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{2010年1月12日 締 切 新聞論評 学籍番号 200814035 氏名 片桐みなみ}
1.新聞情報:
2.要約:
エコカー減税などが追い風となり、環境車に人気が集中する傾向が一段と強まった。カローラは1968年の統計開始以来、初めて販売台数が10万台を割り込み、順位も前年の5位から9位に後退した。
(92文字)
3.論評:
地球温暖化防止へ、今回の世界同時不況を契機に、世界各国政府は環境インフラ整備を一気に推し進めようとしている。エネルギー分野では太陽光や風力発電といった自然エネルギーの利用促進政策がどんどん打ち出されている。米オバマ新政権のグリーンニューディール政策に続けとばかりに、日本の麻生政権も「日本版グリーンニューディール政策」を打ち出しエコカー最速普及をめざし、「エコカー減税」を打ち出した。2010年の自動車業界は、09年の“エコカー特需”の反動とデフレに脅かされそうだ。09年の新車販売が歴史的な低水準に落ち込むなか、政府支援によるエコカー人気が唯一の救いだった。ただ一方で、トヨタ自動車の“プリウス依存症”に象徴される売れる車種の偏重が起きている。利益率の低いハイブリッド(HV)車や小型車へのシフトは、収益の悪化を招く。10年は依存症からの脱却が大きな課題だ。(380文字)
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{2010年1月12日 締 切 新聞論評 学籍番号 200814035 氏名 片桐みなみ}
1.新聞情報:
- 見出し:エコカー人気鮮明、昨年新車販売、プリウス、初の首位。-新聞名:日本経済新聞 朝刊
- 発行日:2010年1月9日
- 面数:11面
2.要約:
エコカー減税などが追い風となり、環境車に人気が集中する傾向が一段と強まった。カローラは1968年の統計開始以来、初めて販売台数が10万台を割り込み、順位も前年の5位から9位に後退した。
(92文字)
3.論評:
地球温暖化防止へ、今回の世界同時不況を契機に、世界各国政府は環境インフラ整備を一気に推し進めようとしている。エネルギー分野では太陽光や風力発電といった自然エネルギーの利用促進政策がどんどん打ち出されている。米オバマ新政権のグリーンニューディール政策に続けとばかりに、日本の麻生政権も「日本版グリーンニューディール政策」を打ち出しエコカー最速普及をめざし、「エコカー減税」を打ち出した。2010年の自動車業界は、09年の“エコカー特需”の反動とデフレに脅かされそうだ。09年の新車販売が歴史的な低水準に落ち込むなか、政府支援によるエコカー人気が唯一の救いだった。ただ一方で、トヨタ自動車の“プリウス依存症”に象徴される売れる車種の偏重が起きている。利益率の低いハイブリッド(HV)車や小型車へのシフトは、収益の悪化を招く。10年は依存症からの脱却が大きな課題だ。(380文字)
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