とある魔術の禁書目録 自作ss保管庫

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匿名ユーザー

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小ネタ 自販機前の数十年




「げ、ビリビリ……」

「ビリビリじゃなくて御坂美琴だっつってんだろ!!」

「はいはい。お前缶ジュースを2本も持って…優柔不断なのか?」

「違う違う、自販機で2本出たのよ。いる?」

「お!! いいのか? いやぁ、喉渇いてたんだよー。お前もたまには優し……ガラナ青汁かよ!!」

「アンタ、貰っといて文句言う気?」

「これなら貰わない方がよかったんじゃ……ゴクッ ……まずい」



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


「おっす!!」

「あ、アンタ!! この前はどこに行ってたのよ!!」

「なんでどこかに行くのに御坂に許可もらわなきゃなんだよ?」

「そ、それは……その……」

「まぁ、いいや。おっ!! 一口もーらいっ!!」

「あっ!!!!」//////

「ゴクッゴクッ ……っくー!! 喉渇いてたんだよー!! ヤシの実サイダーもおつなもんだな!!」

「なっ、なにしてんのよ!!!」/////////

「そんなに怒んなくても……ほら、返すよ」

「え、ええっ!!!???」//////////

「ほらっ」

「えっ!? あ、あの、その…ぜ、全部あげるわよバカーーーーー!!」

「あっ、おい!!……なんなんだよ? ゴクッ」


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


「よ、よお」

「お、ぉおっす!!」

「ぐ、偶然だな!!」

「そ、そうね!!」

「…………」

「…………」

「な、なんか飲むか!!?」

「う、うん!!!」

ガタタンッ

「ほいっ!!」

「あ、ああありがと!!」

ゴクッゴクッ ゴクッゴクッ

((あ、味なんてわかんない!!))


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



「ふふふん、ふっふふん、ふっふっふーん」

「えい」

「ちべたっ!!」

「お待たせ」

「お待たせじゃないわよ!! どんだけ待たされたと思ってんのよ!! 」

「わ、悪かったよ」

「40分よ!! 40分!! アニメ1話より長いのよ!!?」

「あー……」

「なによ?」

「集合時間の30分も前から待ってたの? そんなに楽しみだったんだ」

「えっ? あ、ち、違う!! そうじゃなくて!!」//////////

「違うの?」

「っ!!……ち、違わないわよ、楽しみでしょうがなかったわよ!!」

「オレもだよ」

「!!!!」

「さ、ジュースのんだら行こうぜ」

「うん!!」


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


「なんか飲むか?」

「うん!!」

チャリン、ガタタンッ

「ほい」

「ありがとう。ゴクッ……はい」

「おう……ゴクッ……ほい」

「ゴクッ……はい」

「なぁ」

「ん?」

「残りは帰って口移しな」

「~~~~//////////」コクッ


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


「なんか飲むかー?」

「ん~温かいお茶で」

「この暑いのに温かいお茶なんか売ってるかよ。なんでまた?」

「お腹冷したくないのよ、もう自分だけの体じゃないんだから」

「……えっ?」

「そんくらいの気は使えるようになってよ? ぱーぱ?」

「ほ、ホントか!!?」

「1ヶ月だって。……産んでも、いいかな?」

「あたりまえだろ!!!!」ガシッ

「あははっ!! ちょっと!! く、苦しいってば!!」


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


「何か飲む?」

「そうだな」

「まことがっ!! まことがぼたんおす!!」

「よしよーし、頼んだぞ麻琴!!」

「あっ!! 麻琴!! それはっ……あーあ」

「が、ガラナ青汁……」

「はいっ!! ぱぱどーぞ!!」

「……」

「……」

「頑張って」

「…………ま、まずい」


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


「げ、ビリビリ……」

「ビリビリじゃなくて上条麻琴だっつってんだろ!!」











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