹「残念ですがあの短パンは賞品としてこの方に差し上げました」

上条「おい!」

美琴「ええ!?ちょっと何?どうゆう事!?」

御坂妹「と言うわけでミサカは颯爽とこの場から退却します」

そう言うと御坂妹は逃げていった。

美琴「ちょっ、待ちなさ・・・・」

上条(すごく嫌な予感がする・・・・俺も逃げた方が良いな)

そーとこの場から逃げようとする上条、そこに

バチィ!

電撃が飛んできた。

上条「うわ!」

慌てて右手で打ち消す。

上条「美、美琴さん!?」

見ればどす黒いオーラと電撃を身に纏う御坂美琴。

美琴「アンタが妹を使って私から短パンを剥ぎ取る変態だとは思わなかったわ・・・」

上条「まて!誤解だ!」

美琴「問答無用!!」

上条目がけて走ってくる美琴。上条も慌てて走り出す。

美琴「待てやゴラァァァァァァァァァァ!!」

上条「だああ!不幸だーーーーーーー!!」

END(ひでぶ)









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