updated:2013-02-28 11:43:34 (Thu)
2013年2月25日 締切 新聞論評 学籍番号 201014035 氏名 後藤純
1.新聞情報
- 見出し:日産、インドに新工場
- 発行日: 2013年2月22日
- 新聞社:日本経済新聞 朝刊
- 面数:第8面
2.要約
日産とルノー連合は、インドに約300億円を投じて年産能力20万台の完成車工場を新設する。日産の新興国専用の乗用車ブランド「ダットサン」やルノーの低価格車を2014年後半から生産する。また、50万円以下の低価格車を発売する。(104字)
3.論評
インドの自動車市場が鈍化している中で、日産は中長期では拡大する見
通しであると考えている。新工場は、ルノーとの合弁会社であり、日産が70%、
ルノーが30%の出資である。新工場が建設されると現在のチェンナイ工場の40万
台に20万台を上乗せして年間60万台の生産が可能となる。増産の狙い目として、
ダットサンの価格が日本円にして50万円前後と超低価格車であること。また、新
モデルをゼロから開発して新工場で生産することを想定している。その場合、30
万円程度で生産できることを想定している。
日産とルノー連合の取り組みは、とても面白いと感じた。しかし、インドに関
しては懸念材料が多々ある。治安もあるが、数年前に起きた洪水も自然災害なの
で起きない可能性は否定できない。インフラの面で改善点があるが、新興国向け
に低価格車を発売するのは評価できる。もし、日本に輸入しても価格の面で高価
にならなければ、日本でもウケる可能性がある。(395字)
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