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2009年10月26日 締 切 新聞論評 学籍番号1914074 氏名 中村信也
1.新聞情報
2.要約
日本の財政悪化懸念が一段と強まっている。2009年度の国債発行額が過去最高の50兆円、10年度に向けた概算要求も95兆円と拡大。将来の負担増、長期金利急騰など懸念がくすぶり始めている。(92字)
3.論評
これまで民主党は前政権の無駄遣いや天下りなどを国会で追及してきた。選挙のマニフェストでは鳩山総理は消費税アップを否定、またマニフェストの目玉である18歳以下の子供がいる母子家庭に生活保護とは別に金額を上乗せする「母子加算」の復活を主張してきた。しかし、いざ政権交代をしてみれば国債が過去最高、概算要求も95兆円など想像もしていなかった数字の金額が出てきた。
民主党は、ばらまき政策を行いすぎている。その一つに子ども手当てが挙げられる。この不況の中、子どもがいる家庭では中学受験のための塾に通わせる時期をずらしたりしているところもある。確かに子どもを持つ親は支出が多く大変である。子ども手当てをもらった家庭は、嬉しいと思うところが多いかもしれない。しかし、それは一時的なものであって手当てが高額であっても、子育てという期間を長い目で見ると微々たる金額なのではないだろうか。なんとも中途半端に思わざるを得ない。その一方で、私たち若者への将来の負担は増えるばかりである。これでは事業仕分けも説得力のないパフォーマンス然としたものに見えて仕方がない。今の中高年にお金をばらまくばかりで、若者への配慮があるようには全く感じられない。これ以上、国債を増やしてはいけない。
(529字)
4.コメント
2009年10月26日 締 切 新聞論評 学籍番号1914074 氏名 中村信也
1.新聞情報
- 見出し:財政膨張 歯止めなく
- 発行日:2009年10月26日
- 新聞社:日本経済新聞、朝刊
- 面数:3面
2.要約
日本の財政悪化懸念が一段と強まっている。2009年度の国債発行額が過去最高の50兆円、10年度に向けた概算要求も95兆円と拡大。将来の負担増、長期金利急騰など懸念がくすぶり始めている。(92字)
3.論評
これまで民主党は前政権の無駄遣いや天下りなどを国会で追及してきた。選挙のマニフェストでは鳩山総理は消費税アップを否定、またマニフェストの目玉である18歳以下の子供がいる母子家庭に生活保護とは別に金額を上乗せする「母子加算」の復活を主張してきた。しかし、いざ政権交代をしてみれば国債が過去最高、概算要求も95兆円など想像もしていなかった数字の金額が出てきた。
民主党は、ばらまき政策を行いすぎている。その一つに子ども手当てが挙げられる。この不況の中、子どもがいる家庭では中学受験のための塾に通わせる時期をずらしたりしているところもある。確かに子どもを持つ親は支出が多く大変である。子ども手当てをもらった家庭は、嬉しいと思うところが多いかもしれない。しかし、それは一時的なものであって手当てが高額であっても、子育てという期間を長い目で見ると微々たる金額なのではないだろうか。なんとも中途半端に思わざるを得ない。その一方で、私たち若者への将来の負担は増えるばかりである。これでは事業仕分けも説得力のないパフォーマンス然としたものに見えて仕方がない。今の中高年にお金をばらまくばかりで、若者への配慮があるようには全く感じられない。これ以上、国債を増やしてはいけない。
(529字)
4.コメント