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2010年4月5日 締 切 新聞論評 学籍番号 200914029 氏名 平中隆義
1.新聞情報:
2.要約:
電子部品の受注が好調に推移している。京セラや村田製作所など大手5社の1~3月の受注額は軒並み2009年10~12月と同水準以上となった。例年、年末商戦後の端境期である1~3月は1割近く落ち込むが、今年は中国での販売拡大を見込む国内外の携帯電話、家電メーカーなどからの受注が下支えした。(142文字)
3.論評:
TDK、日本電産、アルプス電気を合わせた大手5社の1~3月の受注額合計は、10~12月並みの7500億円程度だったもよう。リーマン・ショックの影響を最も受けた09年1~3月より5割多く、同ショック前の9割の水準まで回復した。
村田製作所の1~3月期の受注額は、10~12月期比10%増の1500億円前後に達した。欧米やアジアの機器メーカーが中国向けに増産し、3月に入って主力のコンデンサーなどが伸びた。昨年後半に一部で部品不足となったことから、手当てを急ぐ動きもあった。
京セラの受注額は10~12月の約1570億円と同水準だったもよう。中国向けの携帯電話やデジタル家電などに搭載する半導体部品、セラミックパッケージの受注が好調。搭載する部品が多い高機能携帯電話「スマートフォン」が普及していることも寄与した。
TDKの受注額も10~12月の約2160億円と同水準。ハードディスク駆動装置(HDD)用磁気ヘッドが好調を維持したほか、パソコンや自動車に搭載されるコイルやコンデンサーなども堅調だった。アルプス電気も10~12月並みで、4割超を占める車載向け事業が回復している。
部品需要は拡大基調に入りつつある。(501文字)
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2010年4月5日 締 切 新聞論評 学籍番号 200914029 氏名 平中隆義
1.新聞情報:
- 見出し:電子部品受注が拡大、1~3月、村田製作所など、端境期も好調、中国向け製品下支え。
- 新聞名:日本経済新聞 朝刊
- 発行日:2010年4月8日
- 面数:9面
2.要約:
電子部品の受注が好調に推移している。京セラや村田製作所など大手5社の1~3月の受注額は軒並み2009年10~12月と同水準以上となった。例年、年末商戦後の端境期である1~3月は1割近く落ち込むが、今年は中国での販売拡大を見込む国内外の携帯電話、家電メーカーなどからの受注が下支えした。(142文字)
3.論評:
TDK、日本電産、アルプス電気を合わせた大手5社の1~3月の受注額合計は、10~12月並みの7500億円程度だったもよう。リーマン・ショックの影響を最も受けた09年1~3月より5割多く、同ショック前の9割の水準まで回復した。
村田製作所の1~3月期の受注額は、10~12月期比10%増の1500億円前後に達した。欧米やアジアの機器メーカーが中国向けに増産し、3月に入って主力のコンデンサーなどが伸びた。昨年後半に一部で部品不足となったことから、手当てを急ぐ動きもあった。
京セラの受注額は10~12月の約1570億円と同水準だったもよう。中国向けの携帯電話やデジタル家電などに搭載する半導体部品、セラミックパッケージの受注が好調。搭載する部品が多い高機能携帯電話「スマートフォン」が普及していることも寄与した。
TDKの受注額も10~12月の約2160億円と同水準。ハードディスク駆動装置(HDD)用磁気ヘッドが好調を維持したほか、パソコンや自動車に搭載されるコイルやコンデンサーなども堅調だった。アルプス電気も10~12月並みで、4割超を占める車載向け事業が回復している。
部品需要は拡大基調に入りつつある。(501文字)
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