とある魔術の禁書目録 自作ss保管庫

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小ネタ レールガンとイマジンブレーカー 1



学園都市のレベル5である御坂美琴は自分の部屋悩んでいた。シスターズのことでもなく。変態的な後輩のことでもなく。

「浩太×亮介....?」

要するに世間でいうBL本(小説)のことだ。誤解のないように付け足しておくが、もちろん自分で買ったものではない。もらったものでも...ない
気がする。というか舞花らへんからもらったような....?
あきらかに18禁だろこれ...と言いたくなるくらい表紙の絵がきわどい(実際18禁なのだった。)。なんでお互いの肩なめてるの...?みたいな。
ちなみに第15巻、最終巻である。

「....」

読もうか。というかその浩太というほう。似ている。あれに。あのバカに。

「...まぁ想像くらいいいわよね...」

意を決して、  









読んでしまった。









「...」

最終巻だったので内容的によくわからないところがあったが、まぁ、総合的には面白かった。感動もした。だが...

「なんで男を選ぶのよ....」

そうなのだ。その件の浩太は近くに自分を思っている美少女がいるにもかかわらず亮介を選んでいるのだ。
それがどうしても自分の環境に見えてしまい、切なくなってしまったのだ。

「はぁ...」

すでに、自分の気持ちにきづいてから、結構な時間がたつ。もし自分もあんな風にふられたら...と考えてしまう。

(確認してみよう 所詮物語のなかの話よ! あいつだって男より女がすきに違いない!)

と、メールを打ち始める。

「男と私ならどっちが好き?」

送信と。   と? うん。なんか誤解を生みそうだが、まぁこれくらいなら。

ここで話を少しまとめるが、最初の「悩んでいる」というのは今迄のことではない。悩んでいるのは次のこと。つまり今迄の話は、次の事以前に起こった
ことの説明だったのである。

「バッ!お前のほうがすきに決まってんだろ!!お前も性的異常者だったのか!!?」




「はぁあああああ!!!????」

(なにこれ!???なにこの返信!!??告白!!??WHY!!!!??WHAT FOR!!!???? HOW MANY!!!?????)

このメールの前後のことを忘れて「お前のほうが好きに決まってんだろ」のところだけがリピートする。
(ととと、とりあえず返信しとこ)

と、だいぶ落ち着き、返信されたメールを覆う一度見る。よくみると性的異常者か?と質問されている。
これはいけないと、

「私だってアンタのほうが好きに決まってんじゃん!!」

(思っただけなのよ....)


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