「「まず最初に男の子達にコスプレをしてもらおうと思います!!」」
「「「「「ちょっと待てい!!」」」」」
「なンで俺達がコスプレなンぞしなくちゃなンねェンだよォ!!」
「そうだそうだ!!俺達は招待客だぞ!!」
「にゃー!!断固拒否だぜい!!」
「ボクはもうこりごりや!!」
「それにお姫サマも見てるんでせうよ!?」
しかし母親達はそんなものには動じない。
「はいはーい!!カップルの女の子達ー!!この男共のコスプレ姿見たいかー!!」
「「「「「見たい!!」」」」」
「「「「「うおい!!」」」」」
「男達に恥ずかしい言葉を言わせたいかしらー?」
「「「「「言わせたい!!」」」」」
「「「「「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおい!!」」」」」
「「それじゃあけってー☆」」
「「「「「うっぎゃああああああああああああああああああああああああ!!」」」」」
パーティーが始まると言う事で帰ってきた五人、そして野郎共のコスプレが始まる。
「なンで俺からなンだよォ!!」
「あなたってば往生際わるーい!!ってミサカはミサカはからかってみたり!!」
カチン!!「ったくよォ!!さっさとだせェ!!」
「はいはいはい、落ち着いて落ち着いて、衣装はお風呂場にあるわよ~。」
「分かったよォ」
数分後…
「やけに遅いな…」
「どんだけ恥ずかしいのよ。」
「早く見たーい!!ってミサカはミサカははしゃいでみたり!!」
「…着てきたぞ…」
そこには…
「何でこんな格好しねェといけねェンだよォ…」
「まっ、まさかのカナミン!!??ってミサカはミサカは戦慄してみたり!!!!!!」
「ぢくしょォ……俺の人生最悪の日だァ…」
今日という日は「学園都市最強がマジで泣きそうになった日」として記念に残るだろう。
だが。鬼母はさらりと言った。
「まあ一方通行君のはいい方ね。さあさあどんどん行くわよーっ♪」
「まあ一方通行君のはいい方ね。さあさあどんどん行くわよーっ♪」
「「「「ひぃいいいいい!!!!!」」」」
「ちょっと待て!!良い方ってどういう意味だ!?」
「ちょっと待て!!良い方ってどういう意味だ!?」
「あらあら、当麻さんたら往生際が悪い。」
「いやだって一方通行君にこれ以上させたら新居が吹き飛びかねないじゃん。」
「いやだって一方通行君にこれ以上させたら新居が吹き飛びかねないじゃん。」
「確かに。」
「ってナニ美琴さんは納得しちゃってお風呂場に押し込もうとしてますか!!??」
「ってナニ美琴さんは納得しちゃってお風呂場に押し込もうとしてますか!!??」
「まあまあ良いからいいから♪」
「やけに楽しそうだなオイ!!!」
「やけに楽しそうだなオイ!!!」
そんなこんなで風呂場に押し込まれた上条さん。
残る男3人は脱出を図るも…
「行かせないよ♪」
「外へ出るなら着替えてからですの♪」
「はまづらのコスプレも面白そうだし。」
「行かせないよ♪」
「外へ出るなら着替えてからですの♪」
「はまづらのコスプレも面白そうだし。」
阻まれた。
そして一方通行の時よりも時間が経ってから上条さんは出てきた……
「はっはっは…何でせうかこれー!!」
上条の格好は…
ボクサーだった。
「ねえ!!ボクサーってコスプレでせうか!!それに右グローブが無いし!!」
「いや、だってそれだと必殺の幻想殺しが使えないのよね。」
「あ、なるほど、そういうことか…って俺だけパンツ一丁だろうが!!」
そんな上条をみて親達&魔術師達&そのたもろもろが笑っている。
しかも満面の笑みで…
「くっそー!!不幸だーーーーーーーーーー!!」
「でも結構似合ってるわよ。」
「そうか?ならいっか!!」
「当麻ったらカッコよすぎ♪」
チュッ、レロレロレロ…
さすがの魔術師達もここまでくると呆れてくる。
しかしに次出てきたコスプレは良くなかった…。
上条は夏休みの海の悪夢をまた一度見ることになった…。
「あの時の青髪ピアスが浜面に変わっただけでもきっついものはきっついな…………」
(マシだァ、あいつのコスプレに比べたらカナミンが正装にすら思えるぜ……)
(マシだァ、あいつのコスプレに比べたらカナミンが正装にすら思えるぜ……)
浜面のコスプレ、それは偶然にも『御使墜し』で青ピ(魂はインデックス)が着ていた水着だった。
これには追いかけっこから帰って来た面々も含めて絶句していた。
これには追いかけっこから帰って来た面々も含めて絶句していた。
(……死にてぇ)
浜面はあまりの恥ずかしさに自分でも気付かずに涙を流していた。
あまりの浜面の様子に発案者の絹旗でさえ、
あまりの浜面の様子に発案者の絹旗でさえ、
(超やりすぎたようです……。浜面を超可哀想だと思ったのは初めてですね)
今の浜面には反省、そして同情を禁じ得なかった。
そんな沈黙の中、滝壺がゆっくりと近づき、頭を撫でた。
そんな沈黙の中、滝壺がゆっくりと近づき、頭を撫でた。
「がんばったねはまづら」
「た、滝壺おおおおおおおおおおおおおっ!」
「た、滝壺おおおおおおおおおおおおおっ!」
滝壺の優しさにパーティー会場にいた全ての人間が感動の涙を流していた。
泣き終わった浜面だが、吹っ切れたのか着替えることは無く、他の面々も黙認していた。
次は神裂がプレゼンした土御門の番である。
泣き終わった浜面だが、吹っ切れたのか着替えることは無く、他の面々も黙認していた。
次は神裂がプレゼンした土御門の番である。
(あの感動の後ってのは出にくいな……。しかし自分でこれを着ることになるとは夢にも思わなかった。ま、浜面よりはマシか)
しかし土御門は知らない、一人の少女が覚醒してしまうことに。
土御門の格好は堕天使エロメイド半ズボンバージョンである。
はっきり言っておく、これは神裂の復讐である。
土御門が出ていくと。
土御門が出ていくと。
ザザザッ!!!!
すべての人間が、いや空気さえも退いて行った。
「にゃー」涙が出てくるのを止められない。
「にゃー」涙が出てくるのを止められない。
その時。
ヒューッと冷たい風、北風の様なものが吹いた。
全員が風上を見ると。
「土御門君、そーゆー趣向はもうやめるって昨日の夜誓ったよね。」
「にゃーっ!!もちろんですたい!!!これは無理やりでしてっ!!!」
「土御門君、そーゆー趣向はもうやめるって昨日の夜誓ったよね。」
「にゃーっ!!もちろんですたい!!!これは無理やりでしてっ!!!」
土御門の言い分ももっともである。
だが堕天使エロメイドの破壊力は月夜の事実認識を誤らせるには十分すぎるものであった。
だが堕天使エロメイドの破壊力は月夜の事実認識を誤らせるには十分すぎるものであった。
「問答無用。ああ上条君、君の新居壊さないように善処するから♪」
「「その心は?」」
上条と土御門が尋ねる。
「「その心は?」」
上条と土御門が尋ねる。
「つい最近出来るようになったので殺ってみる♪『局所瞬間凍結能力』って言うらしいんだ。」
「そっ、それはっ!!たしかレベル4以上の凍結系能力者しか使えない技ですのっ!!」
「そっ、それはっ!!たしかレベル4以上の凍結系能力者しか使えない技ですのっ!!」
「にゃーっ!?月夜いつの間に!!??」
「知るかそんな事ーっ!!!」
「知るかそんな事ーっ!!!」
カチン!
本当に局所であった、瞬間であった。
「す、すごい…。」
「か、感心してる場合やあらへんで!!土御門はん昨日に続けて凍ってしもた!!」
「す、すごい…。」
「か、感心してる場合やあらへんで!!土御門はん昨日に続けて凍ってしもた!!」
「あちゃーしまったわね。」「あらあら、美鈴さん的には後悔してる??」
「ぜーんぜん」「ですよねー。」
「土御門には日頃のお返しでこれくらいいいかと思ってたのですが・・・。」
「プリエステス、土御門の彼女を考慮しなかったのは失敗なのよな。」
「プリエステス、土御門の彼女を考慮しなかったのは失敗なのよな。」
「ですね。」
その後はもちろん・・・・
「ちょっとお待ちくださいな、」
「なによ、黒子?」
「いえいえ、空気に溶け込んで逃げようとしている○○様のコスプレがまだですの」
「「「「「「「「「「「「あっ…」」」」」」」」」」」」
すっかり忘れていた。
「黒子はん!?何余計な事をいうてはるの!?」
「私はただ純粋に、○○様の、あんな姿やこんな姿…ましてやそんな姿まで!!」
それは純粋と言えるのだろうか?
「黒子はんの期待に応えられるか分からんけど、ボクのは正直当たりやね♪ こない素敵なコスプレ出来るとは思わんかったわ」
そう言ってテンションやや高めで現れた青ピに常識人たちは凍りつき、女王陛下&三人のお姫様&騎士団長&最大主教は感心していた。
青ピのコスプレは顔を覆うほどの蝶々の仮面、胸元から股間辺りまで開かれ、股間に蝶々のエンブレムがあしらわれたスーツ、いわゆる蝶人スタイルだ。
青ピのコスプレは顔を覆うほどの蝶々の仮面、胸元から股間辺りまで開かれ、股間に蝶々のエンブレムがあしらわれたスーツ、いわゆる蝶人スタイルだ。
「「嫌ーーーーーーっ!(ってミサカはミサカは目の前の化け物に攻撃してみたり!)」」
「うわっと! 危ねぇだろ二人とも! つーか青髪! てめえはそんな格好してて恥ずかしくねえのかよ!」
「うわっと! 危ねぇだろ二人とも! つーか青髪! てめえはそんな格好してて恥ずかしくねえのかよ!」
変態蝶人に生まれ変わった青ピを葬ろうとした美琴と打ち止めの電撃を打ち消しつつも、当麻は青ピに怒鳴りつける。
しかし相手は学園都市、いや世界一の包容力を持つ男だということを当麻はすっかり忘れていた。
しかし相手は学園都市、いや世界一の包容力を持つ男だということを当麻はすっかり忘れていた。
「何ゆうてんねんカミやん。こないな蝶エレガントなスーツ、着せてもらえるだけありがたいと思わんと。黒子はんもそう思うやろ?」
「……様蝶サイコー、グヘへヘヘヘヘへへ……。ほとばしりますの、わたくしの燃え滾るアツ~イパトスが……!」
「く、黒子? ○○さんがさっきから呼んでヒッ!」
「……様蝶サイコー、グヘへヘヘヘヘへへ……。ほとばしりますの、わたくしの燃え滾るアツ~イパトスが……!」
「く、黒子? ○○さんがさっきから呼んでヒッ!」
美琴が驚くのも無理からぬことで、今の黒子は目は爛々と輝き、口からは大量の涎、鼻からは若干量の鼻血が出ていたのだから。
そして飢えた肉食獣のように黒子が青ピへと襲い掛かる!
そして飢えた肉食獣のように黒子が青ピへと襲い掛かる!
「もう辛抱たまりまっせんの! ○○様、今から隅から隅までたーーーっぷりといただきますのーーっ!」
「ちょ、ちょい待ちいや! こない人前でそないなことしたらアカンで!」
「なーーーんにも聞こえませんのーーーーっ! 黒子は今日を以って大人にあだだだだだっ!」
「ちょ、ちょい待ちいや! こない人前でそないなことしたらアカンで!」
「なーーーんにも聞こえませんのーーーーっ! 黒子は今日を以って大人にあだだだだだっ!」
青ピを救ったのは初春にあらかじめ指示を受けていた神裂のワイヤーによる拘束だった。
ぐるぐる巻きにされてもなお暴れる黒子に初春が近づき、何事かを囁くことでようやく大人しくなった。
ぐるぐる巻きにされてもなお暴れる黒子に初春が近づき、何事かを囁くことでようやく大人しくなった。
「いやー助かったで初春はん。せやけど一体何を黒子はんに吹き込んだん?」
「いいえー大したことじゃありませんよ。パーティーが終わって二人っきりになったら思う存分すればいいとだけ」
「それってボクの危機が先延ばしになっただけやん!」
「いいえー大したことじゃありませんよ。パーティーが終わって二人っきりになったら思う存分すればいいとだけ」
「それってボクの危機が先延ばしになっただけやん!」
神裂から解放された黒子はなおもうっとりと青ピを見つめてきたので、青ピは初春に対する苦情が言えなくなってしまった。
ようやく男性陣のコスプレが出揃った所で美鈴が『パンパンッ!』と手を打ち鳴らす。
ようやく男性陣のコスプレが出揃った所で美鈴が『パンパンッ!』と手を打ち鳴らす。