ワイバーンから繁殖能力を奪う代わりに別種と呼べるほどの能力向上を果たしたワイバーン
元は将軍や騎士隊長用の『専用機』として開発されたが、今では竜騎士の一般的な騎乗種となっている。

通常のワイバーンとの最大の違いは防護結界能力を持っている事

ロッシェル戦役?後、各列強はこの戦いにおける戦訓を元に帝國航空戦力という新たな脅威に対する為に、ワイバーン・ロードの統廃合計画を進める事になる。

ロッシェル王国製ワイバーン・ロード
最高速度480キロ時・航続距離1000キロ程度と、零式艦上戦闘機と比べて航続距離を除き、大差ないように見える(機動性を考えればむしろ上かもしれない)が、これは青壮年期における標準的な個体の能力であり、同年代でもプラス・マイナス10%もの性能差がある。さらに悪い事にこの記録は十分な休憩をあたえた後での記録であり、戦場へ向かう際に発生する疲労等は考慮されていない(ワイバーン種の疲労度は戦闘能力に直結する)。
最大高度は不明だがレムリア王国製ワイバーン・ロードを上回る性能は持ち合わせていない事は確実である。

ロンバルキア王国製ワイバーン・ロード
詳細は不明だがロンバルキア王国の国力から考えてロッシェル王国製ワイバーンロードと大差ない能力と考えられる。

レムリア王国製ワイバーン・ロード
ロッシェルのワイバーン・ロードに比べると総じて魔力出力が高い
その為、スタミナ、一定時間あたりのブレス回数等出力に起因する能力はロッシェルよりも優秀でロッシェル王国竜騎士のエースがレムリア王国製のワイバーン・ロードに騎乗したとき、これだけの能力があれば帝國の航空機にも容易く負ける事は無かったという感想を抱いたほどである。
またグラナダ戦役で初手合わせとなった帝國軍パイロットにはロッシェル王国製ワイバーン・ロードと比べてワイバーン・ロードのさらに上位種か!?と驚かせた
上昇能力は高度4000Mを超えると動きが鈍くなり、5000Mとなると飛ぶのがやっとになる。6000Mではいつ飛行不能になるかわからない。

レムリア魔法協会製ワイバーン・ロード
レムリアが帝国に併合された後に開発調整されたワイバーン・ロード(レムリア王国が無くなった為以後は供給元である協会名で呼称)
性能的にはレムリア王国時代のワイバーン・ロードと変わらずに促成飼育を可能(調整を容易にする)にした為、量産性に優れるが個体寿命が大幅に削減された。通称「簡易量産型」

ローレシア王国製ワイバーン・ロード
レムリア併合直後に帝国情報部が入手した情報によると3種の性能特化型のワイバーン・ロードを開発しつつある。

タイプⅠ
調整を容易にする代わりに大幅に寿命を落としたレムリア魔法協会製ワイバーン・ロードと同じコンセプトをもつ簡易量産型

タイプⅡ
帝國の機械竜並の速力を付加するために、防護結界能力を削った高速機動型 最高速度が520~530キロ近くまで向上

タイプⅢ
ブレス能力と防護結界能力を無くした変わりに速度と運搬能力を向上した爆撃特化型 最高速度が570~580キロ近くまで向上したタイプ
対艦用魔法の槍』(対艦誘導弾のこと)の推進装置代わりに使用されると推測


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最終更新:2007年07月22日 12:54