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updated:2012-02-25 13:50:07 (Sat)
2012年2月27日締切 新聞論評 200914029 平中隆義
1.新聞情報
- 見出し:iPad、上海で販売継続、地裁、差し止め請求退ける。
- 新聞名:日本経済新聞 朝刊
- 発行日:2012年2月24日
- 面:7面
2.要約:
中国企業が米国のアップル社の販売するタブレット端末「ipad」の販売差し止めを求める訴訟で、中国側の企業の訴えを却下し中国国内での販売が認められた。今回の判決で販売中止は概ね回避できたといえる。(94文字)
3.論評
そもそもの問題が中国側の商標権のシステムに問題があると考える。今回の問題は過去に中国企業が「ipad」という名前で商標権の登録を行っていたという訴えが発端だったが、名前こそ「ipad」だが、製品は一昔前のアップル社の製品の「I-MAC」にそっくりなコンピュータでありどう見ても別物であり海賊版といわざるを得ない。これだけに留まらず、同社の製品である「iphone」も中国の企業で懐中電灯の名前に商標登録しようとしていた事実もあり、もはや先にやったものが勝ちという一般的常識から激しく逸脱した行為がまかり通っているのだ。中国企業が他国の製品もしくはキャラクターなどを不正利用および複製ならびに転売することが日本国内でも度々メディアで報道されてはいるが規制をかけようという流れが無いことに私は激しい憤りを感じる。企業はコンプライアンスを重んじるものだが、その法令自体が機能していないことを誰一人指摘することも出来ない今世の中は確実に間違っている。(406文字)
- 論評お疲れ様です。
今回は私からいうことはないですね!
文面にも平中君らしさが出ていて、グッドです。声が脳内再生されました。
この調子でがんばってください^^ -- (長野原みお) 2012-02-24 19:39:37