とある魔術の禁書目録 自作ss保管庫

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とある10年後の日常




美琴 「あっ! もう、みんな集まってる!? ごめん、待たせちゃった!?」
佐天 「いえいえ。あたしも初春もさっき着いた所ですから」
美琴 「ホントごめんね~!
    途中で急に雨降ってきちゃって、寄り道して傘買ってから来たから…」
初春 「梅雨ですもんね。佐天さんも、コンビニでビニール傘買って来ましたよ」
佐天 「……初春、余計な事はいいから」
白井 「わたくしも同じような物ですわよ。
    とりあえずお姉様、何かお飲み物でも…こちらがメニューですの」
美琴 「あ、うん。ありがと黒子。……すみませーん! あの、アイスティーを一つ―――」
佐天 「にしても、こうやって4人でファミレス集まるのも久しぶりですよね!
    な~んか、あの頃思い出しちゃうな~」
初春 「何言ってるんですか佐天さん。一ヶ月前に会ったばかりじゃないですか」
佐天 「初春こそ何言ってんのさ。昔だったら、一ヶ月ってかなり長く感じたもんだよ?
    そりゃ確かに大人になったら、
    何だか一年がやたらと短く感じるようにはなってきたけどさ」
白井 「大人に…ねぇ……その割にはあまりお変わりになられていないようですが?」
佐天 「え~!? ひっどいな白井さん! これでも結構あちこち成長したんですよ!?」
白井 「いえ、わたくしが言っているのは外見ではなく中身の方ですので」
佐天 「余計にヒドイ!」
美琴 「あはははは!」
佐天 「御坂さんも笑わないでくださいよ!」
初春 「成長した、と言えば、御坂さんが一番伸び代が大きかったですよね」
美琴 「えっ!? そ、そうかな?」
佐天 「あー、確かに。御坂さん、かな~り色っぽくなりましたもんね。特に胸とか」
白井 「以前は大分控えめなお胸でしたものね。そこがお姉様の魅力でもありましたが。
    勿論、今のグラマラスなお姉様も中々どうして辛抱たまらんぜグヘヘヘヘですが」
佐天 「…白井さんもあたしの事言えないじゃないですか。中身全っ然変わってませんよ」
美琴 「いやいや黒子。アンタに『控えめ』とか言われたくないから。
    昔から、アンタよりはあったから」
初春 「まぁまぁ。昔話が出来るのも、大人になった証拠ですから」
佐天 「でもさっきはああ言ったけど、実際大人になったっていう実感ないですよね。
    ……あ、でもこの前マコちんの結婚式に出た時は、
    『あ、そっか。もうあたし達って、結婚出来る歳になったんだ』
    って、しみじみ感じたっけ」
美琴 「っ!!! ……結婚…かぁ………」
白井 (…? お姉様…?)
初春 「マコちんさんのウエディングドレス、綺麗でしたよね~!
    6月と言えばジューンブライドですし……
    って、そう言えば10年前の今頃もこんな話しましたよね」
佐天 「そうだっけ?」
初春 「そうですよ! 佐天さんも、
    『これからもずっと一緒に居たら
     結婚できる歳になってもまたこうやって話せますね』
    とか言ってたじゃないですか!」
佐天 「あ、ああ~。言ってたね、あたし。…そんな若くて青くて恥ずかしい事……」
白井 「それよりお姉様、結婚の話が出た時に何やら妙なお顔をされていましたが…
    どうかされましたの?」
美琴 「えっ!? あ、い、いや…その……」
佐天 「お? お? 何ですか何ですか!?
    あたしの『面白そうな話センサー』がビビッときましたよ!?」
白井 「何ですの…? その得体の知れないセンサーは…」
初春 「何か、お悩み事ですか?」
美琴 「あ、いや…そういうんじゃないの………ただ、ちょっと…ね…」
佐天 「良かったら話してくださいよ。さぁさぁ!」
初春 「佐天さん…目が輝いてますよ……」
美琴 「………うん。あの、さ。ちょっとした重大発表になるんだけど……」
佐天 「重大!?」
初春 「発表?」
白井 「…ですの…? 何だか激しくイヤな予感がいたしますが……」
美琴 「えっと、実は……その………
    は…半年前から、と…アイツと付き合って…ます………」


白井&初春&佐天 「「「えええええええええええ!!!!?」」」
初春 「ア、アアア、アイ、アイツって、かっ、かかか、上条さんの事ですよね!!?」
佐天 「何で言ってくれなかったんですかもっと早く言えるタイミングあったじゃないですか
    付き合うきっかけは何だったんですかどっちから告白したんですか
    告白の言葉は何だったんですかどんなシチュエーションだったんですか
    上条さんは御坂さんのどこが好きだって言ったんですかもうどこまで進んだんですか
    キスはしたんですかそれともそれ以上の事もしたんですか同棲とかしてるんですか
    ご両親はこの事を知ってるんですかどうなんですかどうなんですかっ!!?」
白井 「おおおおおお姉様ああああ!!! そんな…そんなああああああ!!!!!
    黒子という存在がありながら、あのような類人猿と……
    類人猿などとおおおおおおお!!!!!」
美琴 「ちょ、お、落ち着いて!!! 特に黒子と佐天さん!!!」
佐天 「これが落ち着いていられますか!
    苦節10年…御坂さんの想いを知ってから、
    あたし達(と言っても白井さんは除外しますけど)
    がどれだけ焦れったい思いをしたか分かりますかおめでとうございます!」
美琴 「えっ!? あ、う、うん。ありがとう」
初春 「昔の御坂さん、奥手…と言うか素直じゃなかったですもんね。
    上条さんも、『超』が付く程の鈍感さんでしたし」
佐天 「で、馴れ初めは!? 付き合うきっかけは何だったんですか!?
    どっちから告白したんですか告白の言葉は何だったんですかどんなシチュ―――」
美琴 「ストップストップ佐天さん!
    言う! 言うからそのマシンガンクエスチョン止めてえぇ!!!」
初春 「あはは…佐天さんにかかれば、流石の御坂さんでも形無しですね……」
美琴 「えっと…告白したのは当…アイツからだったんだけど―――」
白井 「あー、あー、あー!!! 聞こえませんのー!!! マイクテス、マイクテス!!!
    ホンジャカバンバン、ホンジャカバンバン!!!!!」
佐天 「白井さん! 往生際が悪いですよ!?」
初春 「御坂さん、続きを」
美琴 「……いいの? 黒子放っといて」
佐天 「いいんです!」
白井 「いいえ良くありませんの! それ以上、何も仰らなくても結構ですわお姉様!
    わたくし、お姉様が手篭めにされ身も心もボロボロにされたお話など…
    聞きたくありませんのおおおおおぉぉぉぉ!!!!!」
美琴 「んな事されてないわよっ!!! そういうのは、ちゃんと合意の上で………あっ」
佐天 「!!! ほっほ~う!?」
初春 「ぬっふぇっ!!!」
白井 「おっ、おおお、おね、おね、おねね姉様っ!!?」
美琴 「あ、そそその、ちち、違うのよっ!!?
    ホント、そいいうのとは違うからね!!?」
佐天 「御坂さ~ん…頭の悪いあたしにも分かるように説明してくれませんか?
    何がどう違くて、上条さんと合意の上で『ナニ』をしてたんですかねぇ?」
美琴 「分かって聞いてるじゃないソレ!!!」
白井 「ウソ…ウソですわよねお姉様……?
    お姉様があの類人猿から…獣姦な強姦をされたなどと……
    これは夢…夢ですの………あは…あははははひひゃはあはひへふへひゃはっ!!!」
美琴 「黒子が壊れた!?」
佐天 「いや、それ以前に獣姦て…白井さん的には、上条さんは完全に猿扱いなんですね」
初春 「静かになって良かったじゃないですか。これでやっと、落ち着いて話を聞けますよ。
    だから御坂さん、続きを」
佐天 (初春が毒を吐いた!? 黒春モードだ!)
美琴 「え、あ、そう? じゃあ話すけど……」


さっきも言ったように、告白してきたのは当m…アイツからだったのよ。
え? 普段は『アイツ』じゃなくて『当麻』って呼んでるのがバレバレ?
何度も『当麻』って言いかけてるって? き、ききき、気のせいじゃないかしら!!?
私は昔から、当…アイツって呼ん……………
そ、そうよ! いつもは当麻って呼んでるわよ! 悪い!? 何よそのニヤニヤはっ!?
コホンッ! えーと! 告白してきたのは当!麻!からだったんだけど!
シンプルに、『俺と付き合ってくれないか』って言われたわ。
…あ、ヤバイ。思い出したら、顔が熱くなってきちゃった……うぅ…恥ずかしい…
えっと、だから……思い出しただけでこんな感じだからさ、
直接告白された瞬間、私はもう色んな感情が爆発して真っ白になっちゃって、
その時の事は、よく覚えてないのよね。
ただ、ものすごく泣いた事だけは覚えてる。
私がそんな状態だったから、その日は返事が宙ぶらりんだったんだけど、
後日、私が落ち着いてから改めて返事をしたわ。
『私も当麻の事が、ずっと好きだった』…って。
…いや、佐天さん。ヒューヒューとかいらないから。
でね、そしたら当麻、何て言ったと思う? 『知ってた』、ですって。
でしょ!? 驚くでしょ!? あの鈍感キングのアイツがよ!?
実は一年くらい前から、薄々私の気持ちに気づいてたみたい。
多分、当麻でも気づいちゃうぐらい、私って分かりやすく態度に出てたんでしょうね……
…えっ? そんなの10年前から出てたって……う、うそでしょ!?
私、あの頃は誰にも言って無………み、みみみ、皆知ってたあああ!!? 何で!?
そ、そうなんだ……気づかれて無いと思ってたの、私だけだったんだ……あ、あはは…
あ、いや。私だけじゃなくて、当麻もか。
でもそうなると、それでも9年間も気づかなかったってのは、
やっぱりアイツってば鈍感キングだったのね…
ああ、ごめん。話がズレたわね。
でまぁ、何はともあれ私の気持ちに気づいた当麻は、そこから私を意識し始めて、
その一年後に告白したんですって。
……ねぇ、もしかして私、今もんの凄~く恥ずかしい事言ってない?
え? そんな事ない? いいから続けろ? じゃ、じゃあ続けるけど…
で、当麻ってばその後、
『告白とか、そういう事は、やっぱり男から言うものじゃないかな~と思いましてですね…』
だってさ。
ふふっ。当麻らしい、締らない告白の言葉よね。
…いや、初春さん。ごちそうさまですとかいらないから。
とにかくこれが、まぁ…私と当麻の馴れ初め……みたいな話、です。


美琴 「あまり面白い話でもなかったでしょ?」
佐天 「いえいえ。色んな意味で面白かったですよ♪」
美琴 「色んな意味って…」
佐天 「でも御坂さん。まだ肝心な事を聞いてないんですが…?」
美琴 「? でもこれでもう、馴れ初め話は終わりよ?」
佐天 「違いますよ! あたしが言ってるのはそこじゃなくて―――」
初春 「そ…それで、御坂さん…………エ、エッ………
    エッチは!!! エッチは週に何回ぐらいしてるんですか!!?」
佐天 「う、初春!? キミはたまに、言いにくい事をズバッと聞くよね!
    …で、何回ぐらいなんですか御坂さん?」
美琴 「ぶっふぉおおいっ!!! エ、エエエ、エッチ!!! って!!!
    なななな何を言って!!?」
佐天 「ふっふっふ…今更隠せませんよ!
    さっき御坂さんが口を滑らせたの、無かった事には出来ませんからね!
    その証拠にホラ!」
白井 「―――65358979323846264338327950288419716939937510582097―――」
佐天 「アレから白井さんが現実逃避に、謎の数字の羅列をぶつぶつ言ってますからね!
    念仏みたいで、ちょっと怖いです!」
美琴 「いやこれ、円周率だわ! 円周率を延々計算してるのよ! 結局、怖いけど!」
初春 「白井さんは放っておいて大丈夫ですから!
    し、質問に答えてくださいよ御坂さん!」
佐天 「おおぅ…初春もグイグイ来るね。エッチぃ話にどんだけ興味あるのさ」
美琴 「で、でも……そ、そんなに多くないわよ…? 週に…7~8回ぐらいだし……」
佐天 「週8!? 充分多いですって! 毎日以上じゃないですか!」
美琴 「だ、だだ、だって!
    いっつもあの馬鹿が、『我慢できない』とか言って抱き締めてくるんだもん!!!」
初春 「まぁ、確かに…御坂さんの体つきを見てれば、
    男性なら我慢できなくなるのも分からなくもないですけど……
    でも! 御坂さんだって、『拒む』って選択肢はありますよね!?」
美琴 「………わ…私も……その…き、嫌いじゃ………ないし…………」
佐天 「どんだけラブラブ生活送ってんですか!」
初春 「って、ちょっと待ってくださいよ!? つまりそれって、き、昨日も…?」
美琴 「あっ、いや……昨日って言うか…きょ、今日の朝までと言いますか………」
初春 「ぬっふぇっ!!!」
白井 「―――943702770539217176293176752384674818467669405―――」
佐天 「…白井さん、まだ円周率を言ってますね。
    でも血の涙を流している辺り、一応、話は聞いてるみたいです」
美琴 「あ、それでさ。ここからが重大発表になるんだけど…」
初春 「えええええええ!!?」
佐天 「ちょ、えええ!? 今までのが前置きですか!?」
美琴 「いやいやいや、話を脱線させたのあなた達だからね?」


付き合ってるって話を先にしたのは、いきなりこの話からしたら、
ビックリさせちゃうと思ったからなんだけど。
…いや、まぁ、付き合ってるって話だけで大分ビックリはさせちゃったんだけどね。
いやいやいやいや佐天さん!!!
そ、そもそもエッチの話はする予定じゃなかったんだから!!!
きき、き、聞いてきたのはそっちでしょ!!?
コホン! えっと…さっきさ、結婚の話が出たじゃない? うん、マコちんさんの時の。
それで思い出したんだけど、まずコレ見てくれる?
この写メなんだけど…分かりにくいかな……あ、うん。そう。……指輪なのよ。
だぁーっ! ちょっと落ち着いて二人とも! 黒子も円周率を大声で言わない!
これ当麻のベッドの下にあった物なの。
え? ……ああ、そうね。同時にエロ本も見つけたわ。燃やしたけど。
掃除してる時に見つけちゃったのよ。もの凄く嬉しかったけど、同時に罪悪感もあったわ。
当麻は当麻なりにサプライズ考えてくれてたのに、私、何してるんだろうって。
だったら何で写メなんか撮ってるのかって? 確かに、見てみるフリするのが礼儀よね。
いやでも……何だか馬鹿馬鹿しくなっちゃってね。
って言うのも、指輪を見つけちゃった日と、この写メを撮った日は別々なのよ。
指輪を見つけてから数日間、私だって何も知らないフリをしてたわよ?
でもさ、この前聞いちゃったのよ。私がいないと思って当麻ったら、
『「美琴! 俺と結婚してくれ!」…う~ん、シンプルすぎて捻りがないかな。
 「毎日、美琴の作った味噌汁が飲みたいな」…って、ちょい古臭いな、これは
 「何だったら…結婚するか?」
  …いや、この台詞は日常生活でポロっと言うからカッコいいんであって、
  言おう言おうと準備してたら、逆にカッコ悪い気がする…
 「YOU、僕と結婚しちゃいなよ!」どんなキャラだよ俺。
 「某と祝言を挙げて頂きたく…」だから! どんなキャラだよ俺!』
とか一人で練習してたのよ!? もう、馬鹿らしくなっちゃうでしょ!?
…あ、分かりにくかったと思うけど、今の当麻のマネね。似てなくてゴメンね。
これはもう、話のネタにしちゃえって思っちゃって、で、この写メを撮った訳。
……ま、まぁ確かに、そういう間の抜けた所が当麻らしいって言うか…
か、可愛い所でもあるんだけどさ………



美琴 「そんな事があって………って、どうしたの皆?」
初春 「い、いやぁ、何と言いますか……」
佐天 「色々ビックリしすぎてリアクションに困っちゃいまして…
    むしろ逆に冷静になれましたよ……」
白井 「594…3…104……9…9725…24………680…84…5……9…ハ、8…7…2ィィィ…」
初春 「白井さんは涙と鼻水で顔がグシャグシャになってますけどね……」
佐天 「それで、御坂さんはどうするんですか?
    上条さんがプロポーズするのを待つんですか?」
美琴 「んー…それについては、ちょっと考えがあるのよね。
    このまま当麻が、大真面目に練習どおりにプロポーズしてきたら、
    私、絶対笑っちゃうと思うから」


後日

上条 「み、みこ、みみ、みこ、美琴っ!!!」
美琴 「…呼んだ?」
上条 「え、ええと、あの……こ、ここコレを!
    ちょっと開けてみてほしいんですけども!!!」
美琴 「何? この小さな箱」
上条 「あ、開けてみれば、分かる、から…」
美琴 「開けたけど…何も入ってないわよ?」
上条 「ああ、その指輪は美琴に………って、ええええええええ!!?
    何も入ってないって、んなバカなっ!!?」
美琴 「本当よ。ホラ」
上条 「ううぅ…ふ、不幸だ……こんな大切な時に………」
美琴 「………ぷっ! あはははははは! 探してるのはコレの事!?」
上条 「……へ? あれぇぇぇぇ!!? なん、何で美琴がその指輪を持って!?」
美琴 「当麻の考えなんて、お見通しなのよ。この前、プロポーズの練習してたでしょ?」
上条 「き、聞いてたの!? うわ、やべ、すんげぇ恥ずかしい!!!」
美琴 「だから先に、コレは預かってたのよ。隠し場所も知ってたしね」
上条 「ワー…もう、何から何まで……ははは……やっぱり不幸だ……」
美琴 「じゃ、この指輪、当麻に返すから」
上条 「っ!!! そ、れって…………いや、そうだよな。
    俺なんかと一緒になんてなりたくないよな…悪か―――」
美琴 「ちょちょちょ待って! 勝手に悪い方向に自己解決しないでよ!
    指輪を返したのは、断る為じゃないからっ!」
上条 「え、じゃあ一体どういうおつもりで?」
美琴 「プロポーズ! やり直してもらう為に決まってんでしょ!?」
上条 「え~? このタイミングで~?
    もう今から俺が何言っても、笑われるだけじゃん…」
美琴 「そりゃ笑うわよ。こんだけグッズグズなんだから」
上条 「笑うんだ! 正直ですねチクショウ!」
美琴 「けどそれでも言ってもらうからね。だって……」
上条 「だって?」
美琴 「『告白とか、そういう事は、やっぱり男から言うもの』…なんでしょ?」
上条 「っ! ……はぁ、分かったよ。ま、せっかく一生に一度のイベントだしな。
    心して聞けい! そして大いに笑えばいいさ!」
美琴 「ふふっ。そうさせてもらうわ」
上条 「じゃあ言うぞ。




    ………美琴、もし良かったらさ。この先俺と










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