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2009年11月09日 締 切 新聞論評 学籍番号200814065 氏名 沖野真大
1.新聞情報
2.要約
原子力発電所で国内初のプルサーマル発電が九州電力玄海原発で動き出した。電力業界は2015年度までに全国16~18基に広げる計画で、商用炉稼働までの主軸として期待される(83字)
3.論評
日本が現在所持しているプルトニウムは原爆3000発分であり、それらを安上がりに処理できる意味でもプルサーマルは重要だと記事にあるが、非核三原則を掲げる日本が、知らないうちにそんなにも多くの核燃料を保有していたという事実に驚かされた。確かに核燃料の廃棄には多くのコストを要するが、他国の核燃料保有や、使用に批判的な態度を示しておきながら、国内で平然と原子力発電にいそしんでいる現状ははたしてどうなのだろうか。それに、原発の拡大は、危険性の拡大にもつながる。単純に電力会社の利益目的での発電であれば、都市圏に建てた方が儲かるはずだが、原発は地方を中心に拡大している。何故か。都市に建てることができるほど安全ではないからではないのだろうか。原子炉には耐久年数の問題も存在し、それが過ぎればその場所をコンクリート詰めにして封鎖しなければならない。そんな原発で日本が埋め尽くされると思うと、ぞっとする。(393字)
4.コメント
2009年11月09日 締 切 新聞論評 学籍番号200814065 氏名 沖野真大
1.新聞情報
- 見出し:プルサーマルを着実に回そう
- 発行日:2009年11月07日
- 新聞社:日本経済新聞、朝刊
- 面数:2面
2.要約
原子力発電所で国内初のプルサーマル発電が九州電力玄海原発で動き出した。電力業界は2015年度までに全国16~18基に広げる計画で、商用炉稼働までの主軸として期待される(83字)
3.論評
日本が現在所持しているプルトニウムは原爆3000発分であり、それらを安上がりに処理できる意味でもプルサーマルは重要だと記事にあるが、非核三原則を掲げる日本が、知らないうちにそんなにも多くの核燃料を保有していたという事実に驚かされた。確かに核燃料の廃棄には多くのコストを要するが、他国の核燃料保有や、使用に批判的な態度を示しておきながら、国内で平然と原子力発電にいそしんでいる現状ははたしてどうなのだろうか。それに、原発の拡大は、危険性の拡大にもつながる。単純に電力会社の利益目的での発電であれば、都市圏に建てた方が儲かるはずだが、原発は地方を中心に拡大している。何故か。都市に建てることができるほど安全ではないからではないのだろうか。原子炉には耐久年数の問題も存在し、それが過ぎればその場所をコンクリート詰めにして封鎖しなければならない。そんな原発で日本が埋め尽くされると思うと、ぞっとする。(393字)
4.コメント









