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※開発未満5※




「あんっ、あっ、アッ、…ッヤ、クク…ダメ、そこ、やあぁっ、アッ!んんっ」
最奥を細かく突くと、甲高い嬌声が絶え間なく続く。
締め付けに逆らうようにかき混ぜると、彼女の腰も妖艶にくねりだす。
秘部の上にある、赤く腫れた小さな可愛らしい突起を捏ね回すと、高い悲鳴をあげて啼く。
今までにないくらい激しい行為。快感に狂うゼシカはあまりにもエロティックだった。
ククールは理性も思考も失われた心の片隅で、最高の充足感を味わう。
―――ついにゼシカを堕とせた、と。
貞淑で純潔なお嬢様の殻をなかなか破れなかったゼシカの本性を、ようやく引きずり出せた、と。
恥辱という名の愛撫に感じて濡れる、ゼシカの淫らな身体。
ククールは、嗜虐心を煽られて悦に入るような己の性癖に気づかされて内心で笑うしかなかった。
(―――…… コレ はオレのものだ)
激しく突き上げながら、ククールは己に対して断言する。
ゼシカはこれから先永遠に、オレの前でだけその本性をさらけ出して啼くのだ。
オレ以外の誰一人、こんなゼシカを知ることは許さない。他の誰にもこの権利は渡さない。絶対に。
満たされていくのは、深淵のように底の知れない、ゾクゾクするほどの独占欲。
(……オレだけの、……ゼシカ)




ゼシカは苦しいくらいに喘ぎながら泣いた。
何度のぼりつめても強烈な快感に飽きることのない貪欲な自分の身体に、畏れすら感じながら。
ひざ頭が目前に迫るほど持ち上げられると下半身が宙に浮き、まるで真上から串刺しにされるように
強く貫かれても、もう悦びの悲鳴しかあがらない。ククールに何をされても、その全てが快楽に変わる。
こんな自分が信じられないと驚愕し、衝撃に打ちのめされても、その感情すら、気持ちよくて。
泣き濡れた瞳をこじ開けてククールを見上げると、目が合った瞬間に激しいキスで口をふさがれた。
直前に見えた彼の顔にはいつものクールぶった余裕なんてどこにもなくて、
何かを必死で堪えるかのような表情は確かな快楽に歪んでいた。
こんな凄まじい快感に狂わされているのは自分だけではないのだとゼシカは安堵する。
そしてククールにこんな快感を与えているのは自分の身体なのだと考えて熱くなる。
ククールを飲み込んでいるそこが、きゅううぅと痛いほどに締まった。
(―――…おおきく なった…)
もう知っている。その前兆を。愛しいククールの半身が自分の中でさらに膨らめば、次に待っているのは何か。
(…クク、…イ、く?)
そう思っただけで、痺れるような悦びが身体も心も満たしていくのはなぜだろう。
ゼシカは待ちわびる。激しい口付けに応えながら、ククールと自分の最後の絶頂を、胸を高鳴らせて待ちわびる。



「…ッ、ハッ……」
「きゃ、っあ…!!」
キスの合間の息継ぎと同時に、2人は身体をのけぞらせて声を上げた。
「ッだ、め、おねが…い…ッ!!クク、ククぅ…ッッ!!」
「ゼシ、カ…ッッ」
咄嗟にククールが腰を引いた。それは癖になっていることで、ククールも無意識にそうしようとした。
引きずり出される熱い塊。
突然ゼシカが叫んだ。
「イヤ…ッッ!!!!イヤ、ククール…!!」
「…ッなに…」
「ヤだ、や…ッ…クク…ぅ」
まるでククールが遠ざかっていくことに怯えるかのように、彼の腕を弱弱しく掴んで首を振る。
ククールは意味がわからず呆然とした。そもそも頭に血が上っているので状況判断などできない。
ただ、唾液で光るゼシカの口唇が動くのを、熱に浮かされながらじっと見つめていた。
ゼシカの見上げてくる潤んだ目が切なげに眇められて、涙が流れおちる。

「………抜か、ない、で……ぇ……」

―――ドクン!―――と。
心臓が跳ね、時が止まると同時に、あっと思う間もなかった。
「…ッア…!ぅ、あ…!!」
「あっ、あっ、ア…ッッ!!――ククール……ッッ!!!!」
“おねだり”の通りに。
ククールはゼシカの中に、溜まった全てのものを注ぎ込む。愛とか欲とか全てのものを。


それははじめてのことだった。
婚前前の2人にとって、本来セックスはご法度といってもいい。
しかしながらヤらないという選択肢はククールにはない。だからこそ決して失敗しないように、
いつも最後にはゼシカの中から自身を抜いて、外に出していた。少しでも危険を減らすために。
だから、今 自分の欲望の証をゼシカの中に一滴のこらず注いだのだとわかった瞬間、
最高の快楽と共に、単純に感動した。
注がれたモノを感じ、際限なく締め付けてくる愛しい内壁。
ゼシカもほぼ同時にイっていた。
身体の奥、お腹の中に、叩きつけられた熱い飛沫の正体がなんなのか、考えることもできないまま。
最高の快楽と、理由のわからない歓喜に、身体が達するより前に精神が達していた。



…必死で酸素を吸いながら恍惚の表情で、気持ちいい、気持ちよすぎて死んじゃう、
と繰り返すうわ言はいつものこと。放心しているゼシカに自分が何を言っているかの意識はない。
ククールがそんな彼女を愛おしそうに抱きしめ、口付け、直後の余韻に浸るのも、いつものこと。
しかし、今夜はそうもいかなかった。ククールは脱力したあとドサリとゼシカに覆いかぶさったまま、
ゼシカと共にはぁはぁと荒く息を吐き続けている。
可愛くエッチなうわ言を耳元で聞きながら、
(死にそうだったのはこっちだぜ…)
と、淫乱で清純なこの恋人の、すさまじい誘惑スキルにもはや呆れながら毒づいた。
絞り取られる、というのはまさにこういうことをいうのだろうか。本当に壊してしまうかと思うぐらい、
果ての見えない行為だった。ククールも脳内ばかりで何度も達し、身体は限界の限界まで彼女を貪り続けた。
正直セックスに対する欲は淡白なつもりだったが、ゼシカの身体はそんな矜持などたやすく吹き飛ばしてしまう、
魔性のような魅力がある。これこそがゼシカの本性なのか、それともこれは惚れた欲目なのか?
(………なんつーか…危険)
ククールは野生のカンで察知するものの、すでに抜け出せない罠にかかっている自分に気づいていているうえに
そこから抜け出そうという気もさらさらないのだから、どうしようもない。…今さらすぎるのだ。
「…クク…ル、……ククぅ…」
「………。…わり、重かったな…」
ゼシカの顔の脇に両肘をついてけだるい身体を持ち上げると、ゼシカが悦にとろけた顔で見上げてくる。
「…ククール……。……すき」
―――完全に油断していたところに喰らったカウンターの威力は想像を絶する。
またもククールは一瞬 忘我の境地に導かれたが、繋がったままの下半身がこの期に及んで再び
熱を帯びてくるのを、あれだけ絞り取られといてどんだけ節操ないんだテメエは、
と己を罵ることで死ぬ気で耐えた。いや、悪いのは本当にオレなのか?と自問自答しながら。
カウンターを繰り出したあと、ゼシカは何事もなかったように穏やかな息をたてて瞳を閉じていた。
眠ったというよりは休んでいる、と言った方が合っているだろう。眠りと覚醒の狭間でまどろんでいる。
ククールは気の抜けたため息をつくと、そっとゼシカの中から自身を引き抜いた。
案の定トロリと溢れ出てくるのは白く、濁った、粘り気のある、男の汚れた欲望そのもの。
ゼシカの内から流れ出し、白いふとももを卑猥に汚す。
……自然と、ククールは再び大きなため息をつくのだった。






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最終更新:2010年05月10日 03:33
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