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2009年10月26日 締 切 新聞論評 学籍番号1814082 氏名 貞光祐花
1.新聞情報
2.要約
住友林業は自社の社有林が二酸化炭素を吸収する効果を使い、二酸化炭素の排出枠を販売することを始める。この取り組みは一部の自治体が手掛けていたが、企業が排出枠の販売を実施するのは初めてである。(95字)
3.論評
ついに二酸化炭素の取引が企業間でも出始めたようである。今までの環境問題といえば、ゴミを拾うことやリサイクルすることが頭に浮かんできていた。しかし今では、このようにビジネスとしても活用されるようになった。
民主党のかかげた二酸化炭素25%削減の政策により、目標達成のためにそれぞれが大きな努力をしていかなければならない。しかし、二酸化炭素の排出量を減らすためには様々な設備投資をしなければならないだろう。現在の経済状況の中、各企業にとってそれはとても苦しく感じるであろう。そのような中で、この住友林業が始める排出枠の販売は、二酸化炭素の排出量を設備投資せずお金で簡単に取引出来るので、企業間にとっては助かる取り組みになるのではなかろうか。
しかし疑問なのが、果たしてこれが本当に環境のためになっているのかということである。たしかに25%削減の目標には近づくかもしれない。だが、日本全体の総排出量が減ることに繋がっているのか、あまりイメージが湧いてこない。私は企業それぞれで二酸化炭素を最大限減らしていくべきではないかと感じる。今後もう少し様子を見ていきたいところである。(485字)
4.コメント
2009年10月26日 締 切 新聞論評 学籍番号1814082 氏名 貞光祐花
1.新聞情報
- 見出し:森林管理の排出枠販売 住友林業 企業初、社有林で獲得
- 発行日:2009年10月26日
- 新聞社:日本経済新聞(日刊)
- 面数:9面
2.要約
住友林業は自社の社有林が二酸化炭素を吸収する効果を使い、二酸化炭素の排出枠を販売することを始める。この取り組みは一部の自治体が手掛けていたが、企業が排出枠の販売を実施するのは初めてである。(95字)
3.論評
ついに二酸化炭素の取引が企業間でも出始めたようである。今までの環境問題といえば、ゴミを拾うことやリサイクルすることが頭に浮かんできていた。しかし今では、このようにビジネスとしても活用されるようになった。
民主党のかかげた二酸化炭素25%削減の政策により、目標達成のためにそれぞれが大きな努力をしていかなければならない。しかし、二酸化炭素の排出量を減らすためには様々な設備投資をしなければならないだろう。現在の経済状況の中、各企業にとってそれはとても苦しく感じるであろう。そのような中で、この住友林業が始める排出枠の販売は、二酸化炭素の排出量を設備投資せずお金で簡単に取引出来るので、企業間にとっては助かる取り組みになるのではなかろうか。
しかし疑問なのが、果たしてこれが本当に環境のためになっているのかということである。たしかに25%削減の目標には近づくかもしれない。だが、日本全体の総排出量が減ることに繋がっているのか、あまりイメージが湧いてこない。私は企業それぞれで二酸化炭素を最大限減らしていくべきではないかと感じる。今後もう少し様子を見ていきたいところである。(485字)
4.コメント