ヘラクロス

No.214 タイプ:むし/かくとう
特性:むしのしらせ(HP3分の1以下で虫タイプの技の威力1.5倍)
      こんじょう(状態異常で攻撃力1.5倍)
入手可能ソフト:ルビー/サファイア/コロシアム/FR/LG/エメラルド/ダイヤモンド/パール/プラチナ/HG/SS
HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早
ヘラクロス 80 125 75 40 95 85
カイロス 65 125 100 55 70 85

ばつぐん(4倍) ひこう
ばつぐん(2倍) ほのお/エスパー
いまひとつ(1/2) くさ/かくとう/じめん/むし/あく
いまひとつ(1/4) ---
こうかなし ---


対策(内藤先生) ●第四後期

 「インファイト」「メガホーン」「ストーンエッジ」の3ウェポンで多くのポケモンに対し圧倒的な攻撃力を持てる『こだわり』ヘラクロスですが、ヘラクロスに弱いポケモンの「まもる」で技を特定してしまえば怖くありません。
 「メガホーン」「インファイト」に対する回答となるボーマンダサンダーなどのポケモンを後ろに用意して、「ストーンエッジ」が来ても殴り勝てるカビゴンやスイクンのポケモンで「まもる」を使えばヘラクロス相手はさほど苦戦しません。
 ソーナンス+ヘラクロスの組み合わせに対しても「どくどく」「まもる」が効きます。
 後受けで考えると非常に苦労しますが、タイマンで考えるとそう苦労しません。『こだわりスカーフ』型が唯一高いタイマン性能を持ちますが、それ以外なら少なくとも一方的に負けるという事はありません。
 ちゃんと考えれば耐久調整した『こだわりスカーフ』ガブリアスなど、タイプ相性を無視して一回の後出しが効くポケモンは多いです。
 強力なポケモンですが、「まもる」を使うようになったり、タイプ相性を気にせず後出ししていくようになるとさして苦労する相手でもありません。
 一応グライオンなら受けられますが、それでも試合全体で見てグライオンが「ハサミギロチン」を上手く当てられなければ不利です。

ハチマキヘラクロス(内藤先生) ●第四後期

もちもの:『こだわりハチマキ』
わざ構成:インファイト/メガホーン/ストーンエッジ/自由枠
努力値:攻撃、耐久、素早さ全てに配分する。
【サンプル配分】
ヘラクロス(いじっぱり):HP175(156)-こうげき170(76)-ぼうぎょ96(4)-とくこう54(0)-とくぼう126(84)-すばやさ129(188)
 すごく有名な配分で、普通に運用する場合の『こだわりハチマキ』ヘラクロスの配分。
 こうげき170でずぶといぼうぎょ特化ソーナンスに与える最低ダメージが288になるため、ソーナンス側がガブリアスの『こだわりハチマキ』「げきりん」2耐え程度の調整を施していても確定で倒せます。
 耐久面は無振りミロカロスの「なみのり」3発耐え、おくびょうラティオスの「サイコキネシス」最大乱数以外耐えというメジャーなもの。
 こうげき178程度のメタグロスの「コメットパンチ」+「バレットパンチ」も確定で耐えます。
 すばやさは最速トドゼルガ抜きにしていますが、もう少し遅くしても良いでしょう。とはいえ、この配分で遅いサンダー抜きにもなるのであまり下げたくない所です。
 《こんじょう》を利用しての異常受けとして使う場合は、こうげき185まで上げると《こんじょう》発動後の「メガホーン」で標準的なHP振りメタグロスが1発になり、副産物としてずぶとい防御特化スイクンが「メガホーン」2発になります。

【解 説】
 一昔前まではスタンダードだった『こだわりハチマキ』ヘラクロス。しかしヘラクロスの高い破壊力を活かせるのでまだまだ現役です。
 ミロカロスの「なみのり」を3発耐える調整をしておくとみずタイプの前に後出しで出す事が出来るようになり、その高い火力を最大限活かせるようになります。
 状態異常を受けた時の《こんじょう》「メガホーン」は(計算式的にちょっと違うのですが)実質的に威力405で、調整次第ではぼうぎょ特化ミロカロスやHP振りメタグロスを一撃で倒せます。
 「かえんだま」を使った型も見かけますが、あれはヘラクロスを考える上で重要な耐久を削ってしまうので「みがわり」から技を選べるメリットくらいしかないです。下手すると「げきりん」一発+やけどのダメージで落ちます。
 「ねごと」があると「さいみんじゅつ」ミロカロスに対して強くなれる他、状態異常受けとして一貫性が出ます。

スカーフヘラクロス(内藤先生) ●第四後期

もちもの:『こだわりスカーフ』
わざ構成:インファイト/メガホーン/ストーンエッジ/自由枠
努力値:適当に配分。
【サンプル配分】
ヘラクロス(いじっぱり):HP175(156)-こうげき161(12)-ぼうぎょ96(4)-とくこう54(0)-とくぼう126(84)-すばやさ137(252)
 耐久寄りの『こだわりスカーフ』ヘラクロス。
 耐久ラインは上の『こだわりハチマキ』ヘラクロスと全く同じ。おくびょうラティオスの「サイコキネシス」最大乱数以外耐えを実装する事でラティオスに対し強くしています。
 この程度のこうげきでも無振りガブリアスは2発で倒せます。
 いじっぱりAS振りとかようきAS振りにも配分としての一貫性があるのでそれでも良いと思います。

【解 説】
 『こだわりスカーフ』を持ったヘラクロスです。
 ガブリアスなどにタイマンからの殴り合いで負けない他、ラティオスに対しても強い圧力を持つ事が出来るので今の環境で一番使いやすいヘラクロスだと思います。
 スイクンとも殴り合えるだけのスペックはありますが、「メガホーン」を外すとどうにもなりません。

命の珠ヘラクロス(内藤先生) ●第四後期

もちもの:『いのちのたま』
わざ構成:インファイト/メガホーン/ストーンエッジ/ねごと
努力値:HPを『いのちのたま』最小ダメージの10n-1に設定して、残り耐久と攻撃と素早さ
【サンプル配分】
ヘラクロス(いじっぱり):HP169(108)-こうげき179(144)-ぼうぎょ96(4)-とくこう54(0)-とくぼう115(0)-すばやさ137(252)
 調整『いのちのたま』ヘラクロス。
 HPを169にする事でこうげき182ガブリアスの「げきりん」+『いのちのたま』ダメージを最大乱数以外で耐えます。
 特殊耐久についても、とくこう118程度に調整したスイクンを想定で
 「なみのり」66ダメージ→『いのちのたま』16ダメージ→「なみのり」66ダメージ→『いのちのたま』16ダメージ
 この流れで累計164ダメージになるので、HPを169にするだけで(素の状態で)スイクン相手に最低2回の行動が保証されるようになります。すばやさで抜ければ3回動けます。
 またこうげき179を確保する事で、《こんじょう》発動の状態で「いかく」込みの無振りボーマンダを「ストーンエッジ」により確定で倒せます。
 『いのちのたま』のリターンを活かして、「どくどく」「まもる」スイクンへのメタとして活用するならこの配分が一番美しいと思います。

【解 説】
 『いのちのたま』を持つことで、「どくどく」「まもる」スイクンに対して
 ヘラクロスをスイクンの前に出す→「どくどく」を受ける→相手「まもる」で、ヘラクロスの「メガホーン」が固定されたように見える→ボーマンダが出てくる所に「ストーンエッジ」!
 という歪みない流れを作りたいヘラクロスです。
 『かえんだま』と比べ「どくどく」による《こんじょう》発動を利用できるのが最大のリターンで、ソーナンスと合わせる選択肢の一つにはなると思います。

組み合わせ

「バトンタッチ」サンダース+ヘラクロス(内藤先生) ●第四後期

 イーブイズとして採用される事が多いようですが、純粋な性能として考える場合、サンダースの力を最大限活かせるのはヘラクロスと組み合わせた場合です。

サンダース@シュカのみorたべのこし
おくびょうHCDS振り
10万ボルト/めざめるパワー(氷)/みがわり/バトンタッチ

ヘラクロス@こだわりハチマキ
いじっぱりHABDS振り
インファイト/メガホーン/ストーンエッジ/つばめがえし

 サンダースの圧力でギャラドスなどを流し、「みがわり」からの「バトンタッチ」で、おそらくサンダースに撃たれるであろう「じしん」を身代わりが耐えるようにしつつヘラクロスを出し、制圧させます。
 一度サンダースで縛りさえしてしまえば「みがわり」から多くのポケモンを起点に出来るのがポイントです。耐久調整メタグロスでも「みがわり」状態の『こだわりハチマキ』ヘラクロスなら殴り倒せます。サンダースの前に《めんえき》カビゴンが出てきても怖くありません。

 でんき+ヘラクロスという組み合わせは昔から定石として扱われているものですが、特にこの「バトンタッチ」サンダース+『こだわりハチマキ』ヘラクロスという組み合わせは試合全体で見るとすごくアドバンテージが取れる組み合わせです。
 サンダースは「バトンタッチ」という強力な技があるためパーティ全体で考えれば非常に高い性能を出せます。かわいらしくてよろしいのもポイントです。
 サンダースに強力な技である「どくどく」や「でんじは」が入らないのが唯一の難点です。「めざめるパワー(氷)」を抜けるような構築ならよいのですが……。
 組み合わせとして強いのもそうですが、1体1体の単体性能が高いのもポイントです。

ソーナンス+ヘラクロス(内藤先生) ●第四後期

 ソーナンスに撃たれやすい「どくどく」を「アンコール」で逆利用し、ヘラクロスの《こんじょう》を発動させます。

ソーナンス@オボンのみ
ずぶといHBD振り
カウンター/ミラーコート/アンコール/みちづれ

ヘラクロス@こだわりハチマキ
いじっぱりHABDS振り
インファイト/メガホーン/ストーンエッジ/ねごと

 《こんじょう》が発動した『こだわりハチマキ』ヘラクロスの攻撃力は、こうげき185に調整していると想定すると実値415なので単純に一回攻撃出来るというだけでも相当なアドバンテージが取れます。
 ソーナンス自体ヘラクロスが苦手とするボーマンダにも強いので、仮想敵を見据えた2体の相性自体ももちろん良いです。2体の単体性能ももちろん高い。
 ただ「ちょうはつ」ギャラドスに弱いし、「どくどく」「まもる」ライコウスイクンはやっぱり辛いし、「でんじは」サンダーなども少し辛い相手なのでオンラインでは何も考えず勝てるほど強い組み合わせではありません。
 「まもる」が気になるようならヘラクロスを『いのちのたま』型にしても良いかもしれません。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2012年02月18日 02:35