とある魔術の禁書目録 自作ss保管庫

9-73

最終更新:

NwQ12Pw0Fw

- view
だれでも歓迎! 編集

小ネタ 告白 2



美琴はまだ納得できなかった。
でも上条も自分のことを考えてくれたうえでの答えなら・・・・・
そう思いその答えを受け入れた。
そして
「わかった・・・」
そうつぶやいて上条の腰に手を回した。
「そのかわり、もう少しこのままでいさせて?」
上条は何も言わなかった。しかし美琴をより強く抱きしめた。
そしてしばらくしたら上条は力を緩めた。
美琴は少し残念そうに上条から離れた。
「そろそろ帰らないか?もうすっかり暗いし。寮まで送るからさ」
そう言って美琴の手を取って歩き出した。
御坂は始めはうつむいていたがしばらくするといつもの調子になっていた。
そして他愛もない話をしながら歩いていると常盤台の寮に着いた。
「ここまででいいわよ。今日はその・・・・・ありがとね。おかげで
すっきりしたわ」
「いや、こっちこそありがとな。あんな答えを受け入れてもらって」
「いいわよべつに。そのかわりちゃんと答えをだしなさいよ?
楽しみにしてるからね!」
そういって寮に入っていった。
上条は御坂が入ったのを確認してから自分の寮に向かった。
「しっかし今日は驚いたなぁ~まさか御坂が俺のことあんな風におもってて
くれたなんてな・・・・・まあでも答えなんてきまってんだけどな」
そして1年後上条は答えを伝えた。伝えた時に得たことそれは心からの
幸せ、そして「周りを良く見て行動する」と言う教訓の2つだった。


ウィキ募集バナー