いままでの物語 - 分厚い日記

それは、最後の魔女が見たこの世界の当たり前の風景

境界を越えれば見えてくる世界。
彷徨うココロとキオクを不夜城から救い出す。
追憶の先に見えた己の夢に苦しむ乙女は、楽園を目指して旅に出る。
死ぬ事を望む者…運命に抗う者…

さぁ…今全ての世界を繋げよう

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※過去ログはこちらに移行する予定です。

第一章　境界を越える交渉人

ドリームキャッチャー。魂の世界。御宮の研究者。若返りの秘薬。
ある高校の噂話。夜な夜な少女のすすり泣く声が聞こえるというそのすすり泣く言葉を聞いたタツマは、それはすすり泣いている声ではなく、その少女が誰かに助けを求めている声だと気付く。

夜の学校に侵入したタツマのもとへと現れたのは、900年以上の時を生きると言う、妖艶で優雅で、圧倒的なカリスマを醸し出す一人の魔女であった。

この世界の知らなくても良い現実を普通を装ってきた少年が知る始まりの物語。

第二章　姫と人形の騎士

魔女とタツマが出会い、魔女の下で助手として働く（？）ようになって２年が経った梅雨の時期の話。
美しい人形を引き連れた西洋の人形師が何かに導かれるように魔女へと助けを求める。
人形師達が逃げていたのは科学によって作られた戦闘用ロボットであった。

科学、錬金術、魔法。全ての力を結集して作られた「限りなく人間でいて人間ではない体」をノアが手に入れ幕は閉じる。

錬金術師。二足歩行兵器など、かつての技術といつかの技術が登場する。

人形と人間の境界を越えた絆の物語。

ココロ

第三章　古来の記憶

魔女の家に住まう居候にして、家事係である最年長であると思われるキイチの話。
コンサート会場で『敵』と出会ったキイチは、魔女亭から姿を消す。
時を同じくして、魔女亭の面々とコンタクトを取る一人の少年。

彼は言う。

「僕は君たちを試しているのだと…」

古来の記憶によって明らかにされる一人の魔女の末路とその魔女に仕えた戦士の過去。
遥か極寒の地に響き渡るのは、母が子へと聞かせる子守唄であった…

一匹の悲しい過去を背負った魔獣の復讐の物語。

第四章 御宮高校のヒーロー部

依頼人秋元から、高校時代の時に同級生だった人物と、昔の姿のまま遭遇した事によって、その『歳をとらない』同級生の招待を探って欲しいという依頼と、魔女が生徒から相談された『不老不死の悪者』が夜中に学校の周りを徘徊するという噂…

歳をとらない同級生の真相と、御宮高校の制服を着た不老不死の悪者が学校の周りを徘徊するという不審な噂。

それぞれの視点から描かれる御宮町の何気ない日常の話

第五章　断罪の花