そのカードを伏せろ

アストラルのセリフで、遊馬への指示。
類似するセリフは他にもいくつかあるが、ここでは「そのカードを伏せろ」とする。



壊れたCDのようなセリフが多いゼアルだが、このセリフはそれに反してあまり使われていない。
初心者(という設定)の遊馬にアドバイスをするセリフでもあるが、視聴者の知らない所で起きた遊馬の成長に伴って次第に使われなくなっていった。

アストラルが遊馬に行う指示にはアドバイスとしての要領を得ないものが多く、同例には「行け!遊馬!」*1「遊馬!トラップだ!」*2といったものがある。
このセリフの場合、カード名を口にしたわけでも指差したわけでもないカードを遊馬が認識できていることが不可解と言える。
普通は「どのカードを伏せるのかはっきりしろよ」とでも言いたくなるものだが。*3

そもそもの話、アストラルを認識できない相手ならカード名を口に出すことで示しても別に不都合は生じない。
なんとなく見えちゃう現象が起こると警戒しているのだろうか?



ゼアルのセリフにはそれそのものがゼアルに対するツッコミと化しているセリフも多く、このセリフもその1つとなっている。
というのも、ゼアルのデュエルには「伏せるべきカードを何故か伏せない」という展開が多く、場合によってはその行動が勝敗に影響していることもあるのである。

また、ゼアルのデュエルは「初手エクシーズ以降モンスターをほとんど出さない」傾向や「効果を詰め込んだカードが多い」傾向にあり、それに伴って手札がかなり余りやすい。
その余った手札を少しでも消費するために無駄にカードを伏せるという展開も時折見られ、そうなった場合は大抵伏せたカードが何なのか判明しないままデュエルが終了する。

そしてその場合のツッコミは、「そのカードを見せろ」である。





名前:
コメント:

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2018年10月23日 17:41
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。

*1 ポケモントレーナーなみに曖昧な指示である

*2 ただ罠カードを発動するだけ

*3 伏せられるカードが手札に1枚しかない場合ならまだしも