■リニア新幹線と共に延伸2
中央リニア新幹線に合わせて駅を地下化する
【地下化して延伸】と同様に、京王相模原線を境川付近より地下化させて、中央リニア新幹線と線形を収斂させます。
▲橋本駅付近の概要
▲京王相模原線と中央リニア新幹線が一体となった地下二層構造の新駅イメージ
素人の考えですが、新路線を建設・共用すれば用地取得や建設・維持にかかるコストなどが低減されるかもしれません。
駅南口周辺
▲北口側より俯瞰
駅ビル・オフィス棟・住戸棟・アリーナ・緑地を配置し、それらと付近の各施設をペデストリアンデッキで結ぶ。
周辺地域と駅をつなぐ新たな動線を確保するため、国道16号線沿いの橋本変電所付近から駅南口までを直線で結ぶ、片側2車線の大通りを新設。
北東部にある既存の樹木は残置、緑地公園とし、各施設の周囲にも緑地帯の公開空地を設ける。
▲北口側より俯瞰
▲南口側より俯瞰
▲京王・JR東海共同駅ビル
▲JR橋本駅南口
既存の駅舎をリニューアルし、ホーム上空に駅ビル「ルミネ橋本」、駅ナカ「エキュート橋本」が開業。
既存の南北通路に加えて、駅東側に「新南北通路」を設け、その北側を「新北口(ミウィ口)」、南側を「新南口(リニア・京王口)」として開設する。
▲南口地上部分
京王相模原線が地下化・延伸したため、既存の高架鉄道用地を道路に転用する。
拡幅された道路にはバス専用レーン(画像の淡青色部分)を新設し、道路渋滞を緩和する。
既存のバスロータリーはペデストリアンデッキの下へ移設。
既存の高架下のテナント・駐輪場等は新設の駅ビルへ移転。
▲移設された駅前ロータリー(ペデストリアンデッキの下)
▲駅と各施設を結ぶペデストリアンデッキ(サウスブリッジ)と
駅前から国道16号線橋本変電所付近までを結ぶ駅前大通り(サウスブリッジ大通り)
(濃青色部分は自転車専用レーン)
▲道路案内標識
リニア新幹線の駅出入口の設置位置によっては、従来の「橋本駅南口」の名称に変化が伴うかもしれません。
ペデストリアンデッキにはやっぱり屋根が欲しいですね...
現橋本駅とリニア新駅の連絡は、専用の地下通路を新設するほうがベターかもしれません。
LRTの導入
橋本駅南口を起点として
市内北部地域~市内中央地域~市内南部地域間のアクセス性(速達性・利便性・定刻運行性)の向上を目的とした
市街地平坦地域を結ぶLRTの路線(相模原リニアーるT)が開業。
▲導入車両
リニア新幹線の利用客用として客室内に大容量のラゲッジスペースを装備。
▲発着駅停車中にパンタグラフを上げて充電
JR東日本の烏山線にて運行されているアキュム(EV-E301系)と同様の蓄電池駆動型車両を導入。
▲全ての運行は地元のバス事業者へ委託
▲国道16号線付近のイメージ
蓄電池駆動型車両の導入により、走行区間ではパンタグラフを格納して走行する。
そのため、架線や架線柱が不要となりその空間の建築限界高さが低下するので、
支障する街路樹の樹枝を傷めにくい・最低限の枝打ちで済む→現在の樹勢をある程度保持したままでの運行が可能。
また、既存の道路施設(歩道橋や信号機など)の制限高さにも支障することなく運行が可能。
一定区間ごとに専用のトラックポートを設置し既存の物流にも配慮する。
(注記:実際は、国道16号線の副道部分は自動車専用レーンとして有効に活用されています)
▲JR相模線と直交する付近のイメージ
JR相模線とのダイヤモンドクロッシングを設け、(立体交差の場合と比較して)建設コストを削減する。
※ここまでフィクションです(注記を除く)
ここまで、完全に妄想を膨らませ過ぎましたが、供給過剰の感は否めません。
(実現可能性的に)京王相模原線やLRTはともかくとして、リニア新幹線の開業により現在の橋本駅とその南口周辺は
一体どのような進化を遂げるのでしょうか...
これをご覧いただいている方は、どう思われますか?
※現実の近況は以下の通りです(2014.6現在)
以下、橋本のリニア新駅に関して個人的になんとなく思うことを・・、
駅としての利便性や移動の速達性を損なわず、かつ受容能力を超えないような構造であるなら、
リニア新幹線の新駅はJR東海が標榜する「コンパクトな駅構造」でも十分だと感じます。
なので人口減少化の昨今わざわざ相原高校を移転させてまで
画像のような駅ビルやらのハコものを作らなくてもいいのでは・・とも思います。
もう一つの案として、地上部(高校)はそのままで
「農業(教育)と地下都市との共生」がコンセプトの開発なんてものアリかもしれないですね。
地下空間では近未来的な都市機能が開発・集積される一方、それとは対照的に地上ではトウモロコシ畑が広がっていて牛たちがくつろいでいる光景がある。
砂埃などの対策は必要かもしれませんが、従来のハコもの一辺倒なものではなく、そのようなリニアの駅がひとつくらいあってもいいんじゃないかとも思います。
最終更新:2014年07月05日 15:47