１２月２５日、昼頃
(裂邪>ウヒヒヒ、やっぱ多いな～、人
(ミナワ>今日はクリスマスですから、仕方ありませんよ
(ミナワ>今日はクリスマスですから、仕方ありませんよ
裂邪とミナワは、学校町の繁華街で２人並んで歩いていた
ミナワは、ファーが多くあしらわれている白いコートを、
裂邪は珍しく濃い青のダウンコートを着ている
２人とも、昨夜にプレゼント配りをしたばかりだというのに、
『クリスマスと言えば！』と、家を飛び出したそうである
ミナワは、ファーが多くあしらわれている白いコートを、
裂邪は珍しく濃い青のダウンコートを着ている
２人とも、昨夜にプレゼント配りをしたばかりだというのに、
『クリスマスと言えば！』と、家を飛び出したそうである
(裂邪>いやぁ、昨日はホントありがとうな、急に手伝わせちまって
(ミナワ>いえいえ、ご主人様の頼みなら何でも聞きますから！
それにサンタクロースさんも喜んでくださいましたし
(裂邪>来年は無理しないで頑張ってくれるといいなぁ
(ミナワ>うふふ、そう願いたいですね
(裂邪>・・・ところで、さ
(ミナワ>ほえ？
(裂邪>白いコートのミナワ・・・可愛すぎる！
(ミナワ>え、えぇぇぇぇぇぇ！？ な、ななななな何をいきなり言い出すんですか！？///
(裂邪>これが言いたくてワンクッション置いたのに
(ミナワ>完全に着地失敗ですよね！？///
(裂邪>でも本気で可愛いよ。ほら、ミナワって心が綺麗じゃん？
それがもう見ただけで分かっちゃうみたいな
てかお前が着ちゃうと普通の白じゃないよね、雪みたいな天然の白になっちゃうよね
(ミナワ>も、もぉ、そんなことありませんよぉ///
・・・そ、そういう裂邪も・・・その青いコート・・・かっこいいですよ？///
(裂邪>そんな上目遣いで言われちゃったらこうするしかないじゃないか
(ミナワ>うひゃぁん♪ 裂邪ぁ、人前ですよぉ♪
(裂邪>嫌がってないだろｗ 完全に嬉しがってるだろｗ
(ミナワ>だってぇ、こうして裂邪と２人っきりで歩くのって、なんだか久しぶりで・・・
(裂邪>あぁ、それもそうだな・・・
そういや、まだお前と出会って２年しか経ってないのか
もっと長いかと思ってたよ
(ミナワ>今年は、色んなことがありましたからね
(裂邪>ウヒヒヒ、違いねぇや
正義やお袋が学校町に来て家が賑やかになったし、
修学旅行は俺達５人皆で楽しんだし、中央高校の学園祭にも行ったよな
あぁ、プールも行ったっけ
(ミナワ>私が誘拐されてしまったり、ゲームの世界に入ったり、
凄い筋肉の男の人に追いかけられたりもしましたよね
(裂邪>・・・嫌な事思い出させるなよ
(ミナワ>『不幸なことがあるから、小さな事でも幸せって感じられる』、
そう仰ったのは裂邪ですよ？
(裂邪>あ～、言った言った。よく覚えてたなｗ
(ミナワ>勿論ですよ！ あの後に私達は・・・・・・・・・うふふ♪
(裂邪>ッハハハ、この１年間ホントに色んなことがあったな
・・・お前が、俺の傍にいてくれたお陰、かな？
(ミナワ>こらこら、そんなこと言うとシェイドさん達が可哀想でしょ？
皆家族なんですから、私だけ特別扱いしちゃいけません！
(裂邪>ﾁｪ、はーい
(ミナワ>いえいえ、ご主人様の頼みなら何でも聞きますから！
それにサンタクロースさんも喜んでくださいましたし
(裂邪>来年は無理しないで頑張ってくれるといいなぁ
(ミナワ>うふふ、そう願いたいですね
(裂邪>・・・ところで、さ
(ミナワ>ほえ？
(裂邪>白いコートのミナワ・・・可愛すぎる！
(ミナワ>え、えぇぇぇぇぇぇ！？ な、ななななな何をいきなり言い出すんですか！？///
(裂邪>これが言いたくてワンクッション置いたのに
(ミナワ>完全に着地失敗ですよね！？///
(裂邪>でも本気で可愛いよ。ほら、ミナワって心が綺麗じゃん？
それがもう見ただけで分かっちゃうみたいな
てかお前が着ちゃうと普通の白じゃないよね、雪みたいな天然の白になっちゃうよね
(ミナワ>も、もぉ、そんなことありませんよぉ///
・・・そ、そういう裂邪も・・・その青いコート・・・かっこいいですよ？///
(裂邪>そんな上目遣いで言われちゃったらこうするしかないじゃないか
(ミナワ>うひゃぁん♪ 裂邪ぁ、人前ですよぉ♪
(裂邪>嫌がってないだろｗ 完全に嬉しがってるだろｗ
(ミナワ>だってぇ、こうして裂邪と２人っきりで歩くのって、なんだか久しぶりで・・・
(裂邪>あぁ、それもそうだな・・・
そういや、まだお前と出会って２年しか経ってないのか
もっと長いかと思ってたよ
(ミナワ>今年は、色んなことがありましたからね
(裂邪>ウヒヒヒ、違いねぇや
正義やお袋が学校町に来て家が賑やかになったし、
修学旅行は俺達５人皆で楽しんだし、中央高校の学園祭にも行ったよな
あぁ、プールも行ったっけ
(ミナワ>私が誘拐されてしまったり、ゲームの世界に入ったり、
凄い筋肉の男の人に追いかけられたりもしましたよね
(裂邪>・・・嫌な事思い出させるなよ
(ミナワ>『不幸なことがあるから、小さな事でも幸せって感じられる』、
そう仰ったのは裂邪ですよ？
(裂邪>あ～、言った言った。よく覚えてたなｗ
(ミナワ>勿論ですよ！ あの後に私達は・・・・・・・・・うふふ♪
(裂邪>ッハハハ、この１年間ホントに色んなことがあったな
・・・お前が、俺の傍にいてくれたお陰、かな？
(ミナワ>こらこら、そんなこと言うとシェイドさん達が可哀想でしょ？
皆家族なんですから、私だけ特別扱いしちゃいけません！
(裂邪>ﾁｪ、はーい
顔を見合わせ、互いに朗らかに笑う
こんな会話をデパート内を歩き回りながら延々としているのだから呆れたものだ
クリスマスを潰そうと考える者が現れるのも納得である
こんな会話をデパート内を歩き回りながら延々としているのだから呆れたものだ
クリスマスを潰そうと考える者が現れるのも納得である
(裂邪>あぁそうそう、今年のクリスマスは何が欲しい？
(ミナワ>プレゼント、ですか？ ん～っと・・・
(ミナワ>プレゼント、ですか？ ん～っと・・・
視線を天井に向け、暫く考えるミナワ
少し経った後、にこっと笑顔を裂邪に向けて
少し経った後、にこっと笑顔を裂邪に向けて
(ミナワ>・・・い～らない♪
(裂邪>へ？ な、何で？
(ミナワ>今年は、裂邪からプレゼントを沢山貰いました
見えるものも、見えないものも
私はもうお腹いっぱいです
・・・・・・だから、
(裂邪>へ？ な、何で？
(ミナワ>今年は、裂邪からプレゼントを沢山貰いました
見えるものも、見えないものも
私はもうお腹いっぱいです
・・・・・・だから、
ぎゅっと、既に抱いていた裂邪の右腕を、一層強く抱きしめ、
(ミナワ>今日は、いつもよりもっともっと、裂邪が傍にいてくれるだけで、私は満足です♪
(裂邪>・・・このやろぉ
(裂邪>・・・このやろぉ
偶然、近くに誰もいなかったのをいいことに、２人の唇が重なり合い、舌を絡め合う
(ミナワ>んんぅ・・・裂邪大胆すぎますぅ///
(裂邪>お前も、な？
(裂邪>お前も、な？
また、２人は笑顔を交わした
(裂邪>そうだ、小遣いはあるし、ホテルでも泊まるか？
(ミナワ>ホテｒ・・・えぇ！？ わ、私達だけでですか！？
(裂邪>当然だろ？ 周りの事なんて気にせずに何でもやれるぞ？
まぁ、無理にとは言わないけど
(ミナワ>う～ん・・・・泊まろ♪
(裂邪>ラジャー！
(シェイド>正気カ貴様等ァ！？
(裂＋ミ>きゃあああああああ！？ お化け！？
(シェイド>馬鹿者ヨク見ロ！ トイウカ内心凹ムゾソレ
(裂邪>な、なんだシェイドか、脅かすなよ良い雰囲気だったのに！
(シェイド>アホカァ！ 子供２人デホテルニ宿泊スルナド不純スギル！
幾ラ貴様等デモ限度ト言ウモノガアルゾ！？
(裂邪>ミナワ、お前は行きたいだろ？
(ミナワ>はい！
(シェイド>即答！？
(裂邪>さぁシェイド、２対１でお前の負けだ。 契約者・黄昏裂邪が命じる。影に帰れ
(シェイド>貴様等ァァァァァァァ！！
(ミナワ>ホテｒ・・・えぇ！？ わ、私達だけでですか！？
(裂邪>当然だろ？ 周りの事なんて気にせずに何でもやれるぞ？
まぁ、無理にとは言わないけど
(ミナワ>う～ん・・・・泊まろ♪
(裂邪>ラジャー！
(シェイド>正気カ貴様等ァ！？
(裂＋ミ>きゃあああああああ！？ お化け！？
(シェイド>馬鹿者ヨク見ロ！ トイウカ内心凹ムゾソレ
(裂邪>な、なんだシェイドか、脅かすなよ良い雰囲気だったのに！
(シェイド>アホカァ！ 子供２人デホテルニ宿泊スルナド不純スギル！
幾ラ貴様等デモ限度ト言ウモノガアルゾ！？
(裂邪>ミナワ、お前は行きたいだろ？
(ミナワ>はい！
(シェイド>即答！？
(裂邪>さぁシェイド、２対１でお前の負けだ。 契約者・黄昏裂邪が命じる。影に帰れ
(シェイド>貴様等ァァァァァァァ！！
嵐のように現れ、嵐のように去っていったシェイド
(裂邪>じゃ、改めて
(裂＋ミ>レッツゴー！
(裂＋ミ>レッツゴー！
そして、ノリノリで最寄のホテルに向かった裂邪とミナワであった
...To be Continued
