用語
魔法
この世界で絶対に認知されない言葉。ファンタジーな世界でのみ存在する。『有り得ない事を現実とする力』の事。
かつての中世には魔女等という言葉が存在していたが、今ではそれも色あせた歴史となっている。魔女曰く、『魔術は知識で使うもの、魔法は血で使うもの』と言うように、知識と資質さえあれば誰でも使えるようになるのが魔術。知識と資質、そして魔女という血統が無ければ使う事が出来ないのが魔法である。
魔法とは、『有り得ない事を現実とする力』である為、
もっぱら召喚等の自分ではない力を媒体として発動するモノを魔法と呼ぶ事が多い。
もっぱら召喚等の自分ではない力を媒体として発動するモノを魔法と呼ぶ事が多い。
例えば精霊の力を借りる事、これは精霊魔術とは言わないように、精霊という有り得ない事を現実と出来るのは魔法の力が成せる事である。
魔術
魔法を使えないモノが魔法のような事をする為に編み出した技術である。
『世界に介入しようとする力』である。世界の在り方に強制的に介入し、
力を自らが制御し、世界のあらゆる事象を自らの力だけで強制的に発動させる力を言う。
『世界に介入しようとする力』である。世界の在り方に強制的に介入し、
力を自らが制御し、世界のあらゆる事象を自らの力だけで強制的に発動させる力を言う。
魔法と科学のどちらにもつかない技術である。
魔法のように、有り得ない事を現実とするほどの力は無く、
科学のように、『物事の証明』をする必要が無い。
科学のように、『物事の証明』をする必要が無い。
魔術の特徴としては詠唱があげられ、魔術を施行するにはその術式の準備が必要となる。
これも魔法にも科学にも該当しない特殊な手順と言える。
並べると詠唱を必要としない魔法の下位互換に見られがちだが、
魔法と違い応用力があり、術者の熟練で、多彩な攻撃方法とバリエーションが生み出せるのが魔術の強みである。
並べると詠唱を必要としない魔法の下位互換に見られがちだが、
魔法と違い応用力があり、術者の熟練で、多彩な攻撃方法とバリエーションが生み出せるのが魔術の強みである。
合成術などは魔術だからこそ出来る芸当であると言える。
法術
『自らの力を放出する力』の事である。
世界に介入するわけでもなく、世界の在り方を無視するわけでもない。
自分の持てる力のみで使う技の事を言う。ゲームで言うならば無属性の技の事。
世界に介入するわけでもなく、世界の在り方を無視するわけでもない。
自分の持てる力のみで使う技の事を言う。ゲームで言うならば無属性の技の事。
吟遊詩人の詩や踊り子の踊り、占い師の占いなどはこの類である。
魔法よりも効果範囲の制御が容易、魔術のように長い詠唱を必要としない
鍛錬のみで習得が可能(なはず)であるが、極める事は困難である。
鍛錬のみで習得が可能(なはず)であるが、極める事は困難である。
科学
この世界で確実で実証された『有り得なかった事を実現する力』。人の英知が奇蹟を凌駕した結晶。証明、立証さえされれば空気中の元素から水を生成する事も、条件さえ整えば思い通りに雷を操る事も出来る。実験に成功すれば今まで見たことの無い動物だって誕生させる事が出来る。
何も無い所からは何も生まれないが、何も無い所から何かを生み出す事を立証すれば、何も無い所からでも何かを生み出す事が可能となる。
魔術と違うのは、自らの資質は一切必要とせず、立証された方法を実行するだけでその『現象』を実現する事が出来る。
その為、道具や発明品などの物にそういった技術が使用されて誰でも扱える物となってる事が多い。
錬金術は現在の科学の発端となった技術である。