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updated:2012-02-12 20:01:34 (Sun)
2012年2月13日締切 新聞論評 200914029 平中隆義
1.新聞情報
- 見出し 牛丼に豪州産米 松屋フーズ試験導入
- 発行日 2013年2月12日
- 新聞社 日本経済新聞朝刊
- 面数 1面
2.要約
牛丼大手の松屋フーズは東日本大震災後の高止まり状態である国産米から、豪州産玄米を試験導入する見通しを発表した。業界内での価格競争は熾烈であり、消費者の反応が気にかかるが利益維持のための大胆な試みである。(100文字)
3.論評
数ある牛丼チェーン店の中でも広島にも数多く展開している企業だけに今回の試みは興味深いものである。震災以降国産米の価格が高価な現状と、現在も大きな問題であるTPPを視野に入れての外国産米の使用にふ踏み切ったのではないかと推測する。ライバル店舗である吉野家とすき家との価格競争において値下げをやりやすく利益の減少を最小限に抑えられる状況は大きな利点と考える。しかし、未だ外国産の食品に対する風当たりは依然強く、消費者が今回の試みをどのように考えるかが焦点となるだろう。
扱う商品と営業形態から他社との差別化が行いにくく、新商品の考案も難しいため価格競争にならざるを得ない状況が歯がゆいところである。米にかかるコストを抑えただけでは業績を伸ばすには至らないのは明白である。松屋の商品は「丼物」というより定食が多いきがするためそこで大きな差別化が可能なのではなかろうかと私は考える。(383字)
4.コメント
- 要約ですが,やっぱりこれって大胆なことになるのでしょうか。窮余の策に思えますが。みなさんいかがです? -- (相生 祐子) 2012-02-13 14:17:12
- 論評の1段落目で「ライバル店舗」って用語を使われてますが「ライバル企業」ですよね。今回の件はTPPとどう関係あるのでしょうか。教えてください。 -- (相生 祐子) 2012-02-13 14:19:51
- 論評2段落目の論理がいまいち不明です。松屋ってすでに多彩なメニューで差別化を進めているのでは? -- (相生 祐子) 2012-02-13 14:24:01