事実、彼らには標準種というものが存在している。傍系や亜流も存在しているが多数派である標準種は個体差というものが最大でも10%という規格製品のような(生物とは思えない)数値を出しているのである。
そして大陸を跨いで世界中でこの標準種が存在している事から信憑性の無い噂という可能性は少ないという見方が一般的である
生息可能地域
環境適応能力が非常に高く、寒冷地帯から熱帯地域まで対応する
ワイバーンのライフサイクル
寿命こそ30年と比較的短いが、僅か一年程で生殖可能となり、二年目には完全に成竜となる。(犬や猫等の小動物並みの生育速度)
成竜後二十年程は性能を保ち続け、その後五年程も緩やかに下降する程度である。死ぬ二~三年程前頃からようやく急激に老化し始め、そのまま死に至る。
操縦方法
騎乗する操者は
竜戦士と呼ばれる。
その操縦法は、ワイバーンの首の付け根にある魔力を感知する『こぶ』
これに魔力を注ぎ込み、操る。
戦竜の様に手綱や鐙で制御可能だが、魔力による直接制御の方がタイムラグも少なく、複雑な機動も可能である。
食事
雑食性
体格に比して、恐ろしく小食―あくまで体格に比してであり、大喰らいであることには変わりが無いが―
詳細は不明ではあるが、その成長速度といい、大気中のマナを取り込んでるとしか考えられない。
気性
竜種にしては異常な程の大人しさと従順さ
繁殖能力
有
戦闘能力
一般的に
防護結界は持たないが、
火炎攻撃(一般的に
ブレス攻撃と呼称)を行える。
最高速度240キロ時・航続距離700キロ程度の飛行が可能
最大高度は4000Mが限度である。それ以上ではいつ飛行不能になる(墜落する)かわからない。
機動性能
極短距離での離着陸が可能な為、
転移世界での航空基地は滑走路と呼ばれる施設が存在しない。(最も大規模な部隊が所属している場合の駐竜場は存在するが)
生物特有の機敏さをもつ為、最小旋回半径等は帝國製航空機を上回る。騎手プラス最大200キロ程度までの搭載能力を持つ。
資金力の無い小国ではブレス攻撃のできない、安い種(亜種?)を使用しているところもあります。これらは本来、軽輸送・伝令用の種です。その中でも1人乗るので精一杯の小型種(維持費も安いから)を使って、小回りが利くのを武器に弓や槍で戦う事もあるらしい。
2005/10/29時点の設定だが2006年4月以降通用するか定かではない。
帝國軍用ワイバーン
帝國軍内では飛竜と呼称される。
異世界からの来訪者である
帝國人は魔力を持たないため
手綱や鐙で操る。その為、転移世界の
竜騎士や
竜戦士の操るワイバーン種に正面からの戦闘では敵わないというのが通説
ロッシェル戦役後に帝國でも一部採用され、
その後軍内部の後方支援任務で数十年にわたり活躍する。
STOL機として極めて優秀なワイバーンが居た為、オートジャイロの実用化は大きく遅れる事になる。
これは機械技術を信奉する帝國としては皮肉な事と言わざるを得ない
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最終更新:2012年02月26日 10:07