まおーさま
種族:魔族(元々は魔神?)
登場作品:姫狩りダンジョンマイスター、姫狩りインペリアルマイスター、戦女神VERITA(ゲスト出演)、
創刻のアテリアル(ゲスト出演)、天結いキャッスルマイスター(ゲスト出演?)
解説
かつて一つの国家を瞬く間に滅ぼして勢力を拡大し、周辺諸国を震え上がらせた魔王。
しかし
勇者達に敗れた事で肉体を封印され、辛うじて逃げ延びた魂も
リリィのうっかりミスで
脆弱な人間の身体に宿らされてしまった。
本名は不明であり、身体を奪った
庭師の少年の知人からは
エミリオと呼ばれる他、単に魔王やまおーさまなどと呼ばれる事も多い。
エミリオの人格の影響を少なからず受けている事や復活後の
コレット達との交流により、以前の魔王に比べると
人間らしい部分や甘い部分もある新たな人格となっている。
自身を封印した
人間や彼等に協力した
エルフ達への復讐心は当然あり、大人しく軍門に降らない捕虜に対しては屈服するまで
性魔術を用いての凌辱を行うなど魔王らしい面もある一方、
かつての敵であっても恭順した後は基本的に無体を強いる事も無く、交わした約束を守ったり、働きに報いるなど相応の扱いをする。
その為、敗北して軍門に降った者達とも最終的には良好な関係を築く事も多い。
復活した当初は配下が未熟な
リリィのみであったが、
ブリジットや
エステル達をはじめとする様々な敵を倒していく過程で魔王軍の再建を行い、
ついには
ユークリッド王国を陥落させて魔王の肉体を封印する
シルフィーヌを捕らえた。
しかし解放した肉体にはかつての魔王に近いと思われる別人格が宿っており、互いに吸収される事を拒んだ為に敵対、
結果としては元の力を取り戻す事は叶わず、倒すしか無かった魔王の肉体は異界の狭間へと消えた。
目的は果たせなかったが、復活後に再建した魔王軍がかつての自分の力を超えた事には割と満足しており、元の身体と力への未練はあまり無い様子。
その後は陥落させた
ユークリッド王国を平定しつつ、世界制覇の野望を実現する為に魔王軍のさらなる戦力拡大を行い、
侵略をしかけてきた隣国の
ゼイドラム王国をも陥落させ、配下である
エステルを女王の座に就かせた。
なお為政者としても有能であるらしく、旧体制下の祖国を知る
シルフィーヌや
セリハウアからも以前より平和になったと評価されており、民衆からの評判も良好である模様。
雑感・考察
上記解説はインペリアルマイスターのもの。
ダンジョンマイスターでも基本的な設定は同じだが、インペリアルマイスターの展開とは異なり、最終的に元の身体を取り戻す展開もある。
原作ではロウとカオスの分岐がある為、ルート分岐後の性格は結構変わる。
戦女神VERITAガイドブックの年表では
ユークリッド王国は滅亡する事になっていたが、
近年の作品の用語解説やインペリアルマイスターを考慮すると魔王国ユークリッドとして生まれ変わった設定になった模様。
もっとも旧王家が統治する
人間族の国家としては滅亡したと考えればVERITAまでの設定が矛盾するという程では無いが。
また元の肉体が「虚ろなる黎明の魔王」名義で敵として登場する。
本名に関しては上記解説の通り不明であり、そもそも設定として決められているのかどうかも謎。
ただしインペリアルマイスターではゲーム開始時に
リリィに名前を教えるシーンがある為、本名の設定自体はあるのかもしれない。
(単にオンラインゲームの都合上、プレイヤーの区別をつける為に名前入力をする場面が必要があっただけかもしれないが)
また敵として登場した時のドロップアイテムからすると元々は
魔神だったっぽいが、本編中で
魔神なのかどうか語られてはいない。
戦女神VERITAでは初期状態で「漂流した魔王様」の称号を獲得している。
またレベルアップする事で「悪の魔王様」、「奇跡の魔王様」の称号を獲得可能。
創刻ではオークランドを開園したり、色々あって
天慶第二学園に転校してくる一年生として登場する。
他のゲストキャラ同様、この時代にいる訳無いのでファンサービス的なゲスト出演である。
天結いでは元の肉体が「シェルグリティウス」名義で敵として登場する他、まおーさま自体も少しだけ姿を見せる。
封緘では
リリィと共に
まおーさま人形が出現するが種族が
創造体であったり、通常エンカウントで何体でも出現する敵である事から本人では無いと思われる。
もっとも厳密に言えばアペンド02のゲストキャラの大半も英傑人形であり、偽物という意味では同じなのだが他のキャラは種族設定が
創造体にはなっていないという違いがある。
(これは道中に登場する
アストライアなどの特にイベントが存在しない中ボス格の連中もそうなっている)
習得スキル
魔術・治療、再生
魔術・暗黒
魔術・召喚、招聘
魔術・特殊
最終更新:2024年07月29日 10:26