ミロカロス
タイプ
特性
種族値
| HP |
攻撃 |
防御 |
特攻 |
特防 |
素早さ |
| 95 |
60 |
79 |
100 |
125 |
81 |
L50時の無振りステータス(個体値31で計算)
タイプ相性
| 抜群(2倍) |
でんき/くさ |
| 今ひとつ(1/2) |
ほのお/はがね/みず/こおり |
簡単な説明
現在(2009/2/28)存在するポケモンのうち、唯一コンディションが進化のキーとなっているポケモン。
プラチナが発売されてからはデパ地下でポフィンを買うことができるようになり、育成にかかる手間が少なくなった。
ホウエン地方チャンピオンのミクリ、シンオウ地方チャンピオンのシロナ、タワータイクーンのクロツグなど、各界の著名人達に愛用される美しいポケモンである。
さて、ミロカロスといえば耐久力、という印象のもと、耐久型が多くみられるが、ぶっちゃけ攻撃力がガンガン上がっているプラチナ環境下において、いかに再生回復持ちであろうとこの耐久と耐性で受けを狙うにはやや厳しいものがある。
物理防御に特化して(HP202、防御144)食べ残しを持てば補正有130族の一致120技を低乱数2(オボンを持てば3確も可能)にまで抑え込むことは可能だが、命の珠やこだわりハチマキといったブーストをされれば決壊は免れない。ハチマキガブリとか滅びればいい。
加えて、物理面に特化してしまえば特殊面に不安が残る。草電気には大型の特殊アタッカーが数多く揃っており、HP振りだけでは彼らの猛攻を受けきることは困難である。珠サンダースとか滅びればいい。
あと、積まれたら終わる。全てが。黒い霧という技もあるにはあるが、攻撃面の積みに対してはほぼ無力である。竜舞ギャラとか滅びればいい。
ミロカロスの生きる道は耐久ではない。そういうのは
エアームドだとか
ハピナスだとか、専門家の方々にお任せすればよい。それよりも、微妙に高い攻撃力、耐久力、素早さの全てを生かしてやるべきである。
特攻種族値100、補正を入れて努力値を振ってやれば167である。水タイプの高速アタッカーとして名高いスターミーと同じ数字を捨てるのはあまりにもったいない(
シャワーズの110とか滅びればいい)(
エンペルトの激流111とか本気で滅びればいい)。
ミロカロスの耐久力不足は先に述べたとおりだが、一線級の化物どもを「受けきる」ことは出来ないというだけである。一発耐えるだけならば努力値の調整で済む。意地っ張りハチマキガブリとか男らしすぎる子は別問題。
地味に硬く地味に痛く、地味にうざい。華々しいエースの座など狙わずともよい。専門家には決してできない泥臭い戦いを仕掛けてやれ。
あと種族値を入れ替えただけのくせに特性の使いやすさが段違いな
ギャラドスは本気と書いてガチで滅べばいい。
こだわりメガネ型
性格:控えめ
努力値:特攻252 HP252/耐久調整 素早さ6
持ち物:こだわりメガネ
確定技:ハイドロポンプ/冷凍ビーム/めざめるパワー(電or草)
選択技:竜の波動/波乗り/吹雪/凍える風/催眠術
上で長々と述べた結果がこんな単純な型であることにまず驚かれるだろう。だがこれこそ理想的なミロカロスの形であると考える。
HPに振ってやるだけで物理特殊ほとんどの攻撃を一発は耐え(珠
サンダーとか滅びればいい)(ロズレイドとか滅びればいい)、こだわりメガネによって徹底的に底上げした攻撃力で反撃する(ハピナスとか滅びればいい)。
素早さは6としているが、
トゲキッスあたりがミロ抜きを狙って素早さを103にしてくることがたまにある。こいつに抜かれていい事は皆無なので、抜き返すのもありだろう(S振りキッスとか滅びればいい)。
ミロカロスの攻撃力を甘く見てはいけない。ここまで攻撃力を高めたハイドロポンプだと、特防特化
ハッサムが2確で落ちる。アタッカー仕様のサンダースは1確で落ちる。AB振りの
カビゴンすら2確で落ちる(ハピナスとかマジ滅びればいい)レベルに達するのである。(H振りだけで微妙に耐えてくるグロスとか滅びればいい)
冷凍ビームではヤチェを持った
ボーマンダあたりまでなら1確、
ガブリアスは乱数に持ち込まれるが、それでも十分有利な数字を出せる。耐久面に振っていないサンダーも個体値によって耐えられる可能性は存在するが、たいてい落ちる(耐久サンダーとか滅びればいい)。(あとトゲキッスとか滅びればいい)
目覚めるパワーに関しては水地面を潰せる草のほうが安定する。が、ギャラドスとエンペルトを落とせる電気(ランターンとか滅びればいい)も十分選択肢に入るだろう。この辺はパーティのレシピにあわせて考えるとよい。
選択肢として、水技を起点に流れを奪おうとしてくるキングドラを狙える竜の波動、威力はかなり低いが交代読みで打てる凍える風、ハイドロほどの火力を必要としない相手に対し安定感のある(20%とか滅びればいい)波乗り、ヤチェだろうとなんだろうと問答無用で叩き落とす吹雪など、想定する相手によって逐次入れ替えてやるといい。催眠術は、まあ、本気でどうしようもない状況に陥った時にでもどうぞ。信用はできない。
拘り、ということで相手の動きを的確に読む能力が求められ(水技を誘っておいてシャワーズとか滅びればいい)、かつ柔軟性に欠ける構成ではあるが、ミロカロスの火力を甘く見て後出ししてくるアタッカーに手痛い打撃を与えることができるのは大きな長所である。相手の動揺を誘えば二匹三匹と相手できるだけのポテンシャルはあるので、是非一度使ってみてほしい型である。
(技が当たらないとか滅びればいい)
命の珠型 作成者:クライム
性格:控えめ
努力値:特攻252 素早さ252 HP6
持ち物:命の珠
確定技:ハイドロポンプ/吹雪/さいみんじゅつ
選択技:竜の波動/波乗り/冷凍ビーム/凍える風/めざめるパワー(電or草)
基本的な思考はぞまほんさんの「簡単な説明」参照で。
耐久よりも素早さを活かした方向になるかな。
ダイパ時代に高性能だった催眠術を使いやすいように持ち物は命の珠。
で、火力を補うために冷凍ビームの代わりに吹雪が入ってます。
別にフルアタにしても拘りメガネにしても良いんじゃないかなとは思う。
素早さ振りは奇襲性の高さもさることながら、催眠術との相性もよかった。
絶望した!プラチナ環境下の催眠術の性能に絶望した!
物理型
性格:意地っ張り/腕白/慎重
努力値:攻撃252 防御orHP252 素早さ6
持ち物:食べ残し
確定技:威張る/自己暗示/滝登りor恩返し/自己再生
別に奇を衒ったわけではない。対耐久ポケモン戦、こと積み技を狙ってくる相手との勝負において、ミロカロスで最大の戦果を期待できる構成はこれである。
プラチナに入り、催眠術が弱体化した今だからこそこの型は光る。
まず、催眠術という必殺武器を失ったミロカロスが「威張る」という技を選んだとしてもそこに何ら不自然さはない。
ミロカロスを起点にして積みを狙う
スイクン、クレセリアなどのポケモンを、威張られたからといってあっさり下げるような相手もそういまい。うまいうまいと瞑想なりを積んでくれる。
その隙をついて自己暗示を使ってやれば、十分これらのポケモンを突破するだけの攻撃力は得られる。瞑想のように攻防一体の積み技を使う相手に対しては絶大なショックを与えられるだろう。
が、普通に殴ってくるような連中相手にいば暗示やろうとしたって自殺行為以外の何者でもない。この型を使うときは細心の注意をもって事に当たってもらいたい。(竜の舞とか滅びればいい)
相棒候補
基本的に草、電気ポケモンと真正面から事を構えるのは避けたい。後出ししてくる相手に交代際の一発を打ち込み、下げて温存してやると後で生きてくる。
タイプ的な観点から選ぶとすれば
ユキノオー。彼ならば草、電気、そして電気のサブウェポンである氷どれも等倍以下に抑えてくれ、かつユキノオーの弱点である炎をミロカロスで抑えているため非常に動きやすい(
ゴウカザルとか滅びればいい)。
加えて、HP振りだけでは若干不安の残る物理アタッカーに後出しできる威嚇持ちがいると心強い。
ムクホークやボーマンダがそれにあたる(めざ氷ゴウカザルとか滅びればいい)。
文責:ぞまほん◆NtA.Y.T0fQ
上記の文章は自由に加筆してくださってかまいませんが、改変部分が明確になるようご配慮をお願いいたします。
最終更新:2009年03月10日 19:02