堕ちた聖職者
登場作品:姫狩りインペリアルマイスター
解説
ユークリッド王国にある孤児院に住むシスター。
本名は不明。
数年前に盗賊の襲撃に遭って廃墟となった孤児院に一人住んでいた事から、跡地を軍事拠点に転用する目的で視察に来た
まおーさまを驚かせた。
過去の凄惨な事件から目を反らして「いつかいなくなった子供達も帰ってくる」と現実逃避しつつ孤児院で待ち続けていた。
子供達の帰る場所を奪おうとする
まおーさまに対して必死の抵抗を示すも敗北、捕縛された。
最後は子供達への謝罪と自殺願望を繰り返し口に出す程に精神が限界まで追い詰められたが、
まおーさまから
オークが子供達に見える幻術をかけられた事でひとまずは生き長らえた。
中々の魔力を持つ事から
まおーさまも当初は戦力的な意味で配下にしようと考えていたようだが、
最終的には子供達と誤認したオーク達相手に乱れる姿を見て性欲処理の便器としては使えるだろうと判断を下している。
雑感・考察
厳密には
ユークリッド王国の住人なのかは不明だが、
まおーさまが自己紹介時に「この地を統べる者」と言っている為、
ユークリッド領内だと思われる。
作中においては盗賊に襲撃された以上の深いところに踏み込んだ話題は無いが、幼い上に後ろ盾も何も無い孤児の少年少女がその後無事でいる可能性は低いと思われる。
おそらくは誘拐されて慰み者にされたか、奴隷として売り飛ばされたであろう事は想像に難くない。
自分の子のように世話をしていた子供達が全員そのような惨状になっていれば(さらに自分だけ無事だったら)、そりゃあ現実逃避もしたくなるというもの。
また完全に狂っているわけではなく、あくまで子供達が帰ってこない事実をわかった上で現実逃避しているのもイベントシーンからわかる。
幻術の力でオークを子供達と誤認させても再会を心から喜ぶなど子供達第一の慈愛の心を持っており、もはや鋼鉄とも言える意思の固さは
まおーさまですら「度し難い奴」と評した。
エロシーンでは性欲処理には使えるといった評価でまおーさまから見限られてるっぽい描写だが、ゲーム上ではちゃんと配下として戦闘にも使える。
秘書官時のセリフには現実がちゃんと見えてるっぽいものもあり、ギリギリのところで正気を保っているのかもしれない。
最終更新:2019年09月28日 22:37