連載 - 赤い幼星-18g - 「都市伝説と戦う為に、都市伝説と契約した能力者達……」 まとめwiki

(ローゼ>・・・た、ただいま戻りましたｎ

ﾋﾞｼｨｯ!!

(ローゼ>ひゃんっ！？　れれれ蓮華ちゃん、当たったら危ないですわよ！？
(蓮華>当てる気満々でしたけどね。何処に行ってたんですか？
(ローゼ>え、えっとぉ・・・き、気晴らしに散歩を兼ねて、その・・・情報収集をしｔ

ﾊﾞｼｨｯ!!

(ローゼ>いったぁい！！
(蓮華>ｸｽｯ・・・で？何か得られたんですか？
(ローゼ>ひっぐ・・・酷い・・・蓮華ちゃんのいじわるぅ・・・ぐすん
(蓮華>茶目っ気見せても無駄です、速やかに話しなさい

やや恐喝気味に迫る蓮華にしょぼくれながら、
ローゼは先程「１３使徒」の１人――トライ・ミニッツ・ライトニングから聞いた話を打ち明けた
「１３使徒」の中に、エイブラハムに脅されて従っているらしい者がいる事
エイブラハムはこの町でとある「淫魔」を探しているらしい事
それが見つかれば、この町を焼却、若しくは凍結するだろうという事
一言一句、一切漏れることなく

(ローゼ>―――という話ですの。今すぐ「組織」全体に通達を――――
(蓮華>待ってください
(ローゼ>ほえ？
(蓮華>ソースは？
(ローゼ>ん～、バラの花で作ったソースはどんな物にでも合いますわ～♪　この間はたこ焼きにかけｔ
(蓮華>違いますよ、情報源は何処ですか？
(ローゼ>あー、そういうことでしたのｯ・・・・え、えっと、それは・・・・

たじろぐローゼに、目で疑念を訴える蓮華

(ローゼ>・・・「１３使徒」の、トライ・ミニッツ・ライトニングさんから・・・
(蓮華>敵と密会したんですか？　そちらの方が話の種になりかねませんが
(ローゼ>ち、ちゃんと戦いましたのよ！　それで勝ってから伺いましたの！！

えっへん、と胸を張り威張るローゼ
ｼﾞｰｯ、と蓮華は彼女の様子を見る
その時間、僅か５秒
ゆっくりと、重い口を開いた

(蓮華>何故怪我一つしてないんですか？
(ローゼ>そ、それは、その、直ぐに「蝦蟇の油」を使いましたの
(蓮華>その服、紅茶の汚れがありますから今朝と同じですよね？
(ローゼ>き、奇跡的に服だけ無傷でしたの！　服に手を出さないなんて紳士的な方でしたわ～♪
(蓮華>嘘吐くの下手ですか？
(ローゼ>えぇ、それはもう♪・・・・・・・ﾊｯ!?
(蓮華>ハァ・・・一応、そういうことにしておきましょう
　　　　貴方だけならまだしも、R-No.全体の名が落ちても知りませんからね？
(ローゼ>宜しくお願いしますのorz

深々と頭を下げるローゼを見て、ｸｽｯと笑いながら、蓮華は彼女の話を纏め始めた

(ローゼ>と、ところでレクイエムさんは？
(蓮華>あぁ、先程学校町で回収されましたが・・・
　　　　うわ言のように貴方の名前を呟いていましたが？
(ローゼ>そ、そう、ですの？（後でミルクティーでも差し上げようかしら・・・；）

　　　...To be Continued