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2009年10月26日 締 切 新聞論評 学籍番号1814103 氏名 兼安紘平
1.新聞情報
2.要約
日本の財政悪化懸念が一段と強まっている。2009年度の国債発行額が過去最高の50兆円、10年度に向けた概算要求も95兆円と拡大。将来の負担増、長期金利急騰など懸念がくすぶり始めている。(92字)
3.論評
これまで民主党は前政権の無駄遣いや天下りなどを国会で追及してきた。選挙のマニフェストでは鳩山総理は消費税アップを否定、またマニフェストの目玉である18歳以下の子供がいる母子家庭に生活保護とは別に金額を上乗せする「母子加算」の復活を主張してきた。しかし、いざ政権交代をしてみれば国債が過去最高、概算要求も95兆円など想像もしていなかった数字の金額が出てきた。
社会保障の充実は税収と深い関係にある。社会保障が充実している北欧各国は消費税が総じて高い。スウェーデン、ノルウェーの消費税率は25%と日本人からすると想像できない数字だ。だがその代わり、充実した社会保障制度が約束されており国民が安心して暮らすことができる。またすべてのものが25%なのではなく、食料品など人間の生命に関わるものは12%と柔軟な消費税の制度がある。日本は税率が低いのにこれ以上支出が増えてしまっては財政破たんをしてしまう。今すぐにでも消費税を10%以上に上げて税収を増やすべきだ。無駄な公共事業の見直しも必要だが、あまりにも時間がかかり過ぎている。今、日本に必要なのは北欧各国の消費税率のような柔軟性である。そして我々国民も社会保障費はどこからやってくるのか、よく考えなければいけない。(528字)
4.コメント
2009年10月26日 締 切 新聞論評 学籍番号1814103 氏名 兼安紘平
1.新聞情報
- 見出し:財政膨張 歯止めなく
- 発行日:2009年10月26日
- 新聞社:日本経済新聞、朝刊
- 面数:3面
2.要約
日本の財政悪化懸念が一段と強まっている。2009年度の国債発行額が過去最高の50兆円、10年度に向けた概算要求も95兆円と拡大。将来の負担増、長期金利急騰など懸念がくすぶり始めている。(92字)
3.論評
これまで民主党は前政権の無駄遣いや天下りなどを国会で追及してきた。選挙のマニフェストでは鳩山総理は消費税アップを否定、またマニフェストの目玉である18歳以下の子供がいる母子家庭に生活保護とは別に金額を上乗せする「母子加算」の復活を主張してきた。しかし、いざ政権交代をしてみれば国債が過去最高、概算要求も95兆円など想像もしていなかった数字の金額が出てきた。
社会保障の充実は税収と深い関係にある。社会保障が充実している北欧各国は消費税が総じて高い。スウェーデン、ノルウェーの消費税率は25%と日本人からすると想像できない数字だ。だがその代わり、充実した社会保障制度が約束されており国民が安心して暮らすことができる。またすべてのものが25%なのではなく、食料品など人間の生命に関わるものは12%と柔軟な消費税の制度がある。日本は税率が低いのにこれ以上支出が増えてしまっては財政破たんをしてしまう。今すぐにでも消費税を10%以上に上げて税収を増やすべきだ。無駄な公共事業の見直しも必要だが、あまりにも時間がかかり過ぎている。今、日本に必要なのは北欧各国の消費税率のような柔軟性である。そして我々国民も社会保障費はどこからやってくるのか、よく考えなければいけない。(528字)
4.コメント