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2009年10月05日 締 切 新聞論評 学籍番号1814052 氏名 羽田野大樹
1.新聞情報
2.要約
NTTは光回線の速度を従来の2倍した200メガビットの新サービスを10月から開始する。これにより、居間のテレビで高画質のネット動画サービスを見ながら、別の家族がオンラインゲームで楽しむ場合でも安定した通信が可能になる。(104文字)
3.論評
光の回線速度が2倍の200メガになったことで、安定した通信供給が約束されるこの新サービス。確かに速度が2倍になったことで、大容量コンテンツを同時に動かしていても通信は安定するだろうし、今まで以上快適にネットコンテンツを楽しむことができる。これだけ聞けば新サービスはいい話である。しかし、現在の光回線の100メガで、速度が足りなくて困ったという話を私は聞いたことがない。どうしても足りない場合、家族で100メガを共有し利用しているのだろうが、そんなにネットを使いこむ家庭というのは問題である。父母は居間でネット動画をテレビで見つつ、ほかの兄弟は個別にネットゲームに勤しんでいるのだろう。恐ろしい光景である。父母はテレビより家庭の事情に目を向けたらどうだろうか。
結論から言わせてもらえば、このNTTの打ち出した新サービスは必要ないだろう。確かに以前と比べ、ネットにおける大容量コンテンツというものが当たり前になってきたが、それでもADSLの50メガでも不自由なくコンテンツを楽しむことができる。現に100メガあれば十分事足りるのである。このNTTの新サービスで喜ぶのは、速度が2倍になって利用できるユーザはもちろんのこと、ルータの製造会社が一番喜ぶであろう。ルータを製造している会社がもはや最大通信速度だけでは差別化できなくなった現在、200メガの速度を出すことが出来るルータを開発することで、またもラインナップを増やすことができる。これは素晴らしい錬金術だ。
この新サービスは順次拡大していくとのことだが、とりあえずはこの2倍の速度を体感したユーザの意見や感想を聞きたいところだ。(670文字)
4.コメント
2009年10月05日 締 切 新聞論評 学籍番号1814052 氏名 羽田野大樹
1.新聞情報
- 見出し:NTT光回線速度2倍 来月から200メガ 月額料金据え置き
- 発行日:2009年9月30日
- 新聞社:日本経済新聞(朝刊)
- 面数:11面
2.要約
NTTは光回線の速度を従来の2倍した200メガビットの新サービスを10月から開始する。これにより、居間のテレビで高画質のネット動画サービスを見ながら、別の家族がオンラインゲームで楽しむ場合でも安定した通信が可能になる。(104文字)
3.論評
光の回線速度が2倍の200メガになったことで、安定した通信供給が約束されるこの新サービス。確かに速度が2倍になったことで、大容量コンテンツを同時に動かしていても通信は安定するだろうし、今まで以上快適にネットコンテンツを楽しむことができる。これだけ聞けば新サービスはいい話である。しかし、現在の光回線の100メガで、速度が足りなくて困ったという話を私は聞いたことがない。どうしても足りない場合、家族で100メガを共有し利用しているのだろうが、そんなにネットを使いこむ家庭というのは問題である。父母は居間でネット動画をテレビで見つつ、ほかの兄弟は個別にネットゲームに勤しんでいるのだろう。恐ろしい光景である。父母はテレビより家庭の事情に目を向けたらどうだろうか。
結論から言わせてもらえば、このNTTの打ち出した新サービスは必要ないだろう。確かに以前と比べ、ネットにおける大容量コンテンツというものが当たり前になってきたが、それでもADSLの50メガでも不自由なくコンテンツを楽しむことができる。現に100メガあれば十分事足りるのである。このNTTの新サービスで喜ぶのは、速度が2倍になって利用できるユーザはもちろんのこと、ルータの製造会社が一番喜ぶであろう。ルータを製造している会社がもはや最大通信速度だけでは差別化できなくなった現在、200メガの速度を出すことが出来るルータを開発することで、またもラインナップを増やすことができる。これは素晴らしい錬金術だ。
この新サービスは順次拡大していくとのことだが、とりあえずはこの2倍の速度を体感したユーザの意見や感想を聞きたいところだ。(670文字)
4.コメント