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2009年12月14日 締 切 新聞論評 学籍番号1914082 氏名 上田聡
1.新聞情報:
2.要約:
NTTデータはインドで現地企業の買収などを通じ2012年度までに5000人の開発要員を確保する。英語に堪能な人材を安い人件費で確保できるインドを新たな開発拠点とする。(83字)
3.論評:
NTTデータは12年度までの中期経営計画で、海外売上高を08年度比で5倍の3000億円に引き上げ、売上高に占める割合を20%とする方針を打ち出している。金融機関や製造業のシステム構築の受注拡大を目指し、これまで欧米やオーストラリアなどのシステム会社を買収してきた。
NTTコミュニケーションズは、インドに進出している日系企業をはじめとしたグローバル企業を対象に、現地でのネットワーク・インテグレーション、およびソリューションを提供するため、日系キャリアとして初のインドにおける現地法人「NTT Communications India Private Limited」を全額出資により設立し、営業を開始している。また、タタ・グループ持株会社と資本提携もしている。TTSLはインド最大規模の財閥、タタ・グループ傘下の移動通信事業者であり、ほぼインド全域をカバーしている。また同社は高品質なネットワークと広範な店舗網を有し、成長著しいインド市場でシェアを急拡大しており、急速な経済成長が見込まれる。これらはインド移動通信市場での事業領域拡大と収益増大というNTTの目的だろう。実際インドという場は市場としても成長が見込め、優秀な人材が多い国である。これからのNTTの躍進のために賢明な判断であると言える。
(505文字)
4.コメント
2009年12月14日 締 切 新聞論評 学籍番号1914082 氏名 上田聡
1.新聞情報:
- 見出し:NTTデータ、インドでソフト開発強化、現地で買収、5000人体制に。
- 新聞名:日本経済新聞 朝刊
- 発行日:2009年12月10日
- 面数:9面
2.要約:
NTTデータはインドで現地企業の買収などを通じ2012年度までに5000人の開発要員を確保する。英語に堪能な人材を安い人件費で確保できるインドを新たな開発拠点とする。(83字)
3.論評:
NTTデータは12年度までの中期経営計画で、海外売上高を08年度比で5倍の3000億円に引き上げ、売上高に占める割合を20%とする方針を打ち出している。金融機関や製造業のシステム構築の受注拡大を目指し、これまで欧米やオーストラリアなどのシステム会社を買収してきた。
NTTコミュニケーションズは、インドに進出している日系企業をはじめとしたグローバル企業を対象に、現地でのネットワーク・インテグレーション、およびソリューションを提供するため、日系キャリアとして初のインドにおける現地法人「NTT Communications India Private Limited」を全額出資により設立し、営業を開始している。また、タタ・グループ持株会社と資本提携もしている。TTSLはインド最大規模の財閥、タタ・グループ傘下の移動通信事業者であり、ほぼインド全域をカバーしている。また同社は高品質なネットワークと広範な店舗網を有し、成長著しいインド市場でシェアを急拡大しており、急速な経済成長が見込まれる。これらはインド移動通信市場での事業領域拡大と収益増大というNTTの目的だろう。実際インドという場は市場としても成長が見込め、優秀な人材が多い国である。これからのNTTの躍進のために賢明な判断であると言える。
(505文字)
4.コメント