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2009年10月05日 締 切 新聞論評 学籍番号1914086 氏名 白神香織
1.新聞情報
2.要約
2013年以降の温暖化対策の国際枠組み交渉で途上国支援策が大きな焦点になっている。(41文字)
3.論評
地球温暖化対策による被害を防ぐための費用が、最大で年間1000億ドル(8兆9000億円)に上ることが分かった。途上国では、海面上昇や洪水多発の影響で、堤防の建設や感染症対策、食料確保策などの拡充が必要になる。そして、包括的な分析が出たのは初めてである。
世界銀行が地球の温暖上昇を産業革命前から2度程度に抑える場合を想定し計算した。気候変動に関する政府間パネル(IPPC)によると、2度に抑えるには、50年には世界の温暖化ガスの排出を半減する必要があるとされている。
温暖化によって引き起こされる海面上昇、多発するハリケーンや熱波に対応するには10~50年に年間750億~1000億ドルが必要になる。大規模インフラ整備が主な使途で、地域別では、東アジアや大洋州の負担が大きいとされている。
主要先進国では現在、政府開発援助として総額1000億ドルを支援している。世界銀行の試算によれば、環境対策として、先進国は新たに年1000億ドルの支援を40年にわたって実施する必要がある。(435文字)
4.コメント
2009年10月05日 締 切 新聞論評 学籍番号1914086 氏名 白神香織
1.新聞情報
- 見出し:温暖化対策に年8.9兆円
- 発行日:2009年10月05日
- 新聞社:日本経済新聞、朝刊
- 面数:1面
2.要約
2013年以降の温暖化対策の国際枠組み交渉で途上国支援策が大きな焦点になっている。(41文字)
3.論評
地球温暖化対策による被害を防ぐための費用が、最大で年間1000億ドル(8兆9000億円)に上ることが分かった。途上国では、海面上昇や洪水多発の影響で、堤防の建設や感染症対策、食料確保策などの拡充が必要になる。そして、包括的な分析が出たのは初めてである。
世界銀行が地球の温暖上昇を産業革命前から2度程度に抑える場合を想定し計算した。気候変動に関する政府間パネル(IPPC)によると、2度に抑えるには、50年には世界の温暖化ガスの排出を半減する必要があるとされている。
温暖化によって引き起こされる海面上昇、多発するハリケーンや熱波に対応するには10~50年に年間750億~1000億ドルが必要になる。大規模インフラ整備が主な使途で、地域別では、東アジアや大洋州の負担が大きいとされている。
主要先進国では現在、政府開発援助として総額1000億ドルを支援している。世界銀行の試算によれば、環境対策として、先進国は新たに年1000億ドルの支援を40年にわたって実施する必要がある。(435文字)
4.コメント