とある魔術の禁書目録 自作ss保管庫

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だれでも歓迎! 編集

小ネタ 野球デートの際の注意点



当麻「おーい、美琴!!」
美琴「あー、あんたか。何か用?」
当麻「素っ気ないな―。せっかく面白いもの持ってきたのに…」
美琴「え!まままままさか、劇場版ゲコ太のプレミアム試写会のチケット!?」
当麻「いや…チケットなのは合ってるけど、誰誘っても興味ないっていうから…」
美琴「…!これってプロ野球の試合のチケット!しかも巨人×横浜戦!!何であんたが!?」
当麻「いや~上条さんの数少ない幸運の一つでして、くじ引きを引いて当たったんだよ。
   外野席だけど初の学園都市でのシリーズって言うし好きな球団だからすっげー楽しみなんだ~」
美琴「へーそうなんだ(私はあんまり野球とか知らないけどこれは野球デートのチャンス!!
   しかも巨人だったら大体は知ってるし盛り上がりそうだし上手くいったらその後は…うへっへっへっ…)」ニヤリ
当麻「(なんか変なこと考えてそうだけどまいいか)それでペアチケットなんだけどお前一緒に―――」
美琴「行く!!絶対行く!!私も興味ある球団だったから楽しみだな~♪」
当麻「そうか!ならよかった~。一人で行くんじゃ寂しすぎるからな!ただ、最近嫌な負け方とかしてるから大丈夫かな?」
美琴「(そういえば最近大きくリードしてても逆転負けとか目立ってるし)まあ抑えがしっかりしていれば大丈夫でしょう」
当麻「でもクルーンとかいなくなって守護神がいないしなー」
美琴「(怪我して戦線離脱だっけ)まあでも山口が抑えに回ったから何とかなるでしょ。それに打線がつながれば点差で逃げ切れるでしょ」
当麻「そうだよな。それに尾花さんが育てた先発だったらそんなに点は取られないし」
美琴「(あれ?尾花さんって去年まで巨人だったわよね?まいっかー)そうよねー。後は4番がしっかり打てれば…」
当麻「余裕で勝てるよなー。ホームランも打てるし大丈夫だよな!」
美琴「うん!じゃあ期待しましょう!」
当麻「村田に」 美琴「ラミレスに」
二人「「………………あれ?」」
美琴「………あんたって横浜ファン?」
当麻「……ああ、そうだけど地元だし?お前も確か近くに住んでんだろ?」
美琴「いや…確かにそうだけど……!まさか外野席って…!」
当麻「うん、レフトの横浜側」
二人「「…………………」」


初春「まぁ白井さん、そんなにイジイジしないでくださいよ」
白井「フン!イジイジせずにはおられませんわ!あのお姉さまが、類人猿なんかと、デートだなんて!!」
佐天「まあ白井さん、サルのぬいぐるみに当たってもしょうがないですよ。ほらテレビつけて盛り上がりましょう!」ピッ
初春「あ、ちょうど野球中継ですか。そういえば御坂さん、ナイター見に行ったんですって?」
白井「あの類人猿に誘われて、いつもは見せないような笑顔でお出かけになられて…あー!!もうむしゃくしゃしますわ!!
   この辺で一発どっか~んと―――」カキーン
初春「うはっ!白井さんの予言どおりにホームラン!!そのままレフトスタンドへ…あれ、今の人って?」
佐天「ん?どうしたの初春?」
初春「今、ホームランボールが観客の頭に当たったんですが、その人が上条さんに似ていたような…」
佐天「きっと白井さんの念が届いたんじゃない?あっ、リプレイだ。…確かにこのツンツン頭は上条さんだけど…」
白井「…それに隣に座っているのはお姉さまのようですが、なんでこの二人」

「「「巨人のユニホーム着て、YGマークの帽子かぶってんだろう(ですの)??」」」


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