updated:2013-04-03 13:07:55 (Wed)
2013年4月1日 締切 新聞論評 学籍番号 201114030 氏名 北尾渉
1.新聞情報
- 見出し:スクエニ赤字130億円 今期最終、北米不振 和田社長が退任
- 発行日: 2013年3月27日
- 新聞社:日本経済新聞 朝刊
- 面 数:第13面
2.要約
スクエア・エニックス・ホールディンクスは、2013年3月期の連結最終損益が130億円の赤字になる見通しだと発表した。北米での大型ゲームソフト販売が原因で、和田社長が業績悪化の責任を取り退任する。(92字)
3.論評
今回のスクエア・エニックスの赤字の原因は、北米での大型ゲームソフト販売が原因である。自社が持つ2つのRPGである、『ファイナルファンタジー』シリーズや『ドラゴンクエスト』シリーズの最新作である、『ファイナルファンタジーXIV』(以下FFXIV)や『ドラゴンクエストX目覚めし五つの種族オンライン』(以下DQX)はいずれもオンライン専用のゲームである。ゲームパッケージの売り上げは、他のオフラインのゲームに比べるとやや落ち込むが、課金者の人数によっては物凄い利益をもたらすものもある。新聞社によっては、この報道がDQXのせいと書かれているものもある。確かにパッケージの売り上げは50万本で400万本以上売れている前作に比べるとかなり落ち込んでいるが、MMORPGとしては、かなりいいほうではないかと考える。
開発費の高騰や売り上げ不振が相次いでいるゲームソフトメーカーだが、グラフィックだけでなく、システムや中身を優先すべきではないだろうかと考える。(401字)
4.コメント