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2009年11月02日 締 切 新聞論評 学籍番号1914032 氏名 篠崎丈
1.新聞情報
2.要約
日産自動車は仏ルノーの電気自動車向けに、リチウムイオン電池を量産する。国内の電池生産能力を従来計画より5割引き上げ、2012年にルノーと共同で年産6万台の新電池工場をフランスに建設し、500億円規模を投資する。(100文字)
3.論評
ルノーは2011年に電気自動車をフランスで量産する計画。相互出資の関係にある日産と次世代環境車技術でも組み、電池やモーターなどの基幹部品も共通化する。日産は電池の供給先を拡大することで量産効果を狙うためだ。
リチウムイオン電池は電気自動車の性能を左右する部品だが、現時点では車両生産コストの半分近くを占める。日産とNECは電池をまずルノー向けにも供給し、将来は他の完成車メーカーへの販売も目指し、電気自動車の普及の最大の課題であるコスト低減を狙うようだ。ハイブリッド車でトヨタ自動車などに出遅れた分、電気自動車分野で提携を強化し、追撃する方針。
日産とNECは、米国や英国、ポルトガルでも12年までにリチウムイオン電池の工場を新設する計画。12年の電池の世界生産能力は、従来計画の電気自動車約40万台分から、年50万台弱に相当する規模に増え、量産のための投資金額は2000億円から2500億円規模に達する。
環境車向けの電池を巡っては、国内外の自動車・電機メーカーによる量産計画が相次いでいる。今後も高性能電池を巡り、競争が加速しそうだ。(446文字)
4.コメント
2009年11月02日 締 切 新聞論評 学籍番号1914032 氏名 篠崎丈
1.新聞情報
- 見出し:電気自動車用の電池、日産、ルノー向けに量産、国内外で500億円投資。
- 発行日:2009年11月3日
- 新聞社:日本経済新聞、朝刊
- 面 数:1面
2.要約
日産自動車は仏ルノーの電気自動車向けに、リチウムイオン電池を量産する。国内の電池生産能力を従来計画より5割引き上げ、2012年にルノーと共同で年産6万台の新電池工場をフランスに建設し、500億円規模を投資する。(100文字)
3.論評
ルノーは2011年に電気自動車をフランスで量産する計画。相互出資の関係にある日産と次世代環境車技術でも組み、電池やモーターなどの基幹部品も共通化する。日産は電池の供給先を拡大することで量産効果を狙うためだ。
リチウムイオン電池は電気自動車の性能を左右する部品だが、現時点では車両生産コストの半分近くを占める。日産とNECは電池をまずルノー向けにも供給し、将来は他の完成車メーカーへの販売も目指し、電気自動車の普及の最大の課題であるコスト低減を狙うようだ。ハイブリッド車でトヨタ自動車などに出遅れた分、電気自動車分野で提携を強化し、追撃する方針。
日産とNECは、米国や英国、ポルトガルでも12年までにリチウムイオン電池の工場を新設する計画。12年の電池の世界生産能力は、従来計画の電気自動車約40万台分から、年50万台弱に相当する規模に増え、量産のための投資金額は2000億円から2500億円規模に達する。
環境車向けの電池を巡っては、国内外の自動車・電機メーカーによる量産計画が相次いでいる。今後も高性能電池を巡り、競争が加速しそうだ。(446文字)
4.コメント