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2010年9月20日 締 切 新聞論評 学籍番号 200814065 氏名 沖野真大
1.新聞情報:
2.要約:
6年半ぶりとなる円売り介入が一定の成果をあげているが、海外諸国からの批判が相次いでいる。
一方で経済の供給面の改革に取り組む姿勢は評価できるので、首相が指導力を発揮することが重要だ。(90字)
3.論評:
6年半ぶりに行われた円売り介入だが、実行直後は確かに効果を発揮しているように見える。しかし、非常に強引な手段であり、根本的な解決にはなっていないため、早急に次の手を打たなければ、円高の流れは止められないだろう。が、これは米経済など、国外の問題も大きいため、なかなか早期の解決は望めそうにない。記事にある3段階の経済対策だが、これについては社説どおり評価できる。中でも法人減税等の、企業活動に関わる部分の政策は、一刻も早い実行が望まれる。企業が元気にならねば、第1段階で歌っている需要・雇用の創出などできるわけがない。ここ数年の政府は常にそうだが、実行力、実行速度の遅さが問題だ。現在の政策の方向性は期待できるだけに、現政府には政策の素早い実行、実現をめざしてもらいたい。(335字)
2010年9月20日 締 切 新聞論評 学籍番号 200814065 氏名 沖野真大
1.新聞情報:
- 見出し: 介入の次に問われる成長戦略の実行力
- 新聞名:日本経済新聞
- 発行日:2010年9月17日
- 面数:2面
2.要約:
6年半ぶりとなる円売り介入が一定の成果をあげているが、海外諸国からの批判が相次いでいる。
一方で経済の供給面の改革に取り組む姿勢は評価できるので、首相が指導力を発揮することが重要だ。(90字)
3.論評:
6年半ぶりに行われた円売り介入だが、実行直後は確かに効果を発揮しているように見える。しかし、非常に強引な手段であり、根本的な解決にはなっていないため、早急に次の手を打たなければ、円高の流れは止められないだろう。が、これは米経済など、国外の問題も大きいため、なかなか早期の解決は望めそうにない。記事にある3段階の経済対策だが、これについては社説どおり評価できる。中でも法人減税等の、企業活動に関わる部分の政策は、一刻も早い実行が望まれる。企業が元気にならねば、第1段階で歌っている需要・雇用の創出などできるわけがない。ここ数年の政府は常にそうだが、実行力、実行速度の遅さが問題だ。現在の政策の方向性は期待できるだけに、現政府には政策の素早い実行、実現をめざしてもらいたい。(335字)