とある魔術の禁書目録 自作ss保管庫

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kinsho_second

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だれでも歓迎! 編集
上条「で、どっから行く?」
美琴「う~んと……あれなんかどう?」彼女が指さしたのはジェットコースター。
上条「…しょっぱなからですか?」
美琴「いいじゃんいいじゃん。」





美琴「で、なんでアンタらが後ろにいんのよ?」
白井「ハハハ、ぐぐ偶然ですわお姉さま。(まさか真後ろに来てしまうとは…)」
上条「お前ら仲いいなー、あれ?白雪と土御門は?」
青ピ「あれ?さっきまで居ましてんけどなー、どこいったんやろ?」




土御門「なーんでうちらは乗らないのかにゃー??」
白雪「ジェットコースター苦手だもん。」
土御門「にゃにゃにゃんですと!高校生にもなって!?」
うるさい!という音とともに白雪の渾身の一撃(素手)を喰らう土御門。



ここは学園都市。
遊園地のジェットコースターもそん所そこらのものとは出来が違う。
まずレールがない。
正確に言うとある。しかしそれはそうめん流しの機械のようなコの字型のものでジェットコースター本体はそれにふれず、「浮いている」。
リニアモーターカーと同じ原理である。上下逆さになるところでは逆に引き付けあうようになっている。


そういう仕様になっている目的はただ一つ。
「摩擦抵抗0のため最高時速は300キロほどになります。」アナウンスは続く、
「お客様にはヘルメットの着用、お身体の固定をお願いいたします。」


いま、学園都市が誇る驚異のジェットコースターが滑らかに発進する!
美琴「すごかったね…」
上条「だな」
美琴「なんで当麻は平気な顔してんのよ…」
上条「慣れてんだよ、あんなのたいしたことねえよ。(船やらアックアに
比べたら…、あ、なんか言って悲しくなってくる…。)」
美琴「(いきなり真っ青になった!)当麻…、同情するよ…。」
上条「ありがとよ…。」
土御門「おつかれにゃー!」
白雪「おつかれさまー」
青ピ「そういや、なんでお二人さんは乗らなかったんや?」
土御門「それはだにゃふん!」ビクン!!
白雪「(いったらどうなるか…ね?)」
土御門「(にゃー…。)」
白井「さて、次はどこにいきますの?」
上条「おい…いつのまに一緒に行動することになったんだよ…。」
打ち止め「う~身長足りなかった~ってミサカはミサカはこんな所で
屈辱に浸ってみたり~。」
一方通行「うるせンだよチビ」
打ち止め「うわ~んこの人がいじめたってミサカはミサカはパパとママの所に
一方通行「行くンじゃネェヨ」
打ち止め「なんで!!ってミサカはミサカはあなたに疑問をもってみたり!!」
一方通行「まだ仕事の同僚が来てネンだよ。」
打ち止め「仕事のドウリョーってだーれー?ってミサカはミサカはまたまた
疑問をもってみたりー?」
一方通行「優男と露出狂だゼェ」
打ち止め「ちょっと!!露出狂ってどーゆー意味!!ってミサカはミサカは
驚きどころかあなたの仕事場大丈夫?って少し心配してみたり!!」
そんな打ち止めほって置いて一方通行は
一方通行(土御門のリアルにゃーにゃーは爆笑もんだろうがヨォ!!しかも
ロリコン語ってる奴がそこら辺の女に翻弄されるところで八割増しダァ!!)




同日、とある病院にて。


「これはどういう風の吹きまわしだ?」


「そ、それはですねぇ仕事の同僚からお誘いがありまして。」


「だからどうして私が行かねばならんのだ?」そう言うと少女は不機嫌そうに顔をそらす。
実際には照れ隠しなのだが。


「いやその同僚がですね『友達一人連れてきやがれ』って言うもんですから……あのショタとは行きたくありませんし……。」


「なるほど。それで……」


しばし沈黙。いたたまれなくなった少年が日頃は常に笑っている顔をしかめた時、少女は言った。


「いいよ。それにしても久しぶりだな。遊園地なんて。」
彼女は声を落とし、少年にも聞こえないくらいの小声で続ける。





「エツァリお兄ちゃん。」と。



「全く、ここ(グループ)には私以外まともな人間がいないのかしら。」
病室の外を歩いていた結標が言うと


「だから、あからさまなショタコン女には言われたくありません。」
間髪いれず病室から突っ込まれた。


「だから違うって言ってんだろうが海原ぁーーーーーー!!!!!!!!!!!」
病院には似つかわしくない愉快な破壊音がさく裂する。




そのころ遊園地。
「またお姉さまたちに置いてかれましたの。」


「しょうがないやん白井はん。あの二人 二人だけの場所をお好みのようやし。」


「なっ!ジャッジメントの面前でそんな事!!認めるわけにはまいりません!!さあまいりますわよ!!」


もうやめよーやー!!黙らっしゃいエセ関西人!!
という声を聞きながら
「なんだかあいつらいい感じだな。」
「よね。」


「で、これからどこ行く?」


「いろいろ行きたいとこあんだけどとりあえずお昼に行かない?」


「おお、いいぜ。ちょっと懐に余裕あっから奢ってやるよ。」


「え?当麻っていつもいつも『貧乏学生』を自称してんのにどういう風の吹きまわし??」


「気にしなさんな美琴さん、んじゃあいくぞー。」「はーい。」
この二人は昼食先で意外な人物たちと遭遇する。


そこには『グループ』の面々がいた。
当然のごとく。
美琴「何でアンタがここいんのよ!」


結標「なんでもいいでしょ。て言うかうるさい。」ここは店のなかである。


海原「それに今日は大切な用事がありますしね。」


上条「何でお前がここに!?」


一方「うっせェなァ。いるンだからいンだよ。」


上琴「「だから説明しろーっ!!」」


説明タイム【どうして彼らが『グループ』に入ったかの説明】
一方「ほンとは土御門もいンだけどよ。」


結標「あの状態じゃぁねー。」海原「ですよね。」


上条「あのー、所でそこの御嬢さんはどちらさまでしょうか??」


ショチトル「ショチトル。」ぶっきらぼうな自己紹介、に続いて


結標「海原のい・も・う・と♪」


上琴一打青シ「ぶっ!!」 結標以外が全員吹きだす。


上条「そそ、そうなのか?」


海原「いや、ですから師弟関係のようなものでして。」


結標「『つまり義理!!ってことは最高じゃないかにゃーっ!!』って土御門は言ってたわよ。」


海原「ぐぅ…………」


上条「あの馬鹿らしいコメントだ。」


一方「でよ、その自称ロリコン軍曹殿があのざまだ。これを見ねぇ手はねぇ。」


『グループ』全員「全くもってその通りっ!!」


彼らの視線の先には白雪に振り回されてる我らが軍曹殿の姿がある。


美琴「ところで結標。第3エリアには行かないほうがいいわよ。」


結標「へ?……ああ白井さんね。何だかんだ言ってあの関西人といちゃいちゃすんのに夢中だから気付かいないわよ。」


上条「こっからは見えねえのに何でわかるんだ?」


打ち止め「ようやく発言の機会が巡ってきたっ!ってミサカはミサカは興奮したり。」


一方「要は『シスターズ』が見てるらしいンだよ。」


打ち止め「うぎゃーっ!言う事全部言われたーっ!!ってミサカはミサカはあなたの頭をポカポカしてみたり!!」


一方「やめろクソガキィ!!…ってかおめぇら何にやにやしてンだァ!?」


上条「土御門はロリコンの称号をアクセラレータに譲るべきだな」


琴結青シ「だよねー(ですよねー)。」


一方「何行ってやがンだァ!?」


上琴青シ結「食事中はしゃべらない!」


ちなみのこの会話中ショチトルは美琴を(こいつがエツァリの…)という目で見ていたらしい。残念ながらエツァリの恋は旗男に持って行かれたのだが。
その頃近くの屋上には。
「追加報告なのよな」「はいっ…どうぞ。」


クリップボードを持つ浦上と望遠鏡をもって観察中の建宮。
彼は報告書に追加すべき情報を浦上に言う。浦上がそれを筆記する。のだが、


「上条勢力に入れるのはカップル、もしくは独身女性のみと見られる。」「ぶはっ!」


この馬鹿報告を筆記する前に吹いた。


浦上「ななな何をまじめに言っちゃってるんですか建宮さん!!!」
建宮「いやだってそうじゃんよ。」


そして建宮は横を向く。
「ところで御嬢さんはいつまでそうしてるのよな?」
「必要なだけ、オリジナルがどこまでするか見届けるまでです。とミサカは懇切丁寧に説明します。」


「…ところでさっきからぼそぼそ何独り言をしてるのよ?」


「業務連絡です。とミサカは説明します。ところであなた方こそ何をしているのですか?とミサカは先ほどから観察対象を変更しまくっているお二方を疑ってみます。」


建宮「(この話かたどうにかならんのよな?)」


浦上「(ですよね。この間も見た御坂美琴嬢のそっくりさんですけど)」


10032号「どうかしましたか?とミサカはコソコソしている御二方へ銃口を向けます。」


建浦「「何でそんなもん持ってんのー!!??」」


10032号「護身用です。とミサカは説明しつつ、オリジナルへのセクハラを繰り返すあの少女の事を思い出してゾッとします。」


建宮「(確か白井さんとかいったよな?)」


浦上「(ですです。テレポートの使い手なのであれくらいの護身用具がいるんでしょうか?)」


建宮「(それにしても物騒な…って)ヒィ!」


10032号「コソコソして何をしているのか尋ねてます。とミサカはセーフティーを解除してさっさと吐けと脅迫します。」


10090号「落ちつきなさい10032号。とミサカはミサカの銃を取り上げます。」


10032号「もちろん冗談ですよ、それにゴム弾です、とミサカはミサカの心配は杞憂にすぎないと説明します。」


15072号「それにしては物騒な護身用具ですね、とミサカはミサカの銃を調べます。」


10090「察するにオリジナルを撃つつもりだったのでは?とミサカは冷静に分析します。」


15072号「そこまでしてあの方をオリジナルから奪い返したいのですか?とミサカはミサカの想いに共感しつつも手段がよろしくないと宣告します。」


10090号「危険ですからこの銃は破壊処分します。とミサカは告げます。」ビリビリバッチィイイン!!!
狙撃銃は破壊された。


10032号「はぁー。とミサカは作戦の失敗を認識し、途方にくれます。」


全く同じ顔の3人が喧嘩っぽいことを繰り広げているのを見て、天草式のお二人は柄にもなく驚いてしまった。
建浦「「同じ顔した子が3人!!??」」




美琴「ム?」


上条「どうした美琴?」


美琴「なんか私の能力を外からあびたような気が…………」


上条「どういうこと??」


美琴「あの子たちが来てるみたいね。」


結標「シスターズね。さっき見かけたわよ。珍しく私服だったわね。」そういいつつ同じく私服のオリジナルをジィっと見る。


美琴「なっ、何よ!?さすがに制服でこんなことできないでしょーが!!そうだ打ち止め、アンタ何人くらいあの子たちが来てるかわかるでしょ?」


打ち止め「うーんとね、30人くらい?ってミサカはミサカはアバウトな予想を立ててみたり。」


一方「なンかさらに面白くなってきたンじゃねェか。」
打ち止め「そんなことよりパパとママもここでごはん食べるの?
ってミサカはミサカは訊ねてみたり」


結青シ「「「ぶっ!!」」」と三人吹きだす。


一方通行「オイ、テメェらきたねェだろうがよォ!!!!」
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