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(シーン:ルーシィ敗北の真意)

【背景:ルーシィ自室、魔王の居城】
【立ち絵:ルーシィ、ミレイア、四天王】
【BGM:自室用BGM、決戦用戦闘BGM】


【背景:ルーシィ自室】
【BGM:部屋】

「そういや、魔王に負けた負けたっていうけど、どういう風にやられたんだ?」
「うっ……」
「命だけは助かったんだよな。魔王って案外慈悲深いのか?」
「慈悲深くなんてないよ! ボクは魔王のせいで……ボクは……」
ルーシィは目じりに涙を浮かべて、拳を握り締めた。
(ヤバス……選択肢まちがったか!?)
念のために言っておくが、選択肢なんてなかったぞ。

「あんな屈辱、後にも先にもなかったよ……」
ルーシィは魔王城での思い出したくもなかった死闘を思い出していた。場面転換
【背景:魔王の居城】
【BGM:戦闘】

「魔王ミレイア! お前の手下たちは全部ボクが倒したぞ! 覚悟を決めて出て来い!!」
ルーシィはロストルムを携え、いかにもラスボスが待ち構えていそうな両開きの扉を開け放ち言い放つ。
「うふふ……遅かったわね、勇者ルーシィ」
「魔王……!!」
そこには想像通り、玉座に深く腰掛けた妖艶な美女――魔王ミレイア(お姉さんVer)が待ち構えていた。
だが、ルーシィの想像外の展開もまた待ち受けていた。
「おっおっ。噂通りの超絶美少女ですお^^^^」
「ほほう……噂に違わぬ、いいおっぱいですね……( ゚∀゚)o彡゜」
「俺の食指はピクリとも働かないぜ……」
「………」
ミレイアの玉座の横には、いかにも屈強そうな4人の魔族が付き従っていた。
魔王四天王の、それぞれ順にブン・ブブーン、ジョルジュ・ド・ニープル、アーヴェ・グッドマン、ラーレ・ベアである。
「ひとつ訂正させてもらうわ。私の手下はまだ4人いるわ。それも飛び切り優秀なのがね」
妖艶に口の端を吊り上げ微笑むミレイア。
「くっ……誤算!」
「ひとりで乗り込んできた度胸は誉めてあげる。でも……あなた、人徳ないんじゃないのぉ?」
「う、うっさいやい!!」
「魔王に人徳で負けてるようじゃ、勇者失格ねぇ。それじゃあ私に勝てないわよ?」
ミレイアは四天王を順に眺め、勝ち誇ったように笑う。
「うるさいうるさい! やってみないとわかんないだろ!!」
図星を指されたルーシィの怒りが爆発し、戦いの火蓋は切って落とされた。
(暗転)

「あうううっ!!」
2ゲットを取れそうな勢いでズサーっと床を転げるルーシィ。
やはり、5対1では勝負にならなかったようだ。
「無様ね。さて、どうしてくれようかしら……殺すのは簡単だけど」
ミレイアがくすくす笑いながら四天王に目配せする。
「おいらに! おいらに任せてほしいお!!」
「いえ、ここは私が……」
「俺に任せてもらえれば、面白い光景を見せてやれるぜ?」
「……興味ないな」
四天王がそれぞれ、ミレイアの意図を察して発言する。
「そうね。それじゃあ……」

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最終更新:2007年12月09日 22:05