第2章-10
昨日の敵は今日の友という言葉がある。
人の世の情勢のうつろいやすさを示す言葉である。
人の世の情勢のうつろいやすさを示す言葉である。
敵の敵は味方というけれど、明日はどうなるかわからないわね。
でも・・・
まあ、今日は今日、明日は明日
今日うまくいったことを喜びましょ。今は
明日は明日考えましょ。
でも・・・
まあ、今日は今日、明日は明日
今日うまくいったことを喜びましょ。今は
明日は明日考えましょ。
ただ・・偽装かどうかは確認する必要があるわね・・
と脳内でつぶやき、能力の精度を高くする。
最近、能力で強化したPCと脳のリンク機能を使い
情報の精査を始める。
御坂美琴は、PDAから携帯の位置情報周辺の
監視カメラの映像に切り替え、発信者の
映像を脳内に出力する。
同時にその周辺の衛星画像1時間分ほどを
秒単位の時間で分析する。
99.9%上里本人ね。間違いない
と脳内でつぶやき、能力の精度を高くする。
最近、能力で強化したPCと脳のリンク機能を使い
情報の精査を始める。
御坂美琴は、PDAから携帯の位置情報周辺の
監視カメラの映像に切り替え、発信者の
映像を脳内に出力する。
同時にその周辺の衛星画像1時間分ほどを
秒単位の時間で分析する。
99.9%上里本人ね。間違いない
さあ。。。電話ね。
美琴:もしもし、上里さん?
上里:本当アドバイスありがとうございました。
美琴:そうですか、で・・彼女はどんな天地を望んでました?
上里:冷静に話を聞く時間もありませんでした。なんとか
送ったレベルですよ。
美琴:御無事でまずはなによりです。で妖精はどうします?
上里:まあ美琴さんには大変お世話になりましたので、
しばらくは静観です。
当面は上条さんとは友人付き合いさせてもらいますよ、
美琴:ええそのほうがいいでしょ。私も上里さんとは
敵対するつもりはありませんし。
上里:これはこれは、まあ後日お時間でもとって食事でもいかがです。
美琴:ええ当麻となら歓迎しますわ。ではおやすみなさい。
上里:本当アドバイスありがとうございました。
美琴:そうですか、で・・彼女はどんな天地を望んでました?
上里:冷静に話を聞く時間もありませんでした。なんとか
送ったレベルですよ。
美琴:御無事でまずはなによりです。で妖精はどうします?
上里:まあ美琴さんには大変お世話になりましたので、
しばらくは静観です。
当面は上条さんとは友人付き合いさせてもらいますよ、
美琴:ええそのほうがいいでしょ。私も上里さんとは
敵対するつもりはありませんし。
上里:これはこれは、まあ後日お時間でもとって食事でもいかがです。
美琴:ええ当麻となら歓迎しますわ。ではおやすみなさい。
美琴はちいさく息を吐き、首を伸ばす。
夷をもって夷を制すというけれど、自分や当麻じゃうまく
いかなかったでしょうね。
もちは餅屋とはよく言ったものね。
あっさりしたものね。
自分の今の手駒では、大事になるわりに成果は乏しいそうだし。
戦略的撤退は楽なものね。
でも・・・最終決戦はそう遠くはないかな。
まあいいわ・・今晩くらいは楽させてもらいましょ。
ここ3日、今まで使っていなかった、脳を使ったし、正直疲れたわ。
美琴は両腕を伸ばし、ラジオ体操のように回し、ほぐす。
夷をもって夷を制すというけれど、自分や当麻じゃうまく
いかなかったでしょうね。
もちは餅屋とはよく言ったものね。
あっさりしたものね。
自分の今の手駒では、大事になるわりに成果は乏しいそうだし。
戦略的撤退は楽なものね。
でも・・・最終決戦はそう遠くはないかな。
まあいいわ・・今晩くらいは楽させてもらいましょ。
ここ3日、今まで使っていなかった、脳を使ったし、正直疲れたわ。
美琴は両腕を伸ばし、ラジオ体操のように回し、ほぐす。
そして、気持ちを切り替える。
まずは食事にしましょ。不幸な彼氏をくわさないとね・・・
美琴は、昼前に作ったカレーを温め、味見をする。ふふ
いい香りね。スパイスがしみておいしいわ。
このチキンがうまいのよね、やっぱりカレーはタンドリチキンよね。
いい香りね。スパイスがしみておいしいわ。
このチキンがうまいのよね、やっぱりカレーはタンドリチキンよね。
さあて、料理は気がまぎれるわね。
香ばしい香りと、いかにもカレーというにおいが食欲をそそる。
そして、冷蔵庫から小物を取り出し、加工を始める。
レタスと、キュウリを、ファミレスのマニュアルのように
正確にカティングし、
料理本のサラダの見本写真のように配列する。
それをシンプルだが落ち着いた色合いの
白磁の食器に配膳する。
美琴はてきぱきと、配膳し、食卓の上に3人分+2@の
食事を無駄のない、落ち着いた
態度で並べる。
香ばしい香りと、いかにもカレーというにおいが食欲をそそる。
そして、冷蔵庫から小物を取り出し、加工を始める。
レタスと、キュウリを、ファミレスのマニュアルのように
正確にカティングし、
料理本のサラダの見本写真のように配列する。
それをシンプルだが落ち着いた色合いの
白磁の食器に配膳する。
美琴はてきぱきと、配膳し、食卓の上に3人分+2@の
食事を無駄のない、落ち着いた
態度で並べる。
美琴:さあ・・当麻、インデックス、それとオティヌスさん、
スフインクスさん
食事が準備できました。どうぞこちらへ。
上条:おお・・・うまそうだな。美琴・・
インデックス:美琴・・手際いいんだね。気にいったんだよ。
オティヌス:見かけは悪くないな。
スフインクスさん
食事が準備できました。どうぞこちらへ。
上条:おお・・・うまそうだな。美琴・・
インデックス:美琴・・手際いいんだね。気にいったんだよ。
オティヌス:見かけは悪くないな。
では、4人 いただきます。
美琴:当麻・インデックスおかわりはちゃんとあるから
そんながつかつしなくともいいのよ。
でも、なんか・・ちゃんと食べてもらって本当幸せだな。
そんながつかつしなくともいいのよ。
でも、なんか・・ちゃんと食べてもらって本当幸せだな。
そして、食事中はとりとめないの会話や、
上里ハーレムの話、僧正の話で盛り上がる。
当麻は、不幸な話を面白おかしくかたり、インデックスは、
魔神の存在の人類史
における意義、オティヌスはカレーのうんちくやら北欧神話を話した。
そして美琴は当麻に語りだす。
上里ハーレムの話、僧正の話で盛り上がる。
当麻は、不幸な話を面白おかしくかたり、インデックスは、
魔神の存在の人類史
における意義、オティヌスはカレーのうんちくやら北欧神話を話した。
そして美琴は当麻に語りだす。
美琴:まるで家族みたいね。毎日でもいいわよ。
私が当麻の胃袋を満たしてあげるわ・・
当麻:え・・それって
美琴:ふふ・・忘れたの私達は恋人なのよ。
私は、常盤台を捨てて、あなたを選んだ。
それはあなただけではないわ。インデックスも
オティヌスもスフインクスも
すべて私の恋人の世界として受け入れるわ・
そしてあなたの不幸もね。
当麻:いいのか・・本当に 美琴は、
美琴:私の自分だけの現実は当麻なしにはもう存在しないのよ。
常盤台だろうが、超電磁砲だろうが当麻にとって不要なら
全部捨てるわ。命だって捧げるわよ。
だから当麻、私を捨てないで。
当麻:美琴の気持ちはすごいうれしし、確かに俺は、御坂美琴
の本気の告白を受け入れた
だけど、俺の不幸を・・いや・・悪いうまく言えないことを
言ってごめん。
いいさ・・これが俺の不幸なら受け入れるさ。
それに正直、こんな食事が食えるなら
安いもんだ。
美琴:ふふ・・ははは・・当麻らしいわね。
いいわ少しづつお互いを見つめあおう。
それでだめならだめで仕方ないわ・
でも当麻。私は壁があれば乗り越えないとすまない性格なの。
だから、覚悟しなさい。私は全力であなたを振り向かせるわよ。
当麻:おお美琴らしいな。美琴の元気なところは大好きだよ。
おてやわらかにな。
で怖いのは解決したか。もうダイジョブそうだけど。
美琴:そうね。当麻と話したら、元気がでてきたわ。本当ありがとう。
元気になったとこで思い出したけど、当麻課題は?
当麻:あ・・
美琴:あ・じゃないわよ あじゃ。
後片付けの間に全部残っている課題出すのよ。
じゃ・・30分後からね。課題をやろう。
私が先輩じゃあんたも困るでしょ。
「上条当麻」
私が当麻の胃袋を満たしてあげるわ・・
当麻:え・・それって
美琴:ふふ・・忘れたの私達は恋人なのよ。
私は、常盤台を捨てて、あなたを選んだ。
それはあなただけではないわ。インデックスも
オティヌスもスフインクスも
すべて私の恋人の世界として受け入れるわ・
そしてあなたの不幸もね。
当麻:いいのか・・本当に 美琴は、
美琴:私の自分だけの現実は当麻なしにはもう存在しないのよ。
常盤台だろうが、超電磁砲だろうが当麻にとって不要なら
全部捨てるわ。命だって捧げるわよ。
だから当麻、私を捨てないで。
当麻:美琴の気持ちはすごいうれしし、確かに俺は、御坂美琴
の本気の告白を受け入れた
だけど、俺の不幸を・・いや・・悪いうまく言えないことを
言ってごめん。
いいさ・・これが俺の不幸なら受け入れるさ。
それに正直、こんな食事が食えるなら
安いもんだ。
美琴:ふふ・・ははは・・当麻らしいわね。
いいわ少しづつお互いを見つめあおう。
それでだめならだめで仕方ないわ・
でも当麻。私は壁があれば乗り越えないとすまない性格なの。
だから、覚悟しなさい。私は全力であなたを振り向かせるわよ。
当麻:おお美琴らしいな。美琴の元気なところは大好きだよ。
おてやわらかにな。
で怖いのは解決したか。もうダイジョブそうだけど。
美琴:そうね。当麻と話したら、元気がでてきたわ。本当ありがとう。
元気になったとこで思い出したけど、当麻課題は?
当麻:あ・・
美琴:あ・じゃないわよ あじゃ。
後片付けの間に全部残っている課題出すのよ。
じゃ・・30分後からね。課題をやろう。
私が先輩じゃあんたも困るでしょ。
「上条当麻」
インデックスは十杯目のカレーをたべながら、
2人の話を聞こえないふりをしながら
聞いていた。美琴の必死の告白をほほえましく、
同時にまぶしく見ていた。
2人の話を聞こえないふりをしながら
聞いていた。美琴の必死の告白をほほえましく、
同時にまぶしく見ていた。
そして、美琴は思う。
今日の幸せを守る。
今日の幸せを守る。
そして美琴は誓う。
私は非力かもしれない。
でもどんな手を使っても、
私がそのために死ぬことはあっても、
この幸せのためにすべてをささげると。
私は非力かもしれない。
でもどんな手を使っても、
私がそのために死ぬことはあっても、
この幸せのためにすべてをささげると。
上条当麻
私は上条当麻とその周りの世界を守るために
すべてをささげます。
当麻は私だけを守ってね。
私は上条当麻とその周りの世界を守るために
すべてをささげます。
当麻は私だけを守ってね。