ハラムの歴史
第一期:大ハラームの拡大と挫折
ハラーム島は、ハラム人が定住を始めてから、長い間分裂状態にあった。T100ころにハラム帝国が成立し、統一が図られた。それ以降、ハラム帝国は、世界を統一する大ハラームを目指し、拡大政策を開始する。赤口包囲を行い、奴隷を大量に輸入することで、経済力を底上げしたが、大ハラーム同盟結成に前後して対覇大同盟が組まれ、拡大政策は、一時、三強国によって阻まれた。その後、翼と結んでBFを制圧することに成功すると、経済力・軍事力を拡大していき、大ハラーム政策は着々と進んでいった。しかし、T724の門戸開放宣言によって、大ハラーム実現は挫折した。
1.ハラム帝国成立(T100ごろ)
Esperma del haram(英:Empire of haram/日:ハラム帝国,覇)が成立。それまでの諸公国の集合体が統一された。皇帝イカ・ネバ。ただし、ハラーム島全域が統一されるのは、かなりのちのことである。
2.赤口包囲(T380ごろ~T408)
征服主義・富国強兵政策の一環として、赤口葛葉に侵攻を行った。滅亡寸前に追い込むも停戦が成立。この戦争によって人口は200万を突破し、海域上位になる。
3.大ハラーム同盟結成(T490ごろ)
赤口包囲が成功のうちに終わると、大ハラーム主義(海域内全てがハラムのもとで一体であるとする考え)に基づいた大ハラーム国成立を目指す、大ハラーム同盟を設立した。しかし、T724の門戸開放宣言(後述)を受けて、大ハラーム主義を放棄し、以降は国家平和維持のための防共同盟へと転換した。
4.対覇大同盟(T503~T511)
同盟国真田丸の、幻想散歩録・神聖Sword帝国・うなぎいぬ帝国との間の戦争において、援護要請を受け軍事介入を実施すると、同三国からの布告を受ける。翼の仲介によって総額5.7兆円の賠償金支払いで無血停戦合意に至る。この際、真田丸への移民活動によって人口が減少し、海域中位に転落した。この戦争は、大ハラームへの挑戦と受け取られ、以降、大ハラームの敵対勢力を削ぐための介入政策(征服主義下の介入政策)がとられるようになった。そして、神聖Sword帝国、うなぎいぬ帝国との対立関係を形成した。(三帝対立)
5.門戸開放宣言(T724)
対覇大同盟以後、翼と協力して、BF2を制圧することに成功すると、大ハラーム実現のための強力で大規模な海軍が必要とされるなかで、「長城計画」(BF2において、軍港60港を建設し、大航空艦隊を編成する計画)が進められた。
しかし、T724、突如BFが消去され("門戸開放")、その後"BFの占有を禁止するために定期的にBFを消去する"という宣言を出された。これによって大ハラーム実現の前提となっていたBF植民地政策は挫折した。消去によってBFに建設していた数多の施設が失われ、その額はおよそ18兆円に及んだ。それまで海域最大の空軍を有していたが、その多くが失われてしまった。
☆門戸開放による体制の変化
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開放以前 |
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開放以後 |
基本主義 |
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大ハラーム主義 |
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パン=ハラム主義(小ハラーム主義) |
外交 |
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征服主義(勢力圧倒)⇒富国強兵・征服主義下の介入政策 |
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調和主義(勢力均衡)⇒勢力均衡の介入政策 |
軍事 |
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征服軍(大空軍) |
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防衛軍(駆逐艦隊) |
内政 |
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介入政策のための、軍港分散 |
介入政策が維持されたため、内政改革が起こらず、脆弱な防衛網が改善されることはなかった。軍事的には、本土防衛軍の性質を強めたため、以降の軍事介入のほとんどが失敗に終わった。
第二期:ファスタ体制の確立
対覇大同盟以後、神聖Sword帝国によって結成された、『共栄圏』は、多くの国家をその中に内包し、拡大政策をとった。大ハラーム同盟が、門戸開放によって、大量の航空戦力と経済基盤を喪失すると、共栄圏との間に多大な軍事・経済格差が生じた。こうした格差を是正するため、"勢力均衡"を提唱し、ロードス島の資源分割を求めて行った。共栄圏との直接開戦は、ロードス条約によって、回避されることになったが、その代わりに他島を舞台として、代理戦争が展開された。
しかし、それらの代理戦争で、共栄圏の圧倒的な軍事力を目の当たりにすると、共栄圏を相手取った軍事競争を断念し、外交政策によって国家の平和を維持する方針に転換し、FASTA(F海域特定保護条約)においてその体制を確立した。
1.ロードス島沖海戦(T758~T761)
共栄圏軍(神聖Sword帝国・ガ国)がロードス島近海の資源を占有していることに対して、"勢力均衡"を掲げてその資源再分割を要求し、資源1つを得た。海戦自体は共栄圏軍に圧倒され、門戸開放以降の軍事力不足を露呈した。また、共栄圏との外交が始めて開かれ、"共存共栄"を確認した、ロードス条約(第七四〇号協定)を締結した。("雪どけ"=調和主義の確立)
2.カナリア戦争(T813~T844)
うなぎいぬ帝国・神聖Sword帝国が攻撃を開始したカナリアへ援軍を派遣した。防衛に大方成功する。T844の停戦成立で撤退した。
3.トードストール戦争(T840~T857)
神聖Sword帝国・キャッサバの共栄圏軍が茸島へ侵攻。援護要請を受け艦隊を派遣する。うなぎいぬ帝国と共同で防衛作戦に当たるも、共栄圏軍は支援と援護を受けながら攻撃を継続した。しかし、その後戦闘は予想外に拡大し、茸島には10国程度が乗り込み、茸島は焼け野原となった。T855より開始された北爆によって茸島無人化が狙われたが、ここでついに外交介入を行い、T857に、停戦が成立した。この戦争において、共栄圏が予想以上に拡大していることが明らかとなり、"勢力均衡"が揺らぎつつあることが示された。
☆小笠原島沖海戦(T897~T900) [トードストール戦争の延長戦]
茸島での戦闘後間もなく、うなぎいぬ帝国は、トードストール戦争で傭兵として侵攻に協力した小笠原に布告した。これに対して、神聖Sword帝国・パラキートの共栄圏軍が大規模な援軍を派遣した。結局、3ターン程度海戦がおこなわれただけで、膠着状態に陥り、T935には停戦が成立した。
4.ハラマス諸島介入(T928)
晋が、自国の重耳帝を侮辱したとして、
ハラマス諸島へ侵攻を開始すると、無人化反対を唱えて、軍を派遣した。しかし、晋の猛烈な攻撃の前に、ハラマス諸島の無人化は免れえない状況となった。晋との外交交渉によって、6Tの攻撃停止とその期間での停戦交渉が約束されたが、ハラマス諸島の代表は停戦交渉の場に姿を現さなかった。
茸島・ハラマス諸島において、無人化阻止のために軍事介入を実施したが効果は薄く、実態としては外交によって諸問題は解決された。これを受け、軍事介入の実効性を増大し、さらには、軍事介入の必要自体を減らすため、
F海域特定保護条約(
FASTA)締結を海域全体に呼びかけた。
一方で、国内的には、海軍再建が必須との見方から、経済強化(再富国強兵)や内政改革を進めることとなった。
5.ファスタ体制の確立(T1000ごろ)
FASTAは、無人化に追い込まないことを条件として、侵攻国の侵攻を部分的に認めるというものであった。これは、軍事介入を実施せず、軍事衝突を避ける事ができるという点で、国防上でも非常に効果的な政策であった。うなぎいぬ帝国、神聖Sword帝国がこれに参加したことで、帝国とその周辺域を防衛するための外交政策が完成した(ファスタ体制)。そして、これは、三帝国間の対立関係の再整理も意図するものであった。
☆ファスタ体制
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成立以前 |
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成立以後 |
政策 |
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単独介入政策 |
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連合介入政策(FASTA) |
基本主義 |
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パン=ハラム主義(小ハラーム主義) |
外交 |
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神聖Sword帝国・ハラム帝国間での勢力均衡⇒崩壊 |
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神聖Sword帝国・うなぎいぬ帝国間での勢力均衡⇒ハラム帝国の離脱 |
軍事 |
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防衛軍(駆逐艦隊) |
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制圧軍(大艦巨砲) |
内政 |
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中央型・軍港分散・経済縮小一方 |
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端寄せ型・軍港集中・経済拡大へ |
単独での介入政策の限界から、連合での介入政策に転換した。これによって、外交政策を他国に任せることが出来るようになり、内政改革が可能となった。さらに、軍事的にも、巨大戦艦を建造し、強化に乗りだした。
☆FASTA成立までの三帝国の変遷
ハラム帝国・神聖Sword帝国・うなぎいぬ帝国の三帝国は、異なる勢力圏を形成し、T500ころより、度々戦闘を繰り返してきた。
-ハラム帝国 大ハラーム同盟・征服主義/介入主義により、同じく拡大政策をとる神聖Sword帝国とたびたび衝突。
-神聖Sword帝国 共栄圏・拡大政策をとり、積極的に他国を引き入れることで海域内最大勢力を構築することに成功。
-うなぎいぬ帝国 勢力圏詳細不明(Archive内で勢力形成?)・潜水艦政策をとり、強力な潜水艦隊を有する。
①対覇大同盟 神聖Sword帝国(共栄圏)・うなぎいぬ帝国連合 VS 大ハラーム同盟(ハラム帝国)
経緯1 BFにおいて、真田丸が幻想散歩録の艦艇を攻撃、撃沈したことを理由に、幻想散歩録・神聖Sword帝国・うなぎいぬ帝国連合が、真田丸へ布告
経緯2 真田丸が大ハラーム同盟に参加、ハラム帝国は真田丸を援護する
経緯3 連合は、ハラム帝国にも布告
経緯4 翼国の仲介で、大ハラーム同盟は、謝罪と賠償を行い、開戦前に停戦が成立
※この頃は、まだ共栄圏は成立していない
②ロードス島 ハラム帝国 VS 共栄圏
一時は開戦を危惧されたが、外交によって解決した。後に、うなぎいぬ帝国が共栄圏に対覇開戦をけしかけていたことが判明した。"共存共栄"が確認される。
③カナリア島 神聖Sword帝国・うなぎいぬ帝国連合 VS ハラム帝国
④茸島 共栄圏 VS うなぎいぬ帝国(Archive)・ハラム帝国連合
この戦争で始めて、それまでの『神聖Sword帝国・うなぎいぬ帝国連合 VS ハラム帝国』の構図が崩された
⑤小笠原諸島 うなぎいぬ帝国(Archive) VS 共栄圏
⑥FASTA締結
ハラム帝国が提唱したFASTAにうなぎいぬ帝国、共栄圏が参加し、三帝国がFASTA締結圏へ ⇒ハラム帝国の三帝国対立関係からの離脱
第三期:再構築と大平和時代
ファスタ体制の成立に伴って、諸政策の再検討が進められ、介入主義の放棄が決定された。これにより、本土防衛政策・経済政策・軍備計画などが見直しされることとなった。わずか100ターン後に起こった、ロードス戦争によってファスタ体制は崩壊したが、海域再編を迎えると、新たな勢力均衡が発生し、500ターンにわたってアッサラーム(大平和)が実現した。
1.防衛再構築(T1000ごろ~T1100ごろ)
特にかねてより問題視されてきた、脆弱な防衛網を根本的に強化することが急務であった。ファスタ体制成立直後から、島の位置を変更し、また島周辺にばらばらに配置されていた軍港や海防を組織的に再設置することで、より大規模な海戦にも対応出来る強固な防衛網の建設を開始した。30兆円にも及ぶ建設費用は、同盟国の援助や施設の売却などでは賄いきれず、総額24兆円を借り入れた。
2.経済再構築(T1040ごろ~T1120ごろ)
ロードス条約によって、共栄圏との直接戦争は回避されることになったが、それ以降も、軍事介入が実施される局面を想定し、共栄圏軍に対抗可能な戦力を有する必要があった。そこで、経済力に劣る大ハラーム同盟は、BFやロードス島資源をあてにした軍拡を進めた。しかし、BFの再喪失(第二次門戸開放)が迫るなかで、軍縮、もしくは、新規の海外資源獲得が必要となっていた。
まず、神聖Sword帝国に、ロードス条約を改訂し、ロードス島資源を2:2に再分配する提案を行ったが、利益が無いとして、門前払いにあった。一方、FASTA成立により、強大な軍事力は不要となっていたが、共栄圏の拡大が一層進んでいるなかで、海域での影響力低下を懸念して、軍縮にも二の足を踏む状況であった。
しかし、ロードス戦争が起こると、便乗して起こした海蛍との移民取引(後述)によって、経済状況は改善した。
3.ロードス戦争(T1080~)
うなぎいぬ帝国勢力(Archive)はロードス島の共栄圏資源を奇襲する形で、ついに"共栄圏への挑戦"を開始した(
ロードス戦争)。この戦争に乗じて、
海蛍に軍事力で威嚇した移民取引を行い、富国を進めた。さらに、
神聖ブリタニア帝国に対しても、侵攻を企画した。対覇大同盟以降、約600ターンにわたって人口が200万人以下であったが、海蛍から人口約50万を移民することで再度200万台に復帰した。しかし、神聖ブリタニア帝国には徹底抗戦を受け、ほとんど人口を取る事は出来ないばかりか、航空機を多数撃墜されるなど、苦戦を強いられた。巨大戦艦が竣工したとはいえ、未だに駆逐艦を主とした防衛艦隊からの改革が進んでいないことが明確となり、あらたに軽巡を建造することを決定した。
ロードス戦争により、共栄圏とArchive間での勢力均衡が崩壊し、ファスタ体制は100ターン足らずで終焉を迎えた。
4.海域再編
ロードス戦争終了後、海域が整理され、通称F海域から通称AAA海域に再編された。それまで主な対抗軸となっていた共栄圏は解体されるなど、勢力は大きく変更された。
AAA海域では、ピーピー率いる同盟『喰種』(グール)と、獅子率いる同盟『Schwarz Achse』(枢軸)が圧倒的な軍事経済力を誇り、旧共栄圏は分裂してそれらに参加した。一方で、大ハラーム同盟は、海域再編によって勢力が分断され、大きく力を落とした。グールと枢軸の二大勢力化に伴い、大ハラーム同盟は存在感を薄めていった。
5.アッサラーム
AAA海域では海域再編後500ターンあまり、大きな戦争がおこならないアッサラーム(大平和時代)を迎えた。これはグールと枢軸がアイテムを分け合い、戦力が拮抗していた状況が続いたためである。
T2175ごろ、丸亀城のサラマンダーを、非合法的で奇襲的にほろ酔い(グール軍)が奪取したこと(丸亀事変)により、海域内ではグールに対する批難が強くなされたが、アッサラームの継続のために、グールのサラマンダー保有を暗黙的に追認した。アッサラーム期には、勢力均衡維持を目的としていた大ハラーム同盟は実質休止状態となった。
第四期:サンマルコ大戦/帝国滅亡
丸亀事変のち、グールに対する他国の警戒は強まった。さらに、アイテムが全て出そろうと、グールによるアイテム収集が開始されるのではないかと予想された。大ハラーム同盟においても、対グール戦略が検討された。帝国においては、アイテムの移動に注視し、「アイテムにおける水際作戦」(SLIO)を展開することが決定された。
T2400ごろ、神聖アクア帝国(グール軍)が
夜冬へ攻撃を行うも、援護によりわずかで終わった。しかし、この攻撃をグール拡大の再開とみなした海域諸国は、対喰大同盟を結成、T2425にグールへ宣戦布告を行い、
サン・マルコ大戦を開始した。
1.アッサラームの終焉
帝国内において、サラマンダーを獲得してなお、枢軸に対し軍事力で劣るグールが、枢軸以外のアイテムを狙ってくるのではないか、と懸念する意見は、アッサラームの頃から出ていたが、帝国内において、それが本格的に議論され始めたのは、T2350ころのことであった。それまで、帝国内では大ハラーム同盟の活動休止に伴って、国際情勢への関心が薄まっており、さらにアイテム捜索活動に各国が躍起になり、帝国への直接の攻撃は行われないだろうと予想されていたためである。しかし、アイテムがすべてそろい、国際情勢が動き出すと、帝国内でも対グール戦略を検討しなければならなくなった。有力なアイテムを保有する大ハラーム同盟への直接の攻撃も予想されうる中で、「アイテムにおける水際作戦」(SLIO)を展開することとなった。
2.幻のスリオ体制
SLIOは、グールによるアイテム保有国への攻撃が進められた場合において、これに介入し、アイテムを防衛するものであり、グールへの侵略は想定しないものであった。帝国はアイテム防衛のための十分な戦力を保持すべく、枢軸へ相互防衛条約を打診した。大ハラーム同盟がアイテム保有国を援護した場合に、グールが大ハラーム同盟への直接攻撃へ発展させることを想定し対策したものであった。この打診は了承を受ける。さらに、グール自体との不可侵条約締結を進め、『スリオ体制』と称される大ハラーム同盟周辺の安全体制を整えることを計画していたが、
サン・マルコ大戦の勃発によって幻となった。
3.対喰大同盟
神聖アクア帝国(グール軍)による夜冬(レッドクリスタル保有)への攻撃計画を察知した帝国は、SLIOに基づき、夜冬へアイテム保護条約(アイテムをグール側に渡さないことを約束するもの)を打診するとともに、援軍派遣を申し入れた。しかし、獅子(枢軸)なども援軍を派遣することになり、ジンを保有する帝国は誤ってアイテムが移動するのを避け、援軍派遣を見送った。援軍多数の前に、神聖アクア帝国は撤退した。
神聖アクア帝国は、アイテム奪取を目的として攻撃を行ったわけではないと説明する一方で、丸亀事変以降対グール強硬策で一致していた海域諸国は、この攻撃をきっかけに、ついにグールへの攻撃に踏み切り、T2425に14国連合が、グールへ布告し、
サン・マルコ大戦が勃発した。
4.サン・マルコ大戦への参戦
「反統一キャンペーン」と銘打って開始された、この大戦に対し、帝国は枢軸への不信感と、外交政策上の理由から、グールへの支援を実施した。その結果、帝国および大ハラーム同盟は、14国連合に宣戦布告を受け、大戦へと突入した。しかし、戦況はすでに14国連合の優勢状況にあり、さらに、大ハラーム同盟軍の動きの鈍さも災いし、帝国は徐々に包囲されていった。
5.帝国滅亡
T2491、すでに同盟国2国が離脱していた大ハラーム同盟が解散となり、続けて、14国連合による、帝国本土爆撃が開始された。帝国軍に対応策はもはやなく、無条件降伏を申し入れるも、爆撃は継続され、約200万人いたハラム人のほとんどが虐殺され、T2500、帝国は滅亡し、生き残った人々と島外へと脱出を図り、ハラーム島は無人島となった。
主義・主張
大ハラーム国成立を目指した征服・植民活動を進める考え。しかし、門戸開放宣言によって放棄された。
⇒征服主義
当初、大ハラーム実現に敵対する国家を、外交でなく戦争で屈服させる方針をとった。門戸開放以後は、調和主義に転換した。
ハラム人居住地を保護する考え。ハラム帝国・真田丸を防衛する。大ハラーム主義放棄後、基本政策はパン=ハラム(小ハラーム)主義にもとづく。勢力均衡策や共存共栄、FASTAなどの基本方針となった。
⇒調和主義
門戸開放によって多大な軍事力を喪失したため、戦争でなく外交で解決を図ろうとする動きが進んだ。自国防衛のための勢力均衡策や共存共栄は、外交によって実現した。しかし、サン・マルコ大戦においては、同盟海軍への自信から、調和主義を放棄し、"対話無き介入"を行って、滅亡へと繋がった。
"海域秩序維持"と"勢力均衡"を目的とした積極的介入政策をとる。ロードス島介入・カナリア戦争など。FASTAで、部分的に明文化された。
大ハラーム主義が挫折した後に提唱され、トードストール戦争までは、大ハラーム同盟と共栄圏の二大勢力図を描いていたが、トードストール戦争で共栄圏の勢力優勢が明らかとなった。そののち、FASTAにおいて、勢力均衡の枢軸から撤退した。
海域再編のち、グールと枢軸の間での強力な勢力均衡が生じ、アッサラームを創出した。サン・マルコ大戦においては、"対話無き介入"によってわが身を滅ぼすこととなった。
ロードス島沖海戦中、共栄圏との間の話し合いに用いられた言葉。共栄圏との利益調整を確認し、不要な軍事衝突を避けることが望まれた。勢力均衡に基づくものである。ロードス条約で明文化。二同盟間での直接戦争を避けるものとなった。
⇒「共存圏」構想
ロードス条約以降、"共存共栄"から派生した「共栄圏」に対抗する軍事組織としての「共存圏」の結成を目指し、これらを海域内の二大勢力とし、勢力均衡を図ろうとする構想が国内一部で検討されていた。これは、"共存共栄"を勢力均衡政策と結びつけたもので、共栄圏の拡大による均衡破壊が進む中で提唱された。大ハラーム同盟がBF2を制圧した(勢力を回復した)ことで、一時は下火になったが、トードストール戦争以降は再び盛んになった。しかし、FASTAによって、共栄圏を取り込む「超共存圏」が実現したことで、「共存圏」は実現されなかった。
外交情報
AAA海域組織圏
三国間の軍事同盟で、900万人規模の経済力と、8000億円規模の軍事力を有する。
情報(T2132):軍事力(艦艇経験値)合計21199 グリーン・クリスタル・ジン保有
海域再編前後で存続した軍事同盟。しかし、海域再編後に、ハラム帝国の情勢が不安定となり、活動を休止していた。
五国間の軍事同盟で、1800万人規模の経済力と、1兆3000億円規模の軍事力を有する。旧共栄圏からも神聖Sword帝国を含む二国が参加している。海域内最大規模の同盟である。
情報(T2132):軍事力(艦艇経験値)合計35079 シルバー・クリスタル保有
海域再編後に成立した同盟であるが、盟主ピーピーの強力な統率力のもと、全参加国が海域上位十国以内である巨大同盟が成立した。経済力では、大ハラーム同盟の二倍となっている。
五国間の軍事同盟で、1500万人規模の経済力と、1兆7000億円規模の軍事力を有する。軍事力では、グールを凌ぐ。
情報(T2132):軍事力(艦艇経験値)合計40824 イエロー・クリスタル・ホワイト・クリスタル・ウンディーネ保有
海域再編後に成立した同盟で、経済規模では、グールの後塵を拝するものの、軍事力は大ハラーム同盟の二倍以上で、最大規模。アイテム獲得競争でも他の二同盟に先行している。
F海域組織圏
F海域において、六国からなる軍事同盟で、継続的に拡大政策をとっていた。1500万人規模の経済力と、1兆5000億円規模の軍事力を有する。海域内最大規模と予想される。海外植民地として、BF1・エリア11・オアフ島・月の島に資源4つをもっていた。海域再編後、解体されるも、旧共栄圏内の関係は良好のまま。
ロードス戦争を起こし、共栄圏に挑戦したArchive勢力は、大敗によって大きく勢力を後退させた。同盟Archive自体は軍事同盟ではなかったが、事実上のうなぎいぬ帝国勢力圏となっていた。五国で構成されると考えられていた。
800万人規模の経済力と、
8000億円規模の軍事力を有する。海外資源を持たないため、経済余力が少ない。海域再編により、「Equinox」と改編されたが、規模は縮小した。
ロードス戦争に関する被害状況と総評
沈没ログのある損害を集計した。一方で沈没ログ無しでの消滅もかなりあると推定される。
【総損害】 |
|
シュミット |
ホーク |
カメ |
スパ |
霞級 |
メテオ |
ひゅうが |
零式 |
麻耶 |
木曾 |
軍港 |
海防 |
採掘 |
定置 |
|
合計 |
共栄圏軍 |
|
33 |
46 |
|
|
2 |
1 |
|
|
|
1 |
|
|
|
|
|
113600億円 |
うなぎいぬ帝国勢力 |
|
56 |
37 |
14 |
1 |
32 |
|
6 |
8 |
3 |
|
36 |
5 |
3 |
5 |
|
916800億円 |
このように、損害はほとんど一方的であり、うなぎいぬ帝国勢力は最低92兆円の損失を被ったと考えられる上、人口も多く喪失している。49隻の軍艦と36の軍港を失ったうなぎいぬ帝国勢力圏が再度主要勢力に復帰するのには暫く時間がかかるだろう。クリスタル(潜水艦にとっては非常に有用であるジン)を保有していた花島に攻めこまなかった事には疑問が残るが、それ以外の点では、共栄圏側が数の優位性を活かしたと言える。うなぎいぬ帝国勢力は、ロードス島奇襲攻撃こそ大成功したものの、それ以降は共栄圏軍の攻撃に対応するのみであった。劣勢であることを承知で挑んだ(はず)にも関わらず、共栄圏軍の攻撃に対して即応出来なかった。また、援軍が居たとはいえ、共栄圏軍の島に一度も攻め入ることもなく、数的不利な状況での防衛戦を展開する限り。しかしながら、"隠れ共栄圏"と呼ばれる、共栄圏と公称されていない共栄圏への協力国をあぶり出したことなど、外交上では大きな意義を果たした。
サン・マルコ大戦の反省・総評
連合艦隊
諸公国の集合体であったハラム国は当初内陸国であったので、海軍を保有していなかったが、海に面する諸公国は軍艦を保有していた。赤口包囲において、それぞれの公国が軍艦を出しあって艦隊を編成した。これが連合艦隊の始まりである。以降、ハラム帝国のもとで公国が解体されていく過程で、諸公国の保有していた軍艦は帝国海軍に供出されるようになった。
★United Esperma Navy:海軍登録一覧
☆…最優秀艦;経験値豊富 登録…建造とは関係なし
≪駆逐艦≫ 現有20隻
*EDH001 駆逐艦 Hames ハメス 登録T503 除籍T2132(消失)
☆EDH002 駆逐艦 Ikas イカス 登録T503
☆EDH003 駆逐艦 Shiofukas シオフカス 登録T532
☆EDH004 駆逐艦 Nakdas ナクダス 登録T594
*EDH005 駆逐艦 Anuis アニュス 登録T674 除籍T2132(消失)
☆EDH006 駆逐艦 Haramas ハラマス 登録T674
☆EDH007 駆逐艦 Kimos キモス 登録T674
☆EDH008 駆逐艦 Kiss キス 登録T674
☆EDH009 駆逐艦 Vive ヴァイヴ 登録T746
☆EDH010 駆逐艦 Skyat スカト 登録T746
*EDH011 駆逐艦 Luis ルイス 登録T746 除籍T910(沈没)
☆EDH012 駆逐艦 Dias ディアス 登録T746
☆EDH013 駆逐艦 Spots スポッツ 登録T746
☆EDH014 駆逐艦 Router ロウター 登録T910
☆EDH015 駆逐艦 Tio ティオ 登録T963
☆EDH016 駆逐艦 Throat スロート 登録T963
☆EDH017 駆逐艦 Aeros エアロス 登録T963
☆EDH018 駆逐艦 Brassie ブラジ 登録T1100
☆EDH019 駆逐艦 Pants パンツ 登録T1100
☆EDH020 駆逐艦 Ikuno イクノ 登録T1100
☆EDH021 駆逐艦 Penny ペニー 登録T1145
☆EDH022 駆逐艦 Chupa チュパ 登録T1145
☆EDH023 駆逐艦 Edin エディン 登録T1145
≪潜水艦≫ 現有3隻
☆EDU001 潜水艦 Yukimura ユキムラ 登録T746
☆EDU002 潜水艦 Sword ソード 登録T911
☆EDU003 潜水艦 Tsubasa ツバサ 登録T1040
≪軽 巡≫ 現有2隻
☆EDF001 軽 巡 Kinoco キノコ 登録T2132
EDF002 軽 巡 Canaria カナリア 登録T2132
≪戦 艦≫ 現有1隻
☆EDS001 戦 艦 Stripper ストリッパー 登録T963
★みんなコメントしてね★待ってま~す♡
- これハラームのだったのか -- ソード☆ (2015-01-11 15:16:38)
- 潜水艦Swordだと・・・!? -- ソード☆ (2015-01-29 21:20:02)
- 暴言に怒って侵攻って記載願いますw酷い人みたいじゃないですかw -- 晋 (2015-02-05 00:14:18)
- 記事とは都合良くかくものよ。 -- ソード☆ (2015-02-05 20:07:07)
- 直ってる!ありがとうございます! -- 晋 (2015-02-06 15:45:11)
- 変遷をみると結構笑えますな -- ソード☆ (2015-02-07 21:28:36)
- archiveを1勢力として見た時には共栄圏より軍事力偏重になっているんですね、ちょっと驚き。そしてひゅうがが多いのは介入好きが多いからだと思うw -- ししゃも (2015-02-15 18:15:37)
- 共存圏www -- ソード☆ (2015-02-17 17:53:25)
- 損害ぱない -- ソード☆ (2015-03-09 17:12:04)
最終更新:2017年05月08日 21:20