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2009年11月09日 締 切 新聞論評 学籍番号1814103 氏名 兼安紘平
1.新聞情報
2.要約
米軍普天間基地移設を巡って対立していた日米両政府がオバマ大統領の来日を控え、柔軟姿勢の演出を始めた。首脳会談での衝突を避けるためではあるが、この問題を先送りにすれば日米の火種になる可能性もある。(97字)
3.論評
麻生政権までは移設を巡って大きな問題は生じていなかったが、先日の政権交代により鳩山政権になってからは何かと日米の摩擦が起きている。米政府はブッシュ政権からオバマ政権に代わっても国家間の問題はあまり方向転換していないが、日本政府は180°の方向転換をしている。
普天間移設問題は沢山の問題が絡み合っているため100%の正解というものはない。前政権のままの合意ならば、グアムに基地を移転するが、費用は7000億円もの資金が必要となりそれは日本国民の税金で支払われる。しかし現政権の案でも嘉手納基地へ統合されるため、沖縄への負担はさほど変わらない。この問題の焦点はアメリカとの信頼関係であり、日本政府は前政権の決定を否定するのではなく、アメリカ政府との慎重な協議をして欲しい。政権交代直後だからこそ、鳩山政権には慎重にこの問題に対処して欲しい。
しかし、この問題は戦後にアメリカ軍が沖縄に駐留してから、日本政府がどっちつかずの態度を60年以上とって来たため生じた問題ではないか。今まで何も言わなかったためにこの問題が今になって表面化してきているのだろう。日本国民はどれだけ沖縄の基地の事を考えているのだろう。この問題の最大の被害者はやはり基地に長年悩まされ続けてきた沖縄県の人達なのかも知れない。(545字)
4.コメント
2009年11月09日 締 切 新聞論評 学籍番号1814103 氏名 兼安紘平
1.新聞情報
- 見出し:日米衝突回避を優先
- 発行日:2009年11月09日
- 新聞社:日本経済新聞、朝刊
- 面数:2面
2.要約
米軍普天間基地移設を巡って対立していた日米両政府がオバマ大統領の来日を控え、柔軟姿勢の演出を始めた。首脳会談での衝突を避けるためではあるが、この問題を先送りにすれば日米の火種になる可能性もある。(97字)
3.論評
麻生政権までは移設を巡って大きな問題は生じていなかったが、先日の政権交代により鳩山政権になってからは何かと日米の摩擦が起きている。米政府はブッシュ政権からオバマ政権に代わっても国家間の問題はあまり方向転換していないが、日本政府は180°の方向転換をしている。
普天間移設問題は沢山の問題が絡み合っているため100%の正解というものはない。前政権のままの合意ならば、グアムに基地を移転するが、費用は7000億円もの資金が必要となりそれは日本国民の税金で支払われる。しかし現政権の案でも嘉手納基地へ統合されるため、沖縄への負担はさほど変わらない。この問題の焦点はアメリカとの信頼関係であり、日本政府は前政権の決定を否定するのではなく、アメリカ政府との慎重な協議をして欲しい。政権交代直後だからこそ、鳩山政権には慎重にこの問題に対処して欲しい。
しかし、この問題は戦後にアメリカ軍が沖縄に駐留してから、日本政府がどっちつかずの態度を60年以上とって来たため生じた問題ではないか。今まで何も言わなかったためにこの問題が今になって表面化してきているのだろう。日本国民はどれだけ沖縄の基地の事を考えているのだろう。この問題の最大の被害者はやはり基地に長年悩まされ続けてきた沖縄県の人達なのかも知れない。(545字)
4.コメント









