08年2月27日 Hの2回目の審判記事

恐喝未遂の少年、保護観察処分に 神戸の高3自殺 【大阪】2008/02/27, 朝日新聞 夕刊, 11ページ

 神戸市須磨区の私立高校で昨年7月に飛び降り自殺した3年の男子生徒(当時18)が元同級生から現金を要求されてい
た事件で、逮捕された少年4人(退学)のうち、最初に恐喝未遂の非行事実で家裁に送致され、試験観察になっていた少年
(18)=兵庫県西宮市=の審判が27日、神戸家裁で再開された。三宅知三郎裁判官は少年の保護観察処分を決めた。
 この事件では、生徒にブレスレットなどを売りつけたとして、恐喝と脅迫の非行事実で家裁送致された少年(18)が昨
年12月、中等少年院送致の保護処分を受けている。


神戸・高3自殺:恐喝未遂の少年、保護観察処分に2008/02/27, 毎日新聞 大阪夕刊, 11ページ

 神戸市須磨区の私立高3年生(当時18歳)のいじめ自殺事件で、恐喝未遂の非行事実で昨年10月5日に送致された
元同校生徒の少年(18)=昨年12月6日付で退学処分=について、神戸家裁は27日、保護観察処分を決定した。
神戸地検は「少年院送致相当」としたが、三宅知三郎裁判官は「少年なりに本件を振り返る努力を積み重ねてきた。要保護
性は段階的に解消されつつある」と判断した。
 決定によると、少年は同級生2人と共謀。昨年6月、被害生徒に携帯電話のメールで「夏休み明けまでに金を払わなけれ
ば、倍の金額を払わせるか、退学にさせるか、リンチさせる」と脅した。被害生徒は7月3日、校舎から飛び降り自殺した。
【酒井雅浩】


高3自殺の恐喝未遂審判 少年を保護観察処分/神戸家裁2008/02/27, 大阪読売新聞 夕刊, 14ページ

 神戸市須磨区の私立高校で、昨年7月に自殺した同高3年の男子生徒(当時18歳)が、同級生らから金を要求された事
件で、恐喝未遂の非行事実で最初に送致され、試験観察処分を受けていた同級生の少年(18)(退学)の少年審判が27
日、神戸家裁であり、三宅知三郎裁判官は少年を保護観察処分とした。
 決定によると、少年は「うそをついたら罰金1万円を払え」などと生徒に要求。昨年6月ごろ、「夏休み明けまでに金を
支払わなければ、倍の金額を払わせるか、リンチさせる」などと書いた携帯メールを送り、金を脅し取ろうとした。


神戸高3自殺 恐喝未遂少年を保護処分2008/02/27, 産経新聞 大阪夕刊, 15ページ

 神戸市須磨区の私立高校で、昨年7月、飛び降り自殺した同校3年の男子生徒=当時(18)=が同級生から金品を要求
されていた事件で、恐喝未遂の非行事実で、同年10月に家裁送致された少年(18)の審判が27日、神戸家裁であった。
三宅知三郎裁判官は、少年を保護観察処分とする決定をした。
 決定理由で三宅裁判官は「少年なりに事件を振り返る努力を重ねたが、引き続き反省する必要がある」と指摘。少年は昨
年10月の審判で試験観察となっていた。
 この事件では他に、恐喝未遂の非行事実で家裁送致された2人が試験観察中。脅迫と恐喝の非行事実で家裁送致された
1人が中等少年院に送致されている。

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最終更新:2008年03月17日 22:41
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