転移後の世界で、帝國が
邦国の王族や貴族に与えてる階級。
無料で、しかも相手が喜ぶとあって、よく使われる。
標準規定
皇室に連なる家系 |
帝國公爵 |
人口一千万超の邦国の王 |
帝國侯爵 |
人口百万超の邦国の王 |
帝國伯爵 |
人口十万超の邦国の王 |
帝國子爵 |
人口十万未満の邦国の王 |
帝國男爵 |
レムリア王国併合前までは上記の五爵で足りていたが、レムリア諸侯には侯爵級の者も多く、また諸侯に準じる上級士族たちに対する慰撫も考えれば、爵位制度そのものを変える必要があると考えられている。
-そこまでする必要があるのか?-
そういう声も国内では大きい。だがそうした方が『いろいろやり易い』。第一、元手は只なのだ。ならば使わぬ手はあるまい。幸い帝國には爵位から漏れた名族も多い。ついでに彼らにも授ければ、これから何かと便利だろう。当然与えるのは爵位だけで、富は伴わない。
ならば問題ないだろう。
そう帝國は判断した。
後は爵位の価値を守る為、宮内省に爵位を厳重に管理させればよい。江戸時代のように不行跡があれば容赦なく爵位の剥奪・降格を行わさせるのだ。
帝國の貴族制度や爵位に対する考えなどその程度、所詮『道具』に過ぎなかったのである。
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最終更新:2006年06月06日 22:12