新聞論評 > 新聞論評 2010 > 新聞論評 20100503 > this Page
2010年5月3日 締 切 新聞論評 学籍番号 200814065 氏名 沖野真大
1.新聞情報:
2.要約:
先進国の企業が息を吹き返している。米主要企業の2010年1~3月期の純利益が、07年4~6月期の4分の3の水準まで回復した。日本企業も緩やかに回復しているが、さらにすばやく動くことが欠かせない。(93字)
3.論評:
アメリカを中心とする先進国の大企業は、企業買収や設備投資などに資金を投資し始めた。長きにわたってリストラ地獄に陥っていただけに、ようやく息を吹き返した格好だ。要因の一番手にあがるのは、未だに好調を維持している中国への新需要を獲得できたことだろう。他国からの刺激もあり、重い腰をやっとうごかした。こうなればきっと回復は早いだろう。一方で日本も、休日に動くことのなかった工場を稼働させる企業が出始めているという。が、当事者であったアメリカなどより動きだしが遅く、景気回復はまだまだ先になるだろう。記事にあるように、資源価格の高騰があったため、たしかに経営者は慎重にならざるを得なかっただろう。しかし、その間にも素早く動いた日本以外の先進各国と、停滞していた日本とでは、やはり差ができてしまっている。政策による経済効果も頭打ちの時期に入ってきているので、政府にも、企業にも、さらなる素早い行動が求められる。(400字)
コメント
2010年5月3日 締 切 新聞論評 学籍番号 200814065 氏名 沖野真大
1.新聞情報:
- 見出し:投資の拡大に動き始めた米欧日の企業
- 新聞名:日本経済新聞 朝刊
- 発行日:2010年5月3日
- 面数:2面
2.要約:
先進国の企業が息を吹き返している。米主要企業の2010年1~3月期の純利益が、07年4~6月期の4分の3の水準まで回復した。日本企業も緩やかに回復しているが、さらにすばやく動くことが欠かせない。(93字)
3.論評:
アメリカを中心とする先進国の大企業は、企業買収や設備投資などに資金を投資し始めた。長きにわたってリストラ地獄に陥っていただけに、ようやく息を吹き返した格好だ。要因の一番手にあがるのは、未だに好調を維持している中国への新需要を獲得できたことだろう。他国からの刺激もあり、重い腰をやっとうごかした。こうなればきっと回復は早いだろう。一方で日本も、休日に動くことのなかった工場を稼働させる企業が出始めているという。が、当事者であったアメリカなどより動きだしが遅く、景気回復はまだまだ先になるだろう。記事にあるように、資源価格の高騰があったため、たしかに経営者は慎重にならざるを得なかっただろう。しかし、その間にも素早く動いた日本以外の先進各国と、停滞していた日本とでは、やはり差ができてしまっている。政策による経済効果も頭打ちの時期に入ってきているので、政府にも、企業にも、さらなる素早い行動が求められる。(400字)
コメント