【LRT神奈川】


■県内のLRTを考える


このページでは、「もし県内の県北・県央・湘南地域で広域的なLRTが開業したら」
ということを妄想しています。

①「LRTネットワーク神奈川」


県北・県央・湘南地域が「LRT特区」として指定を受ける。

鉄道空白地域を抱え、恒常的な道路渋滞が発生している周辺自治体同士が共同して出資し、
県が主導となって第三セクター「LRTネットワーク神奈川」を発足させる。


▲概要図
既存の基幹路線における主要地点をLRTで結び、鉄道空白地域の解消・緩和を図る。

バス・タクシーなどの既存の道路交通事業者と、それに関連する事業や雇用の縮小を回避するため、
それらの事業者等にこのLRT事業に参画してもらい、既存の民間活力を生かしつつLRT事業へのスムーズな移行・転換を図る。



公園・遊歩道・河川・学校・出先機関などの公有地を最大限に活用。
用地買収にかかるコストの抑制を図り、同時に専用軌道区間の割合を増加させる。

この開業に伴い、鉄道空白地域のいわゆる「陸の孤島」の大部分が解消。
市街地区間では部分的にパーク&ライドや自動車の流入抑制制度を導入し、多くの区間で「車鉄分離」が実現。
慢性的に発生していた道路渋滞が大幅に緩和され、従来の時間的・環境的・経済的な損失を低下することが可能となる。


②「LRT相模線」



▲概要図
JR相模線をLRT化・部分的に複線化し、それを主幹路線化する。

その主幹路線から各鉄道空白地域へ乗入する分岐路線を新設する。

分岐路線の運営は既存の道路交通事業者が参入し、既存事業やその雇用を維持しつつ、LRT事業へのスムーズな移行・転換を図る。


▲複線化の比較イメージ
●従来の規格での複線化
  • 用地の必要面積大
●LRTの規格での複線化
  • 用地の必要面積小
  • 蓄電池駆動型車両の導入により、走行区間では架線や架線柱が不要となる点でも有利





今回は【(リニア)京王橋本駅】の「LRT発展版」です。
どうせなら県内の鉄道空白地域同士、同じ悩みを持つもの同士で共同して問題解決が図れないものかと思い作ってみました。

どうでしょうか..いつものごとく超法規的な感じですが...
イメージ画のように県内を颯爽と走るLRT(LRV)の雄姿も見てみたい気もします。

しかし、これらを現実化するには様々な法制度の整備をはじめ多くの課題がありそうです。
同様の効果を求めるなら、LRTとBRTが選択肢としてあった場合、可変性・フットワーク性・トータルコストの面ではBRTのほうが優勢な気がします。



※フィクションです





最終更新:2014年07月23日 18:16