各話登場キャラ
各話に登場したゲストキャラの紹介
境界を越える交渉人
- 垣根 由比子
ドリームキャッチャーの犠牲者。体と心を引き剥がされ、本来いるべきではない『魂だけの世界(死後の世界)』を彷徨う事となる。
魂となった身でありながらも、自分と同じような人を作らない為、自分が通っている高校へ実験が繰り返しされていた夜に魂となった状態で赴き、その事実と助けを叫んでいた。
その叫びが境界を越えて、すすり泣く声として一般人には届いていたが、あらゆる境界を越えるタツマによって、その願いを本来の世界へ届ける事が出来た。
その後、引き剥がされていた体と心が再び同化し意識を取り戻したが、魂となって彷徨っていた時の記憶は綺麗に忘れている(?)
- 小学生三人集
キイチの遊び仲間。野球が大好きで時々野球大会にも参加している。
三人集の内の一人は由比子の弟で、姉の異変に一番最初に気付いた。
姉を助けたいと思う心と、姉の変わり様に恐ろしくて近づけなかった事を告白。
強い男になると決意した。
三人集の内の一人は由比子の弟で、姉の異変に一番最初に気付いた。
姉を助けたいと思う心と、姉の変わり様に恐ろしくて近づけなかった事を告白。
強い男になると決意した。
- ある科学者
ドリームキャッチャーと呼ばれる実験をしていた科学者。
科学的に心と体を何のデメリットも無く分離し、数々の歴史上の英雄達をこの世界に体という媒体を用意して蘇らせ売り物にしようとしていたが、現在の科学では不可能だという事を見せ付けられて魔術へと手を出す。
科学的に心と体を何のデメリットも無く分離し、数々の歴史上の英雄達をこの世界に体という媒体を用意して蘇らせ売り物にしようとしていたが、現在の科学では不可能だという事を見せ付けられて魔術へと手を出す。
結果、自分自身でも制御が出来なくなり魔術の暴走の混乱を利用して逃げ出すが、魔女によって体と心を引き剥がされ、体は惨殺。廃墟となった自らの病院には夜な夜な彼のすすり泣く声が聞こえてくると言う。
- ある魂
ドリームキャッチャーによって呼び寄せられたとある時代の戦士。
落ち武者と思われる風貌で、垣根由比子の体に乗り移った。
落ち武者と思われる風貌で、垣根由比子の体に乗り移った。
彼自身は、垣根由比子の体を自らの体と思っていたらしく、
最初はその気性の激しい性格をあらわにしていたが、タツマと対峙し、
その体が本来の体ではなく、由比子の犠牲によって授けられた体と理解すると消沈。
自らの果てていく魂を見つめ、由比子の魂に悟られながら消滅した。
最初はその気性の激しい性格をあらわにしていたが、タツマと対峙し、
その体が本来の体ではなく、由比子の犠牲によって授けられた体と理解すると消沈。
自らの果てていく魂を見つめ、由比子の魂に悟られながら消滅した。
姫と人形の騎士
- アリス=ローザ
数百年続く人形師の末裔。その人形師としての調律は若いながらも確かであり、人間のように動くノアの調律を難なくこなす実力を持つ。
ノアには甘いが他の人には滅法厳しく、特に男性陣には敵意をむき出しにするのは歳のせいかと思われる。しかし、時々見せるしおらしさや照れ隠しなど素直ではないだけで、心の優しき少女である。
調律以外にも人形と同じギミックで動くモノを動かす事が出来る。手に巻きつけられたワイヤーを使い操り人形のようにして戦うのが特徴。彼女に操られたモノはまるで生きているかのように華麗な立ち回りで戦う。
見知らぬ兵器に追われて魔女亭へ逃れて来た。後に彼女達を追っていた犯人と対面し、ノアの秘密。自らの家系の真相を知る事となる。
事件後は、ノアと共に帰国。人形師組合に積極的に顔を出すようになったらしい。
本人達にはツンツンとしているが、遠い異国の地に住む友人達を結構気にかけている(ノア談)
本人達にはツンツンとしているが、遠い異国の地に住む友人達を結構気にかけている(ノア談)
- 錬金術師
かつて敵同士として出会ったノアに恋をし、その自らの手でノアを殺し、数百年の歳月をかけてノアを再び蘇らせようとした稀代の錬金術師。
しかし、数百年の時を得て彼は意外な形で愛しき人の姿をした人形と再会する事となる。
錬金術のあらゆる力を使い、人形として閉じ込められているノアの魂を自らが作った人工的に作り上げた媒体(ホムンクルス)へと移そうと目論むが、魔女達によって阻止される。
既に齢数百年の時が流れているが、自らの体を人工的に作り上げ、その体に埋めこんだ賢者の石の中で生きながらえていた。最終的にルチアに考案し、作り上げた最先端の科学力と自らの錬金術とを持ってして作り上げた体を使って悲願を成就させようとするが、ノアとの相打ちとも言えるべき状況で自らの命とも言える賢者の石をノアの懇親の一撃によって破壊され、事実上再生できないほどの重傷を負った。
その後、好奇心から持ち出したルチアに自らの命を絶つように懇願し、ルチアの手によって最後を迎えた。
彼が操っていた銀と赤の体と、数百年の間ローザ家によって作り出され、魔女達によって作られた核で動いていたノアの人形はルチアの研究所の一室で寄り添うように安置されている。
- 東原 数知
二足歩行兵器の開発では一目おかれる東原研究所の若き所長。
ルチアに好意を抱いていた様子が描かれているが真相は不明。
本来、違法である戦闘用の兵器を横流ししていた。
錬金術師をパトロンとして潤滑な資金の元、錬金術を取り入れた戦闘兵器を開発していたが、
魔女亭のメンバーによって全てが無へとなり、自身も魔女と錬金術師との壮絶な戦闘に巻き込まれ重傷。
ルチアに好意を抱いていた様子が描かれているが真相は不明。
本来、違法である戦闘用の兵器を横流ししていた。
錬金術師をパトロンとして潤滑な資金の元、錬金術を取り入れた戦闘兵器を開発していたが、
魔女亭のメンバーによって全てが無へとなり、自身も魔女と錬金術師との壮絶な戦闘に巻き込まれ重傷。
お見舞いに来たルチアへ暴言を吐くまでに精神が弱ってしまった描写がなされている。
- ゼペット
ノアという騎士を戦地へ見送ったローザ家の人形師。
その後、ノアの遺品と共に孫との約束を守る為、ノアそっくりの人形を作り上げ、
その人形を人間のように動かす為に、彼女が持っていた思い出がたくさんつまった懐中時計と、自らの命を魔女へと託し、ノアを意志を持つ人形として蘇らせた。
その後、ノアの遺品と共に孫との約束を守る為、ノアそっくりの人形を作り上げ、
その人形を人間のように動かす為に、彼女が持っていた思い出がたくさんつまった懐中時計と、自らの命を魔女へと託し、ノアを意志を持つ人形として蘇らせた。
魔女達が作り上げた核は、思い出のみで構成されたモノであり、その核が人間の心として十分に機能するにはそれ相応の長い時間を要した。それが数百年の間ローザ家に仕える事で、見事に人間の心と言えるまでに成長したのがこの核である。
心が宿るのは人間だけとは限らない。その奇跡の証明がノアという人間でいて人間ではないノアという存在である。
禁忌とも言われるべき魔法を施したからか、その償いとして数百年の間ノアの核にローザ家の人形師達は魂を束縛されていたらしい描写がされており、一連の戦闘後、人形を廃棄する際にルチアの研究所へと訪れた魔女の前に僅かに現れ礼を述べて召された模様。
元を正せば、一番最初にノアをこの世界に人形としてでも蘇らせようとしたのは彼であり、この一連の事件の本当の意味での犯人。
彼に触発され、人形師に出来て錬金術師に出来ない事は無いと思い、人間としてのノアを作ろうとしたのが錬金術師である。
彼に触発され、人形師に出来て錬金術師に出来ない事は無いと思い、人間としてのノアを作ろうとしたのが錬金術師である。
- 北の魔女
ゼペットがノアの心を作ろうとして頼りにした魔女である。
人間というものに関心が強かった北の魔女は、ゼペットの願いを聞き入れ、ゼペットの魂から魔法の心臓を作り出した。
その後、その心臓へ心を吹き込むため魂となったゼペットを西の魔女へと託す。
人間というものに関心が強かった北の魔女は、ゼペットの願いを聞き入れ、ゼペットの魂から魔法の心臓を作り出した。
その後、その心臓へ心を吹き込むため魂となったゼペットを西の魔女へと託す。
古来の記憶
- トロイメライ
御宮グループに身を置きながら魔女ローナを誘き寄せる策を作り、かと思えばタツマや魔女亭メンバーの命の危機を知らせたりと中立的な姿勢をとるが、要はそれらの結末をタツマに見せたがり彼の『心』の動きを見たい為だとか…。
キイチの事を自分の所有物だと言い、初対面であるはずのタツマに対して
「久しぶりだね」と、以前から面識があったように言葉を投げる謎多き人物。
キイチの事を自分の所有物だと言い、初対面であるはずのタツマに対して
「久しぶりだね」と、以前から面識があったように言葉を投げる謎多き人物。
魔女と人間の子供。
魔女狩りによって襲われた際に『魔女の手鏡』によって、鏡の世界へと逃れ、以後その世界で古来からの時を行き続ける事となる。
幼少期のタツマと出会い、友達になった事があるが、タツマはその事をすっぱり忘れてしまっていたので、『あの出会いはなかったことにして、これが最初の出会い』とし、タツマに初めて出会った。
魔女狩りによって襲われた際に『魔女の手鏡』によって、鏡の世界へと逃れ、以後その世界で古来からの時を行き続ける事となる。
幼少期のタツマと出会い、友達になった事があるが、タツマはその事をすっぱり忘れてしまっていたので、『あの出会いはなかったことにして、これが最初の出会い』とし、タツマに初めて出会った。
母親とキイチが実験のように使われる事が面白くないが、自分ではどうしようも出来ない為、魔女亭メンバーを使い事件の収束を試み成功している。
その後、また会うことがあるかもという再会の言葉を含み消えていった。
- サーガ
正式な氏名は不明だが古来より代々受け継がれる魔女の家系の継承者であり、古来より一族を守護する魔獣使者(ウールヴヘンジ)を従え極寒の地を渡り歩く“北の魔女”。
その姿は氷の悪魔と形容されるが、一方では慈悲深い聖女として名を馳せた。
その姿は氷の悪魔と形容されるが、一方では慈悲深い聖女として名を馳せた。
魔女でありながら人間の心に興味を持ち、結果人間の温かさに触れて人間と恋をし、人間を愛し、人間の子を宿し産んでいる。
その後魔女狩りによって捕えられ魔女裁判にかけられた後の消息を知るものは居なかったが、魔女狩りの一族により補完されていた遺体を使い、現代に蘇る。
互いを導くように西の魔女(最後の魔女)と対峙、死闘を繰り広げるが、魔女亭メンバーの介入により、失っていた僅かな心を取り戻した後、魔女亭メンバーを極寒の地から逃がす手助けをして氷の露となって消えた。
- リスト
キイチの記憶に残る『あの男』に酷似していり。
出生は不明だが、魔女狩りをした一族の歴史に精通する考古学者と関わりを持ち御宮グループに情報と資料を流す外国の派遣社員。
彼の上司は北方の孤島にある御宮研究所に所在している…とか。
出生は不明だが、魔女狩りをした一族の歴史に精通する考古学者と関わりを持ち御宮グループに情報と資料を流す外国の派遣社員。
彼の上司は北方の孤島にある御宮研究所に所在している…とか。
- アストゥリアス
プライドが高く、自分の強さに絶対の自信を持つ。
血の気が多く、気にくわない相手には口よりも先に手が出るので
リストに口煩く注意されている様子。
キイチに強い敵対心を持つ。リストのボディガード。
血の気が多く、気にくわない相手には口よりも先に手が出るので
リストに口煩く注意されている様子。
キイチに強い敵対心を持つ。リストのボディガード。
孤島の御宮研究所にて、記憶を取り戻したキイチによって惨殺されている。
- 垣根由比子
第一章で犠牲となっていた少女。
あれから数年後、無事に心は体と再会を果たし、ピアノコンサートに出場できるまでになった。
あれからも弟が魔女亭のメンバーと親交がある事から、それなりの付き合いを持っている様子で、
タツマと出会った時はタツマに助けられた記憶が無いながらも少しばかり意識する素振りを見せていた。
あれから数年後、無事に心は体と再会を果たし、ピアノコンサートに出場できるまでになった。
あれからも弟が魔女亭のメンバーと親交がある事から、それなりの付き合いを持っている様子で、
タツマと出会った時はタツマに助けられた記憶が無いながらも少しばかり意識する素振りを見せていた。
御宮高校の『ヒーロー部』
- 簔口妃色(みのぐち ひいろ)
御宮高校二年。「ヒーロー部」設立に向けて毎日を過ごす。
とにかく行動力があり、ヒーローに憧れる女子高生。
トラブルをこよなく愛し、トラブルの噂が立つと自ら首を突っ込もうとするが、
ことあるごとに、そのトラブルの根元まで辿り着けずにトラブルが解決していて、
トラブルというトラブルに見舞われないという極度のトラブル回避能力を持つ。
とにかく行動力があり、ヒーローに憧れる女子高生。
トラブルをこよなく愛し、トラブルの噂が立つと自ら首を突っ込もうとするが、
ことあるごとに、そのトラブルの根元まで辿り着けずにトラブルが解決していて、
トラブルというトラブルに見舞われないという極度のトラブル回避能力を持つ。
- 稲葉緋呂
御宮高校二年。ヒイロの夢を叶える為に常にヒイロの後ろをついて回る女房役。
ヒイロに好意を抱いているが今の所成就する気配は無い(周りからは公認カップル)
トラブルを極度に避けるが、ことあるごとに、そのトラブルの現場に遭遇してしまう極度のトラブル遭遇能力を持つ。
ヒイロに好意を抱いているが今の所成就する気配は無い(周りからは公認カップル)
トラブルを極度に避けるが、ことあるごとに、そのトラブルの現場に遭遇してしまう極度のトラブル遭遇能力を持つ。
魔女曰く『エンカウンター』と呼ばれる素質を持っているらしい。
- 秋元
夜中に、自分の同級生が昔のままの姿で母校の前にいる所を目撃し、
魔女亭へと『歳をとらない方法があるのならば調べて欲しい』という内容のもと、元同級生に瓜二つの女性の正体を突き止めて欲しいという依頼をタツマへ持ってくる。
魔女亭へと『歳をとらない方法があるのならば調べて欲しい』という内容のもと、元同級生に瓜二つの女性の正体を突き止めて欲しいという依頼をタツマへ持ってくる。