小ネタ 21巻?妄想
間近まで迫る学園都市からの追撃部隊、第三次製造計画の妹達
「お前一人で残るつもりか!?」
「そうよ、これは私の役目。おいたをした『妹』をしかるのは『姉』の役割よ。こればっかりはアンタに譲ってやらないわ」
「だからって、一人であれだけの数を相手にできる訳ないだろ!」
「大丈夫、絶対に此処から先は通さないから」
「そういう事を言ってるんじゃ「ねえ、ちょっと目を瞑ってくれない?」こんな時に何を「いいから!」……ったくなんだって」
上条が目を閉じた瞬間、二人の影が重なった。
「……アンタには貸しがあったわよね?」
「みさ、か……おまえ……」
「あの子を助けてきて、その上で私に返事をしなさい。それでチャラにしてあげるわ。アンタならそれぐらい簡単でしょ?」
「……勝手なこと言いやがって。ああ、やってやるよ!けどそれにはテメエが必要なんだ!絶対に死ぬなよ!!」
「分かってる、私もアンタに伝えたいことが沢山あるんだから。だから、行きなさい!」
「……わりぃ!」
「さあ、『姉』の恋路を邪魔した悪ーい『妹』にはきっついお灸を据えてやるんだから。覚悟してかかってきなさい!」