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updated:2012-02-22 11:59:22 (Wed)
2012年2月13日締切 新聞論評 201014035 後藤純
1.新聞情報
- 見出し 高齢化対応団地を視察、一体改革の必要性訴え。
- 発行日 2013年2月12日
- 新聞社 日本経済新聞朝刊
- 面数 2面
2.要約
野田佳彦首相は11日、千葉県柏市を訪れ、医療や介護などを一体的に提供する「地域包括ケアシステム」を導入した豊四季台団地を視察した。首相は、「高齢化のスピードは急激で、待ったなしの状況だ。」と述べ、社会保障の実現に意欲を示した。(112字)
3.論評
これから、高齢者が急激に増える中で「地域包括ケアシステム」が果たして上手くいくのかと感じた。確かに高齢者になると、ある一定の介護が必要になってくる。単身の場合だと、何か異変があったときに周囲に気付いてもらえるかが重要で、そのような点では「地域包括ケアシステム」により、医療と介護を両方見てもらえるのは頼りになる。しかし、少子高齢化と叫ばれるなかで、どこから財源を支出するのか。また、この国が次世代の子供たちの事を考えるのであるならば、少子化対策にまず本腰を入れるべきである。何時まで経っても国債ばかりを発行しているようでは、いずれギリシャのように破綻するのが目に見えるからだ。少し話は逸れてしまったが、全国に先駆けて「地域包括ケアシステム」をやる以上、何らかのプラスになるような成果を見出してほしいものである。(355字)
4.コメント